Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

ブルース・リーにヌンチャク(フトトゲヒトデ)

2018-02-23 18:36:23 | 水中生物

前半は雨交じり、後半は青空もチラホラ…、という空模様だった本日のやんばるです。

この週末もぐずついた天気が続きそうです。

水中ではクジラの『ソング』が、かなり賑やかに響き渡ってました。

風は北~北東。曇ときどき雨、のち曇ときどき晴れ間。

■■

原始時代から現在に至るまで使用されている武器に『棍棒』があります。

武器としては非常に単純で、基本的なものの一つ。猿人や原人が手にした木ぎれや骨がその発祥なのだとか。

それが時代と共に加工・強化されて発展し、メイスのような武器になったのだそう。ギリシャ神話に登場する英雄ヘラクレスが使う棍棒も、先端に三つの突起を持つメイスで、これがトランプのクラブ(クローバー)という名称の由来だという説もあるのだとか。

現在使われている棍棒といえば『警棒』で、護身用や警備用、あるいは捕縛用などに広く使用されているのだそう。

ところで僕は最初、『棍棒』というもののイメージで、鬼が持っているようなバットからスパイクがたくさん生えているようなものを思い浮かべたりしたのですが、あれは金棒でしたね。

金棒は正確には『金砕棒』というのだそうで、ざっくりとした僕の理解では棍棒とは用途や長さが違うよう。

それと棍棒には少し変わったタイプのものもあって、その一つが両節棍。

いわゆる、『ヌンチャク』のことです。ブルース・リーが映画で使用した武器ですね。

この前、インターバルにブルース・リーの映画の話をしたら、僕以外の誰一人(20代~30代のメンバー)ブルース・リーの映画を見たことのある人がいなくて、かなりのショックを感じたりしたのですが…。

ブルース・リーの映画、見たことありますか?

■■

さて…

〈フトトゲヒトデ科Mithrodia属フトトゲヒトデ Mithrodia clavigea 18年1月22日 沖縄島安和〉

学名種小名は『棍棒を有する』の意。

腕に規則的に並ぶ太い棘のことなのでしょうね。もちろん和名もここから。

しかし相当な数の棍棒を持ってますね。

これだけ棍棒を持っていれば、『鬼に金棒』あるいは『ブルース・リーにヌンチャク』並みに強いのでは…とか思えたり。

 

コメント
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