霧が丘短歌会 2020年2月 @霧が丘グリーンタウン第一住宅集会所
今月は秀作が揃った。毎回、作者に聞かなければ歌意の分からない作品があるのだが、今回は一首もなかった。しかも実感がある。工夫の余地はあるものの、表現したい抒情が定まっている。
題材も多彩だ。「叙景歌」「心理詠」「家族詠」「挽歌」「社会詠」とジャンルも多彩。
課題。
「文語文法の間違い」「洒落過ぎている」「一読して読者にストレートに伝わらない」
「文語と口語のバランス」「印象が散漫になっている」「漢語が固すぎる」「助詞の要綱」
「結句がシャープではない」「余計な言葉が入っている」。
しかし作品の着眼点がよく、作者一人一人に独自性がある。これは大きな進歩だ。
後半は「星座α」の尾崎主筆の歌集から17首を全員で音読。これを始めて4が月になるが、これで歌境が開けてきたようだ。
最後に「短歌の修練のために」の確認。
1、短歌を多く詠む。2、短歌を多く読む。
3、作品を音読する。4、現代詩を読む。
5、良質な芸術に親しむ。
次回は、3月23日10:00から12:00。参加費2000円。場所は毎月同じ。
申し込み、問い合わせ。045-922-5542岩田宅