Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

もっと光…(キンギョハナダイ)

2012-02-08 18:56:07 | ハタ科

寒いー。ハッキリ冬な本日の沖縄島です。

空模様もドンヨリ系。なんでも沖縄県は日照不足状態なんだとか。

昨年の11月27日~1月24日までの約二ヶ月間の日照時間は、平年の43%だったそう。

もっと光を…って感じのこの頃です。

風は北。曇。

120208

〈ハタ科ハナダイ亜科ナガハナダイ属キンギョハナダイ(pseudanthias squamipinnis) 12年1月3日 沖縄島安和グスク〉

当地ではほとんどどこでも普通に出会える本種。

にもかかわらず、被写体に選ばれやすい印象が…。

鮮やかな体色のおかげかな。

和名にはタイの文字があるけれどもちろんタイ科ではなく、キンギョがついててもコイ科フナ属でもなく、ハタ科の魚。

といってもハタ感はまったくないハナダイ亜科所属。

ユカタハタの幼魚なんかと比べると、類似性があるような気もしないでもないですが……。まあ、その程度。

ちなみにそのユカタハタ属のバーミリオンシーバスが、本種の天敵なんだとか。

キンギョに似ているからキンギョハナダイの和名を持つ本種ですが、英名は複数持っていまして、その中には『lyretail anthias』なんて名も…。

竪琴のような尾のハナダイという意味ですが、どうでしょう?

竪琴に見えますか?

次に出会ったときには、耳を澄ましてみましょうか。

綺麗な音色が聞こえる気がするかも…。

コメント
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