さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

悲しき聴き捨て感覚の時代

2019年05月20日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
誕生日、社長からお小遣いを頂いたので、無駄使いせず、帰りにBOOKOFFでジェファーソン・エアプレインBESTのCD 680円を一枚買って帰った。
寂しい店内だった・・・年々、中古CDの数が減っている・・・まあ、CDを買う人が激減してるのだからあたりまえといえばそうだが、中古CD専門店やネットでならまだまだ欲しいものは見つかるし、買えるんだけどね。

近年、いつしか音楽はファッションの一部になってしまった。 「別にそれほど好きでもないけど、いま流行ってるから聴く。」2、3年前の曲なんか聴いてたら、「古い曲、まだ聴いてるんですか~w」みたいな会話もあったり。

音にもそれほど関心がないみたいで、MP3のような圧縮音源を平気でスマートホンなんかで聴いてたり、まあそれで事足りてるわけであって、ライフスタイル自体に、腰据えて音楽を聴くという場面がないらしい。
僕としては、せっかくの楽曲を、バンドを、楽器を、ボーカルをより本物に近い形で聴いてほしいし、音楽を嗜むということはそういうことであって・・・あ、そうか、別に嗜む事なんてしたいわけじゃないんだったね。

会社の若いスタッフにも訊いた事がある。 「なんでCD買いたいと思わないの?」「買ったら邪魔になるでしょw だからダウンロードで十分です。」


レコードやCDのジャケットはアートだとか言ってる俺は、彼らにしたら、ただの骨董品好きなオヤジなんだろうね。(苦笑)

音楽はいま100均感覚、使い捨て、聴き捨ての時代に入ってます。

そんな事を思いながら家に帰ると、二枚の骨董品が届いていた。 ネットオークションで落札した、懐かしきリトル・リバー・バンドのLPだ。



見ろよ、しかもカラーレコードだぜ!!帯付き、盤も目立つ傷なし、2枚で1,000円なり。

俺はね・・・最後まで戦うよ。自分の感性を信じて、自分の物差しだと言われても、目に見えないモノだとしても、おかしな風向きに従う気はない!!(苦笑)






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