toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「トヨタ物語」 野地秩嘉

2018年02月20日 | 読書日記
日本を代表するグローバル企業のトヨタの生産技術に関して書かれた本。
と言ってもトヨタ生産システムを説明するのではなく、このシステムがどのように生まれ、どのように広まり、そのように発展してきたかに焦点が当てられている。

トヨタに関する書籍は数多あり、その中には良く書かれていないものも多い。
「絶望セールス」なんか読むと、どうしようもない会社と思わせる。
それに対してこの本は思いっきり好意的に書かれている。

本田宗一郎や井深大だと開発物語となるところだろうけど、豊田喜一郎も彼らに負けないエンジニアでありながら、乗用車の完成前に亡くなったせいか、開発に関してはあまり読んだことが無い。
この本もそのあたりにはちょっと触れてるだけで、メーンテーマはその生産システム。

物作りが大好きな私にとっては大変興味深く読めた。






日経BP社
コメント
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