筑波大学硬式野球部のブログ

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ラストシーズンにかける想い⑮

2020年09月10日 18時49分56秒 | 2020年 4年ブログリレー

 

こんばんは。

マネージャーの葛山です。

このブログリレーも終盤に差し掛かる今回は、原田英路(社工4・一宮)と兵藤寛山(体育4・県立沼田)の2名です。

 

 

こんばんは。

4年SSDの原田英路です。

日頃より筑波大学硬式野球部へのご支援とご声援、誠にありがとうございます。

拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

思い返してみると新人練のボール回しで暴投しまくったことが、昨日のことの様です。嘘です。

まず、選手時代に最も忘れられないエピソードは二年の天王台リーグ(部内の対抗戦)です。大学に入ってからの私はうまくいかないことが多く、理想と現実のギャップに悩むことが多かったです。そして、いつしか仲間と自分を比べて劣等感を抱いてしまっていました。

しかし、この天王台リーグでは自分自身と真摯に向き合うことができ、周囲とではなく過去の自分と比較して野球が上手くなったという感覚と成長する楽しさを痛感しました。

結果的にも打点王になること(このことを覚えているのは、このリーグにかけていた現スタッフの同期くらいでしょう)ができ、これまでやってきたことが間違ってなかったと報われた気がしました。

そして、二年の秋のシーズンを終えてSSD(データスタッフ)としてチームに携わることを決意しました。
きっかけは、チームが明治神宮大会に出場したことでした。

リーグ戦、関東大会、そして神宮へと駒を進める中で、なぜか心から喜ぶことができない自分がいました。それは、チームの勝利に間接的にでも貢献できたことが1mmもなく、そんな自分に応援する資格や部に所属している権利があるのかという葛藤があったからです。

そこで、少しでもチームの勝利に貢献したい、仲間と感動を共有したいと思い、SSDになりました。
簡単な選択ではありませんでしたが、今でも後悔は全くありません。

 

昨年のリーグ戦では、心の底から勝利を願うことができ、自ら行った対策をもとにバッテリーがピンチを抑えた時には、裏方として支えるという今までに感じたことのないやりがいを体感できました。

新チームになってからも主将の島脇やヘッドコーチの鵜澤をはじめとする同期がSSDの力を必要としてくれました。

その期待に応えるためにも今までの当たり前を一新し、チームにコミットしてきたこれまでの期間は大変でもありましたが、とても充実した日々でした。

 

しかし、そんな同期と勝利を分かち合うことができるのも目前の秋季リーグ戦だけになってしまいました。
ここで優勝することこそが、私がこれまでお世話になった方々への最高の恩返しだと思っています。

感染症の影響の中でも様々な道を模索して働きかけてくださった川村先生をはじめとする指導者の方々、

文句ひとつ言わずに大学でも野球を続けさせてくれて地震があった時だけ連絡してくる家族、

ミーティングするっていうと嫌な顔をする(特に三年生)けどいざ始まれば的確な指摘してくれる可愛くて頼もしい後輩のみんな、

ここには書き切ることができませんが、本当にたくさんの方々の支えのおかげでここまでやってくることができました。

本当にありがとうございました。

頼りがいがない4年生だったかもしれませんが、最後まで力を貸してください。

 

そして、同期のみんな。

本当にいろいろな人がいて、特に最上級生になってからはいろいろな大変なことが起こって、それでもどんな時でも一緒だったみんなで優勝したいって思っています。

プロ目指したり、企業で働いたり、先生になったり、引退したらそれぞれの道に進むことになると思うけど、最後の最後で最高のラストダンスを見せましょう!

Be the One!!

 

長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただいてありがとうございました。

今後とも筑波大学硬式野球部の応援の程、よろしくお願いいたします。

 

 

はじめまして。

筑波大学硬式野球部投手コーチを務めています、兵藤寛山です。

日頃から筑波大学硬式野球部を応援していただきありがとうございます。

「あ、インスタの動画の最後にふざけているかたわれか」と思ってくれている方は、弊部を愛してくれているのだなとしみじみ感じます。

 

さて、私がこのブログを書いている時点では、予定通りリーグが行われているのかどうかはそれはそっと横に置き、話をしようと思います。最後の意気込みということですが、ある男の話をしようと思います。

その男の名は、鵜澤健斗、弊部の95代目(適当)のヘッドコーチです。

私は投手ヘッドコーチという立場から、練習や、試合、メニュー決め、ミーティングという部活での重要なことを彼と共にしました。なぜ、彼の話をするのかというと、そうです。

ズバリ私は彼が苦手だからです。

彼は、几帳面、常にオラオラしてる、熱い、怖い、野球大好き、話長い、人格者っぽい振る舞い、自己中、車をぶつける、ノックうまい、時間に細かい、奇声、雨が見えない、知也の弟、朝起きるの早い、、、本当に嫌なところあげ出したら、彼女よりも嫌なところが出るってくらい出てきます。

最近も思いつきで必要だと思うメニューを追加したら、「おめぇのいい加減さにイラついてるんだっぺよ」とガチギレされました。本当に怖い。もっと人間としてオブラートに優しく言葉を包めないの?って思いました。

正直な話、部活というコミュニティがなければ、話もしないだろうし、一生関わらなかったと思います。お互いヘッドになった時に、「絶対合わないし、喧嘩するだろうから次の日にはちゃんと謝ろうね」という口約束をしました。謝っているのはいつも私ですが。^_^

 

ではなぜ彼の話をするのかというと、苦手でありながら同じビジョンを持つ者として尊敬しているからです。

 

「リーグ優勝、日本一」新チーム始動の時に、チームで話し合って決めました。

私は「明るく楽しく元気よく」がモットーで、プライベートと部活は完全に分けたい人間です。

彼は「オフ?スタッフにそんなもんねっぺよ。」くらいのスタンスで、オフの日にメニュー決めを強要してきます。彼がもし社長になったら間違いなくブラック企業と言われる会社に殿堂入りするでしょう。

でも彼はいつでも勝つために、野球部のためにを考えて行動しています。これは私には絶対に真似できないし、こいつには一生勝てない、今もそう思っています。常に衝突しまくってますが、目指すところは一緒です。鵜澤には、刺激もらってばっかりだし、こいつがヘッドコーチじゃなければ、チームはまとまらないだろうなって思います。

人生において馬が合わない人と付き合う、つまり馬を合わせることは大事だと思いますが、今となっては本当にいい出会いをしたと思います。

いつか教師になって鵜澤と監督として戦うのが夢です。負けず嫌いなので絶対勝ちたいです。

 

話が蛇行しましたが、要約すると勝ちたい思いは一緒だよってことです。

コーチになってから投手を見てきて、史上最強の投手陣が出来上がったと思います。

無観客試合になったのが残念なくらい、皆様にお見せしたかったです。

僕は意見を共有することが苦手でしたが、投手スタッフである夏見や田上にはめちゃくちゃ助けられました。彼らなしでは、チーム投手は崩壊していたことでしょう。

投手リーダーである村木を中心にわがままばかり言われてきましたが、ギリギリのところで精神マン耐えしました。はーい、マン耐え。

蛇行に蛇行を重ね、何言ってんだ?こいつみたいになった方はごめんなさい。

意気込みはシンプルにまとめます。

 

絶対勝ちます。

応援よろしくお願いします。

 

 

 

本日は以上です。

次回は待井壮一郎(体育4・長野)と松石遼典(体育4・佐賀西)の2名です!

お楽しみに!

 

マネージャー

葛山大介

 

 

 


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