さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

洋楽の対訳

2009年05月18日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
英語を日本語に訳する・・・これって、本当に難しいというか、人によっての解釈の仕方でこんなにも違うものなのか?と思うことがある。

僕は洋楽が好きで、CDコレクションの半数以上が80’sの洋楽アルバムであるわけだが、英語なんてほとんど理解力のない僕にとっては、対訳を目で追いながらその楽曲を聴いて理解しようとする。
次の歌詞は、チャイナクライシスの「ファイア・アンド・スティール」という曲の対訳であるが、ベスト盤の内田久美子さんの訳と、オリジナル盤の渡部潮美さんの訳とではもちろん、ニュアンスだとか、解釈の仕方に少しの違いがあるのは理解出来るのだが、「うむ?ちょっと待てよ?」と思った一節があったので見てほしい。

I could never keep a beat ,too busy in my paradise
put a crocodile in high office
And something out of place inside
When all is said and all is done
My hands that work with a fire and steel
Fashion play your part to be workers of red
Fashion play your part to be workers

楽園に遊ぶのが忙しくて ビートを刻んでる暇がない
ワニを高い地位につかせて
場違いのものを大事なところに置いておく
だけど結局 俺は火と鋼を扱う職工

流行が君の代わりに 真っ赤になって働いてくれるさ
流行が君の代わりに労働者になってくれる

               【内田久美子】訳


極楽な場所ではビートがうるさすぎることなどあり得ない
高官の事務所にワニとか 何か場違いなものを置こう
とどのつまりは 俺は火と鋼鉄で生計を立ててきた
革命的な労働者を演じるんだ 労働者を演じるんだ

               【渡部潮美】訳

どうだろう・・・英語に強い方は、結局同じ内容の訳詞だと理解するのだろうか?
やはり、ただ単に僕が文法に弱いだけで、解っていないだけなのだろうか?
どうも、僕にはこの二人の訳詞のしかたには、歌詞の内容が変わってしまってるようにしか思えないのであるが、英語に強い方が見られたらコメントがほしいところである。

ただ、それも楽曲そのものからくるイメージの捉え方が、人によってそれぞれちがうように、歌詞だって捉え方に自由があっていいんじゃないの?と言われれば、そだなとは思うけどね。