Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

南高北低(キカモヨウウミウシ)

2015-03-31 18:29:04 | ウミウシ

南高北低、つまりは夏型の気圧配置により、汗ばむ陽気のやんばるです。

もちろん夏日な感じになりました。

さらには南の海上にある台風4号の間接的影響で、明日はさらに暑くなるのだそう…。

直接的な影響はなさそうなので、恩恵だけをいただけそうです。

風は南東~南。晴れ。

〈イロウミウシ科コモンウミウシ属キカモヨウウミウシ Chromodoris geometrica 15年2月13日 沖縄島安和グスク〉

学名種小名は『幾何学、幾何学の』の意。

和名のキカモヨウは幾何模様、つまりは幾何学模様ということなのでしょうか。

幾何学模様とは、三角形・方形・菱形・多角形・円形などを素材とする模様のこと。

画像の個体なら、白地に黒の幾何学模様、さらにそこにイボ状突起の円形模様も加わっている感じかな。

その色合いは和服の文様のよう。

さしずめ、露芝文様と毘沙門亀甲を組み合わせたような感じに思えたり。

露芝は夏の着物や帯の柄。

すでに夏を纏ったウミウシ……、なんて強引に思ってみたり…。

 

コメント
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