ソビエト連邦時代のエストニアで生まれたラウリ・クースクという人物の物語。
ソ連からの独立が時代背景になっていて、歴史に翻弄される。
ラウリ・クースクが主人公の物語の合間に、後年に謎の人物が彼の足跡をたどる話が挿入されるので、読みにくくて仕方ない。
挿入されるサイドストーリは謎の人物の一人称で書かれているので、正体がなかなか分からなくて余計イライラさせられるけれど、途中でジャーナリストであることが明かされ、第二部の終わりで、ラウリ・クースクの学生時代の友人であることが明かされる。
第三部になってメーンストーリの時代がサイドストーリに追い付くと、主人公が代わるだけになるので俄然読みやすくなる(でも物語はもう終わりに近い)。
最後はソ連崩壊で引き離された友情物語で終わる。
物語の冒頭に登場するラウリ・クースクがはじめていじったパソコンTRS-80は私も学生時代いじったことがあって懐かしい。
その後はCP/Mに行ったのでMSXは経験してないけれど・・・。
2023.8.30
朝日新聞出版
ソ連からの独立が時代背景になっていて、歴史に翻弄される。
ラウリ・クースクが主人公の物語の合間に、後年に謎の人物が彼の足跡をたどる話が挿入されるので、読みにくくて仕方ない。
挿入されるサイドストーリは謎の人物の一人称で書かれているので、正体がなかなか分からなくて余計イライラさせられるけれど、途中でジャーナリストであることが明かされ、第二部の終わりで、ラウリ・クースクの学生時代の友人であることが明かされる。
第三部になってメーンストーリの時代がサイドストーリに追い付くと、主人公が代わるだけになるので俄然読みやすくなる(でも物語はもう終わりに近い)。
最後はソ連崩壊で引き離された友情物語で終わる。
物語の冒頭に登場するラウリ・クースクがはじめていじったパソコンTRS-80は私も学生時代いじったことがあって懐かしい。
その後はCP/Mに行ったのでMSXは経験してないけれど・・・。
2023.8.30
朝日新聞出版