霧が丘短歌会 2013年 11月25日 於)団地集会所
1、短歌の素材、
「冬の朝」「跡形もなき夏の片鱗」「ツワブキの咲く寂しさ」「歩道橋を渡る感覚」
「葬式の日の心情」「鉢植えの枇杷」「シャンソン歌手のドレスの輝」
「驟雨の中の蜂」「よりどころない心情」「末枯れた紫陽花にとまる紋白蝶」
「街中の紅葉」「畑のはての光る堤防」「石段の上の紅葉」「ハロウィンの一場面」
「吾に構わず伸びる山蔦」「おだやかに過ぎる秋の輝」「山あいを過ぎる神輿」
「消えない過去の記憶」「綿入れに感じる父母のぬくもり」「秋山徳蔵」
「ひたすらに寝て過ごす老犬」
2、主な論点、
「比喩の独自性」「読者に伝わるか」「把握が大雑把ではないか」「擬人法の是非」
「HOWを詠えているか」「焦点が絞れているか」「発想は良いが語順に難はないか」
「情景が分かるか」「言葉に無駄はないか」「固有名詞は情感を固定する」
「下の句に工夫の余地がある」
3、告知、
・秀歌を沢山読んで、自作を沢山詠むのが重要
・短歌は一人称の文学である
・新作は何度も声に出して確かめる
・事実を並べただけでは「詩」にならない
・引き続き、遠隔会員、添削会員を募集する
連絡先 090-8017-9217(岩田携帯)