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勤め先やファミリーを、でたらめな人間に、団体に、めちゃめちゃにされない そのためにもっともふさわしい

2016-04-29 08:32:36 | Diaries
企業は従業員の子や従業員自身の晩年について、興味がない?
興味を持たない。制度の形成を含め運用を社会に丸投げするのが最善だろうか?

こんな人間の晩年になんか興味ないし、関わりたくもない、知りたくもない。
という立ち位置に徹するべきだろうか?

こんな人間の晩年に関わりたくない。という認定はいろんな立場で、決定が間違いなくなされてきている。

勤め先が、彼の晩年には関わりたくない。そういう決定を下したという事実はあるとかないとかいえるでしょう。
彼の妻が、彼の晩年には関わりたくない。そういう決定を下したという事実はあるとかないとかいえるでしょう。
彼の子が、彼の晩年には関わりたくない。そういう決定を下したという事実はあるとかないとかいえるでしょう。
介護事業者が、彼の晩年には関わりたくない。そういう決定を下したという事実はあるとかないとかいえるでしょう。

介護保険料を納付していれば、誰かがいつかは介護してくれるでしょうというような、そういう単純なものではない。

彼の晩年には関わりたくない。と思わなかった人間がひとりでもいたか?という 最終成績が反映されることになります。

彼はほかのひとのため、人並みとはいえないほど、いろんな負担を背負ってきた、苦労してきたはずなのに、配偶者や子はいいかげんな人間だった。
そこででてくるのが、介護保険料を運用している団体であるはずです。


国民健康保険は皆保険となっている。それに倣って介護保険が2001年の4月からスタートした。
国民のすべてに介護保険料の納付が義務付けられた。

納付は強制だが、要介護者になったとき介護保険を適用したサービスを提供するか否かは社会福祉協議会をはじめとする介護団体の意向次第、
何十年と納付していても、どこの介護事業者からもおつきあいを断られる、というケースはけっこうでてくる。
介護保険というセーフティーネットからはずれる、はずされる人間はでてくる。

人は誰でも、こういう男だけとは交際しない。こういう女だけとは交際しない。結婚しない。といった、譲れない一線はあるでしょう。

介護保険料を皆保険にして全員に納税義務を課すということは、「わたし絶対こういう人と結婚したりなんかしない」
とあなたが思うような人でも、社会として、介護しなければならないという大義名分ができた、ということが
いったいどれだけの国民がわかっているだろうかということになってきます。

社会福祉協議会というところは、性質ももっています。
心証の悪い住民の申請は受理を渋る、ほとんど門前払いといってよい状況を作り出すところがあるので、
窓口は一日中がらがら、という地域もでてくるでしょう。状況を作り出すこともできます。

介護保険料を払わせておきながら、介護保険制度の恩恵にあずかれる住民は、こちらのほうで選別、選抜させて
いただきます。という状況をうみやすい、という性質を持っています。

住民の意識としても、町長選挙において、現町長を支援した人間の申請はすんなり通るが、元町長を支援した人間に対する
門前払いは露骨を極めることがあるという印象をもっている人もいるでしょう。

ここの特別養護老人ホームは、入所者の顔ぶれは、首長を支援していた、何千人と人口がある中でも、首長支持派の序列第何位の連中・連中の親族で
占められていた、というようなことがおこりやすいのです。

社会福祉協議会を構成しているひとりひとりが、公共団体内部においてどの派閥に属しているか、どの候補者の支持をもって、任官を決定的な
ものにしたかという過去に縛られていがちなものです。

それはさておき、こんな男の介護をするのはこんな女の介護をするのは、不本意であるとしながらも、現在実際に支援にあたって苦労されている
方々のご苦労に感謝の意を述べておかなければなりません。