陽光サンサン、風は穏やか~な良い感じのコンディションだった本日のやんばるです。
でも明日はお天気下り坂のよう…。
そこからは雨の日と晴れの日が交互に並ぶような予報になってます。
今週の後半は目まぐるしく天気が変化しそうです。
ただ、気温的には暖かな週末になりそうですけど。
水温も上がり始めたようですし…。
風は北東。晴れ。
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つい最近、ご近所にブーケ屋さんがあるのを知りました。その店の存在自体は知っていたのですが、その店がブーケ屋さんだとは知らなかったのです。
それを知ったときの僕の最初の感想は、『ブーケってそんなに需要があるのかな』って感じ。いやだってブーケって花嫁さんの必需品ではありますが、それ以外には使わないでしょう。と思ったわけです。
しかしながら少し気になって調べてみると、どうやらそうではなかったようで…。
『ブーケ』とは『生花や造花の花束』のフランス語で、つまり花束とブーケは基本的には同じ意味なのだとか。つまりそのお店は、生花や造花の花屋さんだったわけです。
もっとも基本的に同じ意味だといっても、日本ではこの二つの言葉は使い分けられているよう。
一般的に、『花束』といえば縦長で背丈があり前後があるものを指し、『ブーケ』といえば花嫁さんの持つ『ウエディングブーケ』を指すのだそう。
だから僕のイメージは、まあ間違っていなかったってことでしょうか。
『ウエディングブーケ』には二つの意味があるのだとか。一つは厄除けの役割で、古くから虫除けに使用していたハーブを集めて束にし、新婦が持つことで花嫁を一生守ってくれるお守りとしての意味を込めたのだそう。
もう一つは儀式から。中世ヨーロッパで、男性が野の花を摘んで束にして、プロポーズの言葉とともに女性にプレゼントしたのだとか。受け取った女性はプロポーズを受ける意味を込めて、贈られた花束の中から一輪抜いて男性の胸に差したのだそう。これは『ブーケ』のみならず『ブートニア』の由来でもあるのだそうです。
『ブートニア』って知ってます? 結婚式のとき新郎が胸につけてる花飾りのことです。最近の式では省略されることが多いそうですが。
花束にしてもブーケにしてもヨーロッパ起源の花文化で、日本に古くからあったわけではありませんね。日本に古くからある花文化と言えば、『生け花』や『華道』ですから。
前述のように一般的な花束が縦長なのも、送られた相手がその花を生けるため、つまり花が痛みにくいように花茎の長い状態で束ねるのだそう。
ヨーロッパでは花束という出来上がったものを贈り、日本では素材として束ねた花を贈っているということでしょうか。
まあどちらにしても、花束を贈るという行為は日本の男性にとってはかなり敷居が高いですよね…。
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さて…
〈タテジマウミウシ科オトメウミウシ属ミルクオトメウミウシ Dermatobranchus fasciatus 20年1月14日 沖縄島安和〉
学名種小名は『束状の、帯状の』の意。