伊園旬の「このミス大賞」受賞作。
このミス大賞の受賞作だから、ミステリーと言うことになるんだろうけど、私的にはミステリーではない。
冒険小説というのともちょっと違う気がするけど、敢えてどこかのカテゴリーに入れるとすれば、冒険小説。
セキュリティーシステムを破り、マーカを手に入れることを競うゲームに3チーム(別の日には他のチームが参加している設定だけど、物語の構成上全く関係ない)が参加するが、どのチームもそれ以外にそれぞれ別の目的を持っている。
そこに管理人の娘がフィアンセとともに戻ってきて、ドタバタ劇になってしまう。
登場人物の名前がどれも変な名前ばかりだし、メモでも取りながら読まないと、どこのチームが何をして、その結果どうなったか訳が分らなくなってくる。
状況設定も結末も全てが不自然でリアリティーは全く無いから、完全なフィクションとして割り切って読む必要がある。
決してつまらない小説ではないけれど、再読する気にはなれない・・と思う。
宝島社文庫 562円
このミス大賞の受賞作だから、ミステリーと言うことになるんだろうけど、私的にはミステリーではない。
冒険小説というのともちょっと違う気がするけど、敢えてどこかのカテゴリーに入れるとすれば、冒険小説。
セキュリティーシステムを破り、マーカを手に入れることを競うゲームに3チーム(別の日には他のチームが参加している設定だけど、物語の構成上全く関係ない)が参加するが、どのチームもそれ以外にそれぞれ別の目的を持っている。
そこに管理人の娘がフィアンセとともに戻ってきて、ドタバタ劇になってしまう。
登場人物の名前がどれも変な名前ばかりだし、メモでも取りながら読まないと、どこのチームが何をして、その結果どうなったか訳が分らなくなってくる。
状況設定も結末も全てが不自然でリアリティーは全く無いから、完全なフィクションとして割り切って読む必要がある。
決してつまらない小説ではないけれど、再読する気にはなれない・・と思う。
宝島社文庫 562円