新笠通信 奄美電信版

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興信中「・・・黄桃ゼリー・・・」

2008-08-17 14:57:50 | Diaries
こんにちは


兵士とリポーター

紛争の続いている戦闘地域があります
そこで取材が行われる
戦っている人のそばへ人が近づく
生死がかかっている状況の中へ味方ではない非戦闘員が出現するわけです
交戦国どちらの味方でもない非戦闘員の出現は戦況が有利になる材料となるでしょうか
非戦闘員は戦闘員に対しなんら影響を与えることはできません
戦闘員には本文があるからです
非戦闘員は戦闘員の上官ではないのです
上官が取材者に対する扱いの指示を出していないとすれば
おもむろに戦闘地域に現れるような取材者は味方ではないものとして扱わなければなりません
そこには上官と味方と非戦闘員である味方だけが存在しているという大前提があるわけです
そうでないものが目下の交戦相手となっているはずなのです
味方でない者を戦地に存在させておく義理はないのです

あらゆる理屈が通用していないからこそ戦地となっているのであって
理屈で安全の確保を要求しようとすることはとてもナンセンスな状況になっているわけです
安全の確保されている環境からはもっともかけ離れている状況の真っ只中にあるわけです
もっとも安全の確保されていない現場で身体に危険の生じないことを要求することほどばかげたことはないでしょう
戦地で味方でないものは異物でしかありません
味方でない者が怪我をしないようにと配慮することによって非常に気が散らされてしまいます
敵の動きに気を集中しているさなか味方ではない者の動きにも意識を向けることになってしまうためです
取材者の動きに気をとられ一瞬の判断の遅れから味方が大ダメージを受けたとします
取材者の存在が味方への損害にへとつながったと判断されると
味方ではない取材者は敵側の取材者だとする認識に変わっていったとしても不思議ではありません

そもそも誰もが生きるか死ぬかの状況におかれているエリアでは滞在している者すべてが生きるか死ぬかの状況にしかありません
特権的な待遇などはまったく無効になっているから戦場になっているわけです
敵か味方しかない状況の中で敵でも味方でもない存在の安全確保を要求することは理にかなっていないわけです
関係が薄い者の意見を検討できるようであれば最初から交戦などは生じないのです

手続きを間違えた調査員は諜報員でしかないというのがわかるでしょうか
情報収集を行っている者は協力者に対する損害を生じさせないことの確認を行ってはじめて滞在の許可が許されるものです
情報を扱う
情報を扱ってきた者の歴史
どのような者が情報を扱ってきたか
団体の者の中でも腹心中の腹心だけに情報の扱いが認められてきた
情報は内容によって質が異なってきます
誰もが知っていてもよい情報と少数の人だけが知っていればよい情報
少数の人だけが知っていればよい情報を腹心が扱うわけです

戦場にある情報とはどのようなものでしょう
戦況はあるでしょう
戦場には腹心が扱っているような情報はありません
団代の中でも戦闘部隊というごく一部門が展開している事実があるのみです
展開している部隊がとる行動に変化がみられてくることはそうないものです
作戦を専門的に遂行する団体だから組織されているわけです
戦闘を専門としている部隊に予測外の行動が見られるものではありません

建造物が壊され人々が死傷していくのが戦場であって
予測不能な奇跡が起こるのを期待するような場所ではありません
予測可能な不幸だけがある場所に何かを探しにいくものではありません

そんな不幸な場所で戦力にならない者が取材を行なっているというのは違和感があるものです
そこにいる戦闘員は戦闘員としてしか存在しえない状況にあるわけです
団体員として以外には存在できない境遇にあるわけです
取材により戦地の状況が全世界に伝えられたとしても
誰も戦闘員を続けるのはやめたほうがいいよとは言えないわけです
自由がないから戦闘員として活動している人に向かって非現実的なアドバイスは行えないわけです
志願によって戦闘員として活動している人に対しては意思を尊重するしかないわけです
願い出た時点で迷いのない存在として任務を遂行しているわけだから
団体が罷免することでしか除隊させることはできないわけです

選択の自由なく行動を行っている戦闘員のそばで自由な取材活動が行われていていることほど違和感を覚えるものはありません
自由に取材を行っている者が戦闘員の不自由な姿を伝える
兵士以上に自由な行動をとれない状態がそうあるものではないのです

交戦中の兵士と兵士の間で取材活動だけが自由に行われてしまう
どちらにとっても味方でない者がどちらからも敵とみなされてしまうのに時間はかかりません

常識の通用しない戦地では味方と敵の識別がなによりも重要です
中途半端な立場をとる者に対しては常にスパイの嫌疑をかけておく必要があるわけです

味方が情報を漏洩してしまうことにも神経を尖らせているわけです
敵味方の関係がはっきりしてしまう前から
双方とも相手の事情を探り合っているわけです
潜伏者が存在している可能性についても十分考慮しているわけです

取材者がスパイとしての役割を果たしてしまう可能性をどちら側も見込んでおくのが妥当となるわけです

報道より昔の世界というのは、新聞の時代より昔の世界では、情報は特殊な人によって専門的に扱われていたと言えます
中央集権化された社会で重要だと考えられる情報を扱っていたのはごく一部の人に限られていたといえます
中央集権階層下のそれぞれの組織の長に情報が集約されていればよいわけです

開港要求元を敵とするか味方とするかの判定があり
敵としない判断を行ったわけです
強いと判断し敵としなかったわけです
そのあとにも強いか弱いかの判断が行われていったわけです

中央集権団体は直接の自治・統治を行うという点で報道団体とは異なります
報道団体が情報提供活動を停止したとしても中央集権団体の自治・統治活動は続くわけです
報道活動を続けようが廃業しようが統治機構の活動は停止しないわけです
統治機構は報道機関のような情報提供活動を行わないわけです
報道機関のような情報提供活動というところに報道機関としての特色があるといえます

その極端なものが戦地状況の配信といったものです
交戦当事者は戦況の配信を行わないわけです
当事者による配信が行われたとなると大本営による情報操作活動となるわけです
広報活動は作戦行動の一環として活用されることになるわけです

情報は統治機構に集中する
これはまぎれもない事実です
統治機構にて情報の選別が行われ反映項目の検討がなされるわけです

統治機構が寄せられた情報として検知するかどうかに重点が置かれてくるようになります
寄せられた情報は選別され処理されていくわけです
有効/無効の判断が行われ
無効とされた時点でその情報についてはその場で処理完了となり
有効とされる情報については反映がなされていくことで処理が進行していくわけです

なかったことにすることで業務効率は格段に向上します
無効処理を増加させ情報はよせられていなかったとすることで処理効率を向上させることができます

問題点・課題点の指摘、要望などは発生していなかったとすることで何も変えなくてよいことになります

団体の規模が大きくなればなるほど影響を受ける人は莫大な数に上るため無計画に変えることは予測以上の混乱を招きます

影響範囲が大きいものほど変えることに慎重になりますし検討に膨大な時間を要するようになります

迅速に変えることが可能なものは裏返せばそんなに影響範囲の大きいものではないということがいえます

大きな流れとして影響範囲の大きなものについてはなるべく手をつけない方向にあるといえます

変えることに膨大な検討時間を要するものについて寄せられていく情報は保留扱いされ件数は無尽蔵にふえていきます

政治的駆け引きがまったく排除されたところで時間をかけ検討されていくかは重要です

重要案件が政党的事情に左右されてはいけないためです

どの政党に所属していたとしても同一の検討事項に一貫性のある見解の主張を見ることができるかは重要です

この政党に所属している場合には検討事項の見解に修正を加えて主張しなければならないとなると調整がなされた分だけ支持関係者の持つ見解が優先されることになります

支持関係者の希望に左右されることなく検討の継続を続けることができる団体はごく限られたものとなってきます

当然中央集権団体は特定の支持者だけに影響を受けた判断を行わないものとなっています

執行機関は中央集権団体であるわけです

報道機関は執行団体ではありません

執行団体のように議題検討のため費用をかけ、具体的計画を立案するために費用をかけ、集約され絞られた計画案の承認に向けての費用をかけることはありません

検討されている模様を記録し、計画された案を記録し、承認されていく模様を記録し編集を行った上で報道していくわけです

検討されるべき事が取り上げられていないとして、計画された案に課題が残されているとして、承認され反映された結果発生した問題について意識させてゆこうとするわけです

情報と頻繁に接触することになる部門で前処理が行われ、きわめて少数意見、取るに足らない情報であるといった性格をもたされたものが除去されていきます

大規模な団体ではすべての情報が上位の意思決定部門に流れ込んでしまわないように情報の質に優先付けがなされ重要性の低い情報を早い段階で遮断しなければ非効率的です

最上位の判断機関に直接苦言を届けるというのは非常にイレギュラーなことです

主に最終判断を行う部門に直接情報を届けることは最終的な手段となります

検討が必要になっていると認識してもらおうとしている事案についてはほとんどの場合担当の部門が設置されているものです

担当の部門が意見を聞く機会を用意します

個別に担当の者に意見を聞いてもらう時間の確保を要求し、意見の交換を行う場合もあります

大上段から組織を一括表現してしまう性急さを報道機関はもっています

実務者がそれぞれ抱えてきている障壁についてはなかなか配慮がなされないものです

周囲がどれだけ苦言を呈したところで代わりに実務を行う団体は存在しないわけです

本当にいい仕事をすると考えられる報道機関はいたずらに実務者を右へ左へと振り回さないものです

代議士がオリジナルの哲学を主張しないのは支持者の考えを主張しなければならなくなっているからです

困った人やならず者といった人の面倒はけっきょく誰かが見なければならなくなります

なかなか誰も相手をしなくなっているような人について担当しなければならなくなる人もいます

ふつうの人はなかなか対応しようなどとは思わない部門についても扱わなければならなくなります

とりわけわけありの人ばかりが集中して殺到してしまうのが代表です

課題がある人は代表へ代表へと直行してしまうものです

代表へ訴状が届けば迅速な処理がなされる可能性が高いというのもまた事実であるわけです

地方公共団体に対して争議を行うという発想がみられない地方もあるといえます

そういう地域では議場での追求に特徴のみられるいくつかの政党に代弁してもらうことに過度の期待がもたれる傾向もでてくるわけです

さて、特にわけありの人を集中的に扱うことも代表は要求されているわけです

特にかまってくれと訴えてくる人ぐらいしか対応する時間はなかなかないともいえるわけです

そんなに困ってはいない人を気にかける時間などないといえるわけです

最近よく目立つのは代表が辞めないから困っているといったものです

どんなもんでしょうか

執行団体に任せられないのであれば替わりにどの団体に任せるのでしょうか

今ある団体を良くしていくほかありません

団体の風通しについては地域によって大きな開きがでてきているといえます

情報化の進行によってかえって情報統制意識を高めてしまうこともあるのでしょうか


兵士とリポーターですが

生きて帰れない可能性も自覚している兵士のそばに生きて帰れるつもりでいる取材者の存在は場違いなものです

戦場から伝わってくるものがあるとすればそれは生きては帰ってこられない現実があるということです

戦闘は茶番ではないということです

芝居ではないということは命を落としてみないとなかなか伝わらないものです

味方ではない者を妨害工作を行ってくる敵側のスパイだとみなす転機を持つことは造作もないことだといえます

言動ひとつで攻撃目標となる敵としての認識に切り替えるタイミングがいつでも訪れてしまう状況の中にいるといえます

味方が敵側に寝返ってしまうような異変に注意を払うなど神経質になって状況把握を行っているわけです

予測不能な行動をとるような非常識は戦地では通用しないわけです

もともと情報は諜報員が専門的に扱っていたわけです

執行機関の中でも特殊な部門が扱う内容が情報とされるものだったわけです

ほとんど最後まで開示されるようなことのなかった情報によって判断が行われていたわけです

最後まで開示されるようなことのない性質の情報を入手するために専門の担当者が用いられるわけです

機密情報の内部漏洩者は反逆者として処理されたわけです

スパイにはスパイとしての処理がなされたわけです

戦地では戦力にならない作戦の障害にもなりえる邪魔な存在だとされている自覚も必要なわけです

兵士にとっては何でこんなところにいるのかまったく理解できない目障りなよそ者でしかないものであることもあるわけです

戦力のたしになることはありえないどころかこちらが安全確保のために骨を折らされてしまうとなるのです

生死がかかっている人のいる場所での理解不能な行動は命取りになります

理解不能な動きをみせるのは敵のとる行動になるからです

指定された範囲内の行動にとどめている限り危害を加えないといったような契約を取材地側の部隊と仮に交わしているようなものです

極限状態では事前に取り決めた約束が絶対になります

部隊との約束だけが命を一応保障することになる取り決めになるわけです


本体からの伝信

未だ到来せず

本日も飛来なし

同胞子息に幸多からんことを