岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会2018年2月

2018年03月01日 19時05分30秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2月講座 2月19日、26日。団地集会所



 今月は19日と26日に分けて開催した。先月の講座を中座したり欠席した人が参加できなかったからだ。開催してほしいという要望もあった。それだけ積極的に参加する人がいるというのは嬉しいことだ。


 参加者はみな表現したいことが沢山ある。自然現象を目の当たりにして叙景歌にする人、微妙な人間関係を表現する人、社会詠に取り組む人、境涯詠が得意な人。自分のスタイルが出来つつある。定型を身に着ける時期を乗り越えて、作者の独自性を形作る時期にきているようだ。


 課題はある。


「漢語の音感が悪くないか」「主語と述語がはなれていて意味が取れにくい」


「言葉が俗ではないか」「言葉が重出している」「表現が最適か」「助詞の用法」


「説教臭くなっている。」「景が浮かぶか」。だが手を入れる箇所が減ってきている。なんだか一山超えたようだ。



 短歌の修練に必要なことを毎回確認しているが、今回は一項目追加した。

1、短歌をたくさん詠む。2、短歌をたくさん読む。3、作品を声に出して読む。4詩集を読む。


 今回の追加。5、良質な芸術に親しむ。


 会員の募集をかねて、参加者の作品を集会所の掲示板に張り出し、引き続き会員を募集する。

 連絡問い合わせ先:045-922-5542(岩田自宅)


 講座は毎月第四月曜、10:00から12:00。




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