toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「新幹線知られざる開発史」

2014年08月30日 | 読書日記
新幹線の開発にまつわる歴史的、政治的な背景の話。
技術の話かと思って読み始めたのにがっかり・・・。
「技術面の詳細については割愛するが・・」とか「技術面に関することを解説することは本書の趣旨からはずれる」とか、全く触れられない。


双葉社
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「二千七百の夏と冬」 荻原浩

2014年08月30日 | 読書日記
ダム工事による発掘調査の現場から縄文人の骨が完全な形で発見される。
以後、森沢明夫の「ライアの祈り」と同じ構成で、その骨の主ウルクの物語と、2700年後の現代の話が交互に語られる。
縄文人のウルクの話がメインで、現代の話はその合間にその後の展開を少しだけ挟まる感じで、無い方がウルクの物語が中断されずに読みやすい。
自分の住むピナイをある事情で追われたウルクは弥生人の住むフジミクニで暮らすことになりやがてカヒィと恋に落ちる。途中に入った現代の話で、縄文人の骨の隣から弥生人の骨が発見されることから何となく先が見えてしまう。


双葉社
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