岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会:初冬

2013年11月30日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2013年 11月25日 於)団地集会所


1、短歌の素材、

 「冬の朝」「跡形もなき夏の片鱗」「ツワブキの咲く寂しさ」「歩道橋を渡る感覚」

 「葬式の日の心情」「鉢植えの枇杷」「シャンソン歌手のドレスの輝」

 「驟雨の中の蜂」「よりどころない心情」「末枯れた紫陽花にとまる紋白蝶」

 「街中の紅葉」「畑のはての光る堤防」「石段の上の紅葉」「ハロウィンの一場面」

 「吾に構わず伸びる山蔦」「おだやかに過ぎる秋の輝」「山あいを過ぎる神輿」

 「消えない過去の記憶」「綿入れに感じる父母のぬくもり」「秋山徳蔵」

 「ひたすらに寝て過ごす老犬」


2、主な論点、


 「比喩の独自性」「読者に伝わるか」「把握が大雑把ではないか」「擬人法の是非」

 「HOWを詠えているか」「焦点が絞れているか」「発想は良いが語順に難はないか」

 「情景が分かるか」「言葉に無駄はないか」「固有名詞は情感を固定する」

 「下の句に工夫の余地がある」


3、告知、

 ・秀歌を沢山読んで、自作を沢山詠むのが重要

 ・短歌は一人称の文学である

 ・新作は何度も声に出して確かめる

 ・事実を並べただけでは「詩」にならない

 ・引き続き、遠隔会員、添削会員を募集する

   連絡先 090-8017-9217(岩田携帯)




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