中学生達の物語だけど、大人の世界でも全く変わらないことは誰でも知ってる。
この本では、「透明なルール」は自分が勝手に思っていただけで本当は無かったことになっていて、教育的にはそれで良いんだろうけれどちょっと納得できないと、空気を読むのが得意ではない私は思ってしまいます。
最後に伏線が回収された形になっているけれど、最初に投書されたときに気づかなかない方がおかしくないか?
それと愛はどうやってクラスに目安箱が置かれたことに気づき、いつ投書したのか疑問。
と色々書いたけれど、面白かったから続編を期待したい。
2024.4.24
KADOKAWA