toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ソロモンの偽証」 宮部みゆき

2018年11月14日 | 読書日記
2月に読んだ「不毛地帯」以来の6分冊に及ぶ超大作。

中学生ではちょっとありえない設定で現実味が無いけれど、宮部みゆきだから大丈夫。
こんなこと有りえないとか、こんな中学生いないよとか思いつつも、しっかり物語に入り込んでしまう。
主人公を次々と変えながら物語が進んでいく形式も上手い!!

厚さを揃えるためか、6巻には後日譚になる短編「負の方程式」がおまけについている。
本編の最後も短い後日譚が有るけれど、それで十分な気がするが・・。
「負の方程式」で主人公が弁護士になっていたのはちょっと短絡的と思ったけれど、二人が結婚していたとは。




新潮文庫
コメント
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