可破家の御啓・６

可破家の御啓(かばかのごけい)・６


透明「まず、このこだらですが、

　　　これは子孫の暗示として

　　　古くから使われる言葉です」

賢木「子孫・・・。」

透明「次のむそんのりは、むとそんのりに分かれ、

　　　むは無しの意味合い、そんのりはここでは

　　　乗りこなすと言う意味に繋がります

　　　つまり乗りこなすことができないという

　　　意味と捉えてください」

　陣「子孫・・・乗りこなすことができない」

透明「そして、次のかばかてりですが、

　　　これは最後に読み解きますので

　　　続きの話をしますね」

賢木「えっは、はい」

透明「破滅来たりては読んで字の如く、

　　　このままだと破滅するという意味

　　　次のけけのたをは、家の存続を、

　　　やさかは方位を、きむてしは北方を

　　　はらきなりが直ぐに見直せとなります」

　陣「え～っと・・・これって英語みたいに

　　　逆から繋げるのが良いのかなぁ

　　　今の感じだと、北方を見直さなければ

　　　家が破滅する的に聞こえるけど・・・」

透明「文字配列はそう単純じゃないけど、

　　　今の解釈は悪くないと思うよ」

　陣「えへへ」


いやお前分かっている体(テイ)で

話してたんじゃないのかよ


透明「続き行きます

　　　よもつは、この世の摂理や道徳、ルール

　　　かえましは、則っていない、つまり

　　　破っているという意味になります」

賢木「えっルールを破っている」

透明「はい最後のかんのんがつまいは、

　　　観音様のお力を借りる、もしくは帰依しなさい

　　　というものだと思います」

賢木「・・・子孫、乗りこなすことができない

　　　破滅する、北方を見直せ、

　　　摂理や道徳、ルールを破っている

　　　観音様のお力を借りる帰依する・・・。」

　陣「う～ん・・・・繋がりが

　　　よくわからなくなってきたぞ

　　　あっそういえば、最後に読み解く

　　　っていってたやつはどうなの」

透明「う～んと・・・それは

　　　今までの解釈が終わってから」

陣＆賢木「」


皆さんは何かわかりましたか



　　　　　　　　　続く・・・。

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