じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

名将の采配

2010-07-28 18:35:26 | テレビ・映画
  


今日は風が強かったです。その分過ごしやすかったような……いや、決して涼しかったわけではないのですが、慣れというのは恐いもので体温並みorそれ以上の温度が当たり前の毎日だと30度ちょっと超えたくらいなら涼しいわね~と感じてしまいます。毛穴が増えたのか???でもね~~こうも毎日、毎日、毎日、毎日、ま~~いにち暑いと、梅雨の前くらい あとちょっと髪を伸ばすことにしたことを後悔しちゃうのよね~~普通に1つに縛ってた位じゃ背中が暑いからオールアップにしないと耐えられなくて 風呂上りに前屈みでタオルドライをしていると「伸びたな~」と感じるようになってきたので目標まであと一息。中学の頃は今よりももっと長くて、しかもレイヤーだのシャギーだの入っていない状態でお団子じゃなくてリンゴか と突っ込みたくなるようなシニヨンでアップなんぞとてもじゃないけどできる状態じゃなかったので、それに比べたら軽くなってるから苦じゃないし~~何よりも、、、こんな風になりたい!という思い描く理想があるので面倒じゃなくて楽しいの

一昨日になりますが、NHKで名将の采配という番組をやっていたのを見ました……というのが、「武田信玄VS上杉謙信・激戦の裏の裏の心理戦~川中島の戦い~」だったから 始まったばかりの番組のようで、今回が第2回だったのですが、激しくつまらなくて、くっっっだらない番組でした エライ専門家のセンセーを呼んで、ゲスト二人がジオラマを使って歴史上有名な戦いの各武将の采配を予測し、それが正解かどうか専門家が答えて解説&正解をジオラマで実践するという流れ。ゲスト二人があーでもない、こーでもないと悩んだり話し合ったり……最先端の研究でも答えが出ないような難題だったり、いろんな見解があるような専門的な内容なら面白いと思うんですよ。でも、この番組のは所詮教科書や一般常識レベルの通説が答え。そこに至る経緯を見たって別に面白くも何ともないのよね~~まるで小学校だわ。嫌いだったのよね~~ちょっと調べれば分かるような当たり前のことを皆で話し合ってその姿勢を先生が評価する。積極的な性格の子が発表する間違った答えをグループの意見として出したり、正解が分かった時に皆が嬉しそうに騒いだり、、、そういう授業がつまらないと思っていたじいは相当可愛げがなかったと思いますね~~簡単すぎて最初から正解を知っていることを「あ、そうか!」と目を輝かせる気にはなれなかった。それよりももっと発展した内容が知りたかったし~~当時の嫌な思い出を髣髴させるような番組展開にうんざり。もう見ないっ

ただ、VTRやジオラマを見ながらリアルにその土地が分かる自分に思わず苦笑。出身者でも住人でも何でもないのに妙に感じる土地勘 1年間で何回だ?3回か4回は行ったな~~しかもほとんど自分の足で歩いてるから方向やら眺めやら実感できるのよね あの地はじいの内野愛の全て…とは言わないけど酸いも甘いもぜ~んぶひっくるめたあまりに多くのもの、愛のいろんな側面が詰まっているからなぁ~~やっぱり今でも映像等々を見ると胸がきゅ~んとします

ところで、、、またまたイリアス講座が更新されています 冒頭のガンダムとワンピースの話はそのアニメ自体を見ていないので??だったのですが、“本題”の方はなるほどな~interestingな内容でした。「イリアス」が日本人の心によく分かる理由が挙げられていて、今回はその1→物語の構成について。「それぞれの場面やエピソードが、つねに物語の全体像を映し出している」点、「長い長い物語の最初と最後に、同種のエピソードを配するという、まさに交響詩のような構成をとっている」点を挙げられていましたが、これ、じいは音楽に喩えると分かりやすいのよね~~同じ旋律を違う楽器で弾かせたり、転調したり音程の高さを変えたり等など 下手に狙ってやると露骨すぎて安っぽい曲になるけど、効果的にやるとぞくぞくして堪らないのよね あるいはミューに喩えればリプライズですね~~まさにレミゼなんぞは音楽も言葉も(英語だと特に顕著)どーしてこんなのを作れるの!と思うくらいだけど、他の作品でもかな~りあるわけで……見事な技法と美しいシンフォニックな構成、解読するのは大変そうだけど、それを紐解く作業も楽しいし、そこでまた思いのやり取りができるのも嬉しいですね~~何だか木内さんの策略というか悪魔の囁き にまんまと引っかかっていっているような アキレウスに会える日まで1ヶ月ちょっとか……テンション上がってきたわ~~
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ドラマスペシャル 鬼龍院花子の生涯

2010-06-06 23:46:42 | テレビ・映画
今日はカツ丼が食べたいな~と朝から思ってて、一度頭に浮かんだ欲求は満たされないと落ち着かないじいは、珍しく……いや、ほ~~んと滅多にないことなのですが夜はカツ丼にしました カツは一から作るのは面倒だったので総菜屋さんからの調達ですが でもね~~案の定(笑)半分食べたくらいでお腹いっぱいになり、そのうち胸やけし始め……だから言わんこっちゃない カツ定食みたいに白いご飯と別々に食べるのは余裕で1人前OKだし、これまた無性に食べたくなることがあるんだけど、カツ丼みたいに一緒になると……って、卵とおつゆを加えただけなのにどうして脂っこくなるんだか???どーにも一人前食べるのはちょいとキツイ。。。米粒を粗末にするのはもってのほかなので頑張って食べましたが、親子丼か他人丼で充分だわ~~

で、、、本当は録画しといて後でちゃちゃっと見るはずだった「鬼龍院花子の生涯」 お風呂の前にちら見していたら、そのまんま最後まで見てしまいました。土佐弁だらけ~~ついつい龍馬さんの喋ってたのが耳に残っているので微妙な感じがしましたが、「~しとうせ」という言い方だったのは嬉しかったな~~何げに好きな言葉なの 国営放送公営放送の方の人が喋ってる「~してつかあさい」はどうしても好きになれなくて(別の地域の方言では?という意見もありますが土佐弁の1つに間違いはないようです)この作品、夏目雅子さんの代表作であり、なめたらいかんぜよ!の超有名なセリフは知っていましたが中身は全然知らなかったんですよね~~鬼龍院花子が主人公じゃないの みたいなお恥ずかしい状態だったもので 今回ヒロインの松恵を演じた観月ありささんですが、立て続けに往年の名女優さんたちが演じられた役をやってますよね~~まさに銀幕のスターの絶対的なオーラという意味では物足りない気はするんだけど(もうそういう存在の人ってなかなかいないですよね)まぁ頑張ったなぁと←超上目線で 話の展開や設定といい演出といい昭和の香り満載なかなかツッコミどころも満載で、手を握ってる場合じゃないだろ~~とか何かと笑えるシーンも結構あったりしたのですが まぁソコソコ面白かったので このドラマ、、、お目当ては岡田さんだったのですが、またもや観月&岡田カップルは結ばれず 「ナースのお仕事」でもね~~じい的には最終的に結ばれた医者役の人が大嫌いなので最初の恋を成就してほしかったなぁと思うのですが、これは他局ドラマの話なので置いといて……かっちょいい役じゃないですか 悲劇の結末だけどね~~政五郎と刀で相対するシーン、相手が高橋英樹さんなだけにヘタレっぷりが更に ただ、やっぱりじいは生の舞台で会う方が好みだなぁ それに、、、実はこっちの方に意識がいってたのよね~~高橋英樹さん 好きだったのよ~~子供の頃。どんだけ渋いガキだったのって感じですが、特に「三匹が斬る」は堪らんかった 最近は立ち回りシーンを見ていなかったので久しぶりに刀を振り回すところが見られて嬉しかったですぅ~~さすがにお歳が とも思ったけど足腰の安定感や動きは素晴らしかったわ 政五郎ってなかなか美味しい役ですよね~~表裏いろんな顔や落差で魅せるキャラクターだし。

映画版も見たくなったけど、五社監督だしエログロっぽいのよね~~ちょっとうら若き乙女(爆!)には躊躇いが……アハハ~
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八日目の蝉

2010-05-04 23:51:30 | テレビ・映画
今日は暑かったですぅ~~ 今も1箇所だけ窓を開けていて、念のために虫除けのアースノーマットもスイッチオン

昨夜はじいママと話していて、まぁ普段から近所の井戸端話レベルから突如マジメに世界情勢について語ってみたり~(笑)と、それはそれは脈略のないグダグダ話なのですが、何の話からか“高貴な”家庭の“不登校”話なんぞになって、じいは「遅くできた子供の親ってゆとりある子育てができるなんて言うけど、若さゆえに無謀さが目立つヤンママより遥かに性質の悪いバカ親になる可能性が高い!」と吠え、ママンは「あれは嫁さんを選び違えたのよ」と……あはは~~これじゃあマックスパパとゾフィー様 ワイン片手に歌い上げてみる……とか でも、最近じいがあまりうるさく言わなくなったのをいいことに……というか励ましてるつもりで言ったんだろうけど、ここのところ何かにつけて「そのうち良いことがあるわよ、ジョブもラブも」なんて繰り返していたので、まぁ英語的には違うけど日本語としては韻を踏んでて上手いじゃん!とそんなことじゃなくて、ここら辺で釘を深~くさしとかないと と思って「世間で言うところの幸せと引き換えに所帯じみた生ぬるい雰囲気を醸し出すような存在にはなりたくないから」とバッサリ 最近ちょっと仕事関係でそういうのを感じたことが立て続けにあったものでねぇ~~ ま、そんなことを言いつつ今日は柔軟剤と美容液パックの最安値を求めてドラッグストアをはしごしたり、ハンバーガーの半額クーポンをチェックしたり……いんや、コレは賢い生活者なのでっす

ところで、実は毎週欠かさずに見ていたドラマがありまして……今日が最終回だったのですがNHKで放送されていた「八日目の蝉」 最初は岡田浩暉さん出演 というのがお目当てだったのですが、よくよくあらすじを見てみたら去年読んだ本だったという。。。とにかく誰に対しても共感できない後味の悪い話でした。強いて言うなら連れ去られた子供の薫=恵理菜とその実母・恵津子が一番可哀想なのかな~とは思うけど……う~~ん、これまた違うような 最後に恵理菜が不倫相手の子供を産もうと決心するところも身勝手だし、成長した恵理菜を追いかけて名前を呼んだ季和子なんて、そこで敢えて呼ぶか?とムカついたし ま、彼女の場合は裁判で最後に発した言葉や刑務所内で書いた手紙に関してバカか?と思ったけど まぁね~~そもそもは軸になっているテーマ自体が何だかな~って感じでした。何の責任もない子供という存在を免罪符にして大人たちの言動の言い訳にしたり、母性を絶対視したりしているのが気分悪かったです。じいの勝手な感じ方だけど、どんな形であれ母性は必ずあって~と肯定していて、それとは違う感性や意見を持つ人は人として問題があるんじゃないの?みたいな方向に向かわせる危険を孕んでいるような描き方なのでは?と思ったんですよね~~そこがなんとも気分悪いっ!母と子の結びつきを否定する気はないし、じいは独り身だから説得力はないかもしれないけど、子供という存在に対する感性を基に自分と他者との関係を語ることこそ説得力がないんじゃないかな?と思うのよね。“そういう感性”って人によって違っていいものだし、人間だから本来持っている、こうあるのが普通、なんてことはあり得ないんだし。

ただ、それとは別にざらついた気持ちが残るというか、去年考えに考えた「ブラックバード」とは全く違うんだけど「根源的には」という意味では似ている“気持ち悪さ”があったんですよね~~そういう部分で人間ゆえに持つ感覚の存在があるがゆえなのかな~~と思うところも それと、、、じいは「子供に罪はないから」的な見方で批判をねじ伏せたり、やってしまったことを正当化するようなことは大嫌いなんだけど、それとは別に子供がないがしろになるような覚悟のない不倫関係の二人というのは許せないです。子供ができたとか誘拐したとかそういうのはもちろんなかったんだけど季和子と同じことをしていた人を知っていて、不倫していることを隠して相手の子供に会ったり、真実を相手の家族が知っていないことを平気で自慢するような発言をしたり……一番可哀想なのは子供。そういうことは全部感じ取っているものだと思うし~~ふと、その人のことが頭に浮かんじゃったわ
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突如いきなりマクヒース!

2009-09-17 14:52:35 | テレビ・映画
今日は朝イチで面接に行ってきました。行く道すがら、災難の重なること重なること……ついてないな~と思うような午前中でした ま、帰りは停車駅の少ない電車に乗れたので、ま、いいか という感じで。。。

帰宅後に“取調室”を見ながら 昼ごはんを食べていたらぶっ飛びましたよぉ~~ マクヒースが登場しかもじいのお気に入り、「遠い場所へどこか」(1幕ラストのリプライズじゃない方)を歌ってるよぉぉ~~ 一気に血が逆流!公演当時にタイムスリップでした。アレは特別な舞台ですから

はい、、、今日は玲奈ちゃんがゲスト。どーして出てるの?何しに来たの??とめちゃめちゃ失礼なことを思ってしまったわけですが、来年1月の「ウーマン・イン・ホワイト」の再演の宣伝だったみたい。最後に紹介があったので。で、どうして↑のようなことが起きたかというと、冒頭にベガーズの話が出たんですわ。話を振ったのは徹子さん。玲奈ちゃんに「あなた、舞台の上から私をご覧になってらしたとか?」と質問。そしたら「舞台上から黒柳さんが見えて緊張した」と答えてて……そういえば、じいもその場にいたんだったわ 確かステージサイドに座ってたから気づかなかった覚えが。でね~~以降は……ハハハ やっぱり出ました、徹子さんの内野さん 発言 「私、あの時の内野さんが凄く良さそうで、内野さんを見るぞ!と思って」 更に玲奈ちゃんの出演演目の映像が流れる前に紹介する時に「ミー&マイガールと、ベガーズ・オペラ…内野さんもちょっと出てくるのと、それとミス・サイゴンの主役をやっていらっしゃるのと…」と、絶対に外さない内野さんの名前 でもね~~サイゴンの主役ってエンジニアの方じゃなかったっけ???そして映像が流れたわけですが、徹子さんは顔が緩んでました しかも「はい、内野さんです……フフフ」としっかりと紹介。気持ちは分かります……じいもざるそば←今日のお昼 を食べてた手が止まって釘付けでしたから でも、珍しいなぁ~とも思いました。ポリー@玲奈ちゃんのシーンでよく使われるのは2幕のルーシーとのバトル「けつかんねん」のところなので。コレって徹子チョイス しかもベガーズの時はしっかりと名前のテロップが!!!絶対にそうだわ

玲奈ちゃんの話はずっと前にNHKで放送された「トップランナー」等々で話していた内容と同じ。小さい頃は引っ込み思案だったこと、アニーを観て舞台に立ちたいと思ったこと、自分でオーディションに申し込んで最年少でピーターパンやエポ@レミゼに選ばれたこと、ウーマン・イン・ホワイトの話などなど。。。レミゼの映像、「恵みの雨」はイズミン君?藤岡君??2006年の映像って出てましたが、それならノビマリさんが見たかった~~ WIWの初演は予定が重なって行けなかったから再演は絶対に行かなくちゃ 最後の方で家族でフランス旅行の話が出てましたが(思わず某噂が浮かんで笑っちゃった)ベルサイユ宮殿にも行ったという話からマリー・アントワネットのことが……これ、徹子さんに振ると止まらなくなるぞ~~卒論テーマだったという話を聞いたことがあるので
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愛を読むひと

2009-07-08 20:48:58 | テレビ・映画
珍しいでしょ~~ じい、大抵はレンタルで済ませるので映画館に赴くことは滅多にないことなのですが、どうしても気になって行ってきました 今日は水曜日!レディースデーだったし 以下、ネタバレありで勝手語りを 見に行く予定のある方はご注意ください。

あらすじは公式サイト 主演のケイト・ウィンスレットがアカデミー賞を取ったニュースは知っていたのですが、原作は読んだことがなくて、朗読が愛のツールの恋愛物か?とか思いながら軽い気持ちで行ったのですが……いや~~重かった深かった こんなにも多くのものを問いかけられた映画は久しぶりでした。めちゃめちゃ良かったですわ~~ホント、行って良かった

いろんな見方ができる作品だと思いますが、じいは学生時代の専門に絡めて歴史学的なものを中心に受け止めました。15歳のマイケルが始めて女性を知ったその女性は36歳のハンナ。ひと夏の関係となり、ある日突然ハンナは姿を消すのですが、その後再会したのは法廷。マイケルは法学生で傍聴し、そこでハンナの秘密が明かされ、彼女は戦前ナチスの親衛隊でユダヤ人収容所の看守をやっていたことを知る……この裁判のシーンは正直なところ辛くていたたまれなかったですね~~ユダヤ人虐殺の罪について尋問する裁判官、ハンナ一人に罪を着せようとする他の看守仲間だった被告人たち、収容所の実態を証言するユダヤ人女性のマーサー、この裁判を素材に学生たちに問題提起をする教授、自国の過去の罪を糾弾する、あるいは嫌悪感を示すゼミの学生たち、そしてハンナの言い分。もちろん戦時中の罪について許されるものではないし、それに対して裁きを下すのは当然のことだと思います。悪いものは悪い、ハンナたち被告にどんな事情があろうとも有罪になることに弁護のしようはないし、彼らが懲役刑を言い渡された時に「でも、殺された人たちは戻ってこない。この人たちは刑務所に入っても生きているんだ」とやりきれない気持ちになったんです。

でもね~~すっぱり良い/悪いでは拭いきれない部分があったんですよね~~罪を一手に被せられてハンナが反論しなかった理由、、、読み書きができないということだったんです。見た目判断ですが、他の元看守の被告たちはソコソコの暮らしをしていておそらく教育も受けていて?立ち回る術を知っているようだし、ユダヤ人虐殺を世間に知らしめたのはマーサーが執筆した本。。。公判中に収容所で殺されるべく選別していた行為を書類にする話が出てきた時、これをハンナの所業ということにされて筆跡鑑定をすることになって彼女はその鑑定を拒み罪を認めた……文盲ということを明らかにされたくなかった彼女のプライドとマイケルは言っているんだけど、そこに恵まれた育ちをしていなかったのであろう(想像ですが…)ハンナの人生が悲しかったし、そのハンナがかつてマイケルに本を朗読してくれることを頼んだ彼女なりの「思い」が詰まっているようで切なくてねぇ。。。

で、結局ハンナは無期懲役の刑を言い渡され20年以上服役した後、出所前に自殺してしまうんですわ。服役中にマイケルはハンナに自分が朗読したテープを送り続けるんですけど、やがてそれは彼女が独学で文字の勉強をすることに繋がっていく……最後、マイケルがハンナの遺書を読むシーンがあるのですが、じいはここで大号泣 1つ1つの文字を書くまでにあった壮絶な学習過程、それも自分がかつて関係を持った男の朗読によって学んだこと、その男への思い……言葉ではとてもじゃないけど軽々しく表せないようないろいろなものが詰まっていると感じたんですわ。昔、高校時代に「illiterate」という単語を覚えた時は単に暗記しただけだったんですよね~~でも、この言葉にここまで重いものが詰まっていることが分かったような。。。

ただし この涙は複雑でして……その涙を流す自分の欺瞞 泣くことで突きつけられた問題に目をつぶつことになるのではないかと思ったんです。ハンナは「自分が残したお金は生き残ったユダヤ人母娘(娘=マーサ)に渡してほしい」と遺言に書いているけど、結局マーサーは外の箱は受け取ったけど中身のお金は受け取らなかった。それほどに背負った、、、いや背負っている歴史は重いんです。泣いて済む話じゃない 泣いて答えを出してスッキリする問題ではないわけで。。。ホント、重い作品。

マイケルの行動も考えさせられることが多々ありました。単に惚れたの何のっていう話じゃない……もちろんそういう感情はあったと思うけど。でも、ハンナの秘密が明らかになった時に負の気持ちが湧き上がったんじゃないかな?と感じたし、朗読テープを送り続けたことに「ただならぬ思い」が存在したのは本当だと思うし。。。でも、自分だけが知っている彼女の秘密=文盲であることを法廷で証言しなかった&何らかの行動を起こさなかったこと、面会に行ったのに会わずに帰ったこと、出所直前に何十年かぶりに会った時にハンナが差し出した手を一度は握りながらもすぐに引っ込めたこと……それは自分に繋がる歴史を真摯に受け止めようとしながらも、いざ向こうから近寄ってくると拒んでしまう正直さであると同時に罪でもある、まさに今生きている自分たちに繋がる姿なのではないかな~と。

そんなわけで、、、邦題は「愛を読むひと」となっているけど、じいは男と女の話としては捉えられませんでしたね~~もちろん マイケルとハンナ、本当の恋愛感情なのか?と言われると首をかしげるところがあるんですが、まったくそういう感情がなかったとも言えないし……でも、朗読=愛と単純に結びつけることはできないと思うんですよね~~そこに込められたいろんな視点。歴史であったり、純粋に人間の営みであったり マイケルがハンナについて語ろうとした時に、二人の間に男女関係があったことから始めた時に、マーサーは話を遮った。よく歴史観の問題だったり国際関係云々の話で、国レベルの大きな歴史があって、それとは別に個人の人生があって一人の人間としては…と語られることがありますけど、マイケルが知るハンナの人間性も本当、でもそれが説得力がないこと、その人間性でマーサーが知る罪の弁護をしてはいけないことも本当。適切かどうかは??ですが、軍人だった家族がいたら、空襲を受けたり被爆者等々の家族がいたら、あなたはどんな風に考えますか?ということに共通しているのかな~~と。答えがないのよね~~作品が与えた問いかけであり余白部分。

いや~~この手の話をし始めるとエンドレスに綴ってしまうのでこのくらいに。ハンナを演じたケイト・ウィンスレット 素晴らしかったですね~~かなり年齢幅のある役ですが見事に演じてました。じい、やっぱり思い出すのは「タイタニック」ですが、その時も“レオ様”とのシーンよりも年老いてからのシーンに引き込まれましたし。。。

この作品を見ながら……さて、日本ではここまでの作品を作り、受け止めるだけの素地があるだろうかと 特定の立場から見た作品は結構あるんですけどね。。。でもね~~これはドイツの話だから良くも悪くも他人事というか、冷静に受け止められましたが、日本に置き換えたらどうだろうか???日本も同じ問題を抱えています。じいはそれを本当の意味で受け止める自信がありません。この映画を見て、かつて自分が研究したことを本気で理解していたのか、、、考えれば考えるほど苦しくなります。でも、大事なことです……本当に
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スタパ&ミセシン

2009-02-24 23:05:17 | テレビ・映画
今朝は空模様と同じように なるような あり……前にも書いた問題の人物 返信がないことに逆ギレされてしまいました 「大事な存在と思っているからこうやって連絡してるのよ」と……はぁ それなら言わせてもらいますけど~と言いたいことは盛りだくさん。アホらしくて愚痴るのも面倒なんですけど、、、頻繁に干渉し合うことが相手を思いやることじゃないと思うんだけどなぁ~~大事に思うから敢えて触れない、それでも相手を思い合える、大事だからこそ踏み込んではいけないことがある、ずっと付き合っていきたいから自分も恥ずかしくないように生活する、それが本当の友情だと思うんだけど。。。まぁ、土足で踏み込まれ続けて10年余り、この人には言っても分からないことだから

さ~~て、以降は楽しい話。今日はテレビ三昧 午前中はTBSでアラフォーを。午後はちょいとお役所絡みの用事で出かけたのでスタパとミセシンは録画をして帰宅後に

スタパ、今日のゲストは玲奈ちゃん 久しぶりに素の姿を見ましたけど、雰囲気が変わった 前にトップランナー収録の時はもっと可愛らしい~感じ だったんですけど、今回はちょっと大人っぽいというか落ち着いた感じで……番組自体の雰囲気もあると思うんですが、その時に演じてた役の影響というのもある気がするんですよね~~トップランナーの時はベガーズ直後だったからちょいとおきゃんな感じ 今回はちょいと前まで演じてたキムが残ってるのかなぁ~と……トップランナーの時にも役名を主語にして話してることを話題にされるくらいだったから でも、そういう風に役の人生の中に飛び込める役者さんって好きですね~~

話の内容は特に新しいことはなく、引っ込み思案だったけどアニーを見て負けず嫌いの血がウズウズ→ピーターパンに応募→レミゼでこの世界で生きていこうと決心した等々。。。家族の話もちょっとだけ前より詳しく 武内アナをまっすぐ見て話す姿は素敵だなぁ~と思いましたわ。その凛とした視線に釘付け……やっぱり見た目おとなしそう~とかそういうのは当てにならないんだな~と……内面がしっかり詰まっているのが本物 そういう「充実感」を感じましたね~~じいも頑張らなくちゃ!と意味不明に 励まされ……

歌披露もあり 回転木馬の曲とレミゼの「On my own」 舞台みたいに話の流れで聞くのとは、入り込み方とか違うから感情移入するところまではいかなかったんだけど、一つだけ…… この曲ってどこを強調するかでエポの性格が変わると思うんですよね~~2007年の時に観た時の玲奈エポ、マリウスへの恋心の切なさもあるんだけど、それ以上にエポ自身の女としての生き方が強く表現されてたように感じたんですけど、今回の歌でもそれが表れていたと思いました。特に「あの人何も知らない だけど道はある」というところ 哀しい力強さ、、、しっかり感じ取れました

ど~して出演してるんだろうと??で、実は昨夜某所にて出演を知ったという状態だったんですが、2・3月の「みんなのうた」で放送されている「翼を今」という曲を歌ってるというところからだったんですね~~全く知りませんでしたわ ちなみに……来週火曜日、今度は石丸幹二さんがゲスト出演とか ミュージカルな出演が続きますね~~

そしてそして

関東エリア限定ですが、今日からミセシン再放送開始。誰の番宣???愛しの君じゃないことだけは確かだけど(笑) さんざん話が嫌いだとかヒロインがいちいちムカつくとか言いつつ、やっぱり光さんには会いたかったので登場シーン限定で見ちゃいました よって、視聴時間は10分少々…みたいな 何げにリアルタイムでも見てたんですけど、やっぱりこの時に内野さんだとハッキリ記憶してたら好きになってなかったと改めて……今だから普通に見られるというか……いや、やっぱりね~~思わず「あちゃー」と突っ込みたくなる場面が満載なんだけど。。。最後のバラとか……ねぇ 超迷惑な奴!とか(笑) まぁ、そんなことを言いつつ光さんなら全然OK よ~とかおバカ全開の気持ちもなきにしもあらずだったり

ただね~~一瞬ドキッ とした表情があったんです。公園での初対面シーン&チロのつがいを買いに行くシーン。みずほを見つめる表情……じいにとっての宝物、アノ日とアノ日 その時に出会った内野さんの表情とあまりに似ていたから。。。この人は年をとらないのか と考え込んでしまいましたわ イイ感じに年を重ねて、イイ感じに変わらないで、でも常に「今」が一番素敵で……結局は愛しさが募るといういつもの答えになってしまうわけなのでした
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実はかな~り好きなんです

2009-02-06 23:35:01 | テレビ・映画
今夜の「必殺仕事人」、亀治郎さんがゲスト出演 先々週の予告を見て、てっきり悪役かと思ったら理不尽に殺される方だったのね~~ でも、、、セリフの中で芝居好きの婿殿@東山紀之に「澤瀉屋は…」と言わせたのは笑いましたね~~さすが松竹

で、今日の本題はその前 ドラえもん映画の話。じい、さすがに日テレで放送された時代のは知りませんが、ドラえもんと共に育った世代 中高生の頃はテストの度に本気で“暗記パン”が欲しかった……テスト範囲を全部食べ切れるのか本気で心配したり(笑) 映画も小学生くらいまでは見に行ってた覚えがあります。

今回放送されたのは久々の新作。「ドラえもん」をそれなりに知ってる方なら分かるはず キー坊の話を元に作られた冒険作品です。声優陣が総入替してからリメイク版が続いててイマイチ気乗りしなかったんですが、やっと新しい声にも慣れた感じですね~~やっぱり違和感はあるけれど 話も結構しっかりしてて……前キャストの頃の末期辺りの映画の出来を考えると作品的に良く出来てたと思います。進化っぷりにも圧巻 立体的な映像(多分CG?セル画ではなかなか出せないと思うから)、子供向けにしてはずいぶんハイレベルな問題も提起している内容……凄いな~と思いました。しかも、あろうことか最後にホロリ キー坊とお別れしたのび太に、キー坊が履いてた靴(のび太には小さくなって履けなくなった靴だったの)が片方だけ残される場面、弟のように可愛がってた姿が思い出されて切なくなっちゃって思わずポロッ でも、手放しは褒められないかな~~宮崎アニメ(特にナウシカやもののけ姫)っぽい展開&構図あり~の、セーラームーンを思わせる落しどころあり~の、もう少し頑張りましょう!というのはありましたわ。

でもね~~やっぱりじいは自分が見てた方(作品も声優さんも)に思い入れがありますね~~大魔境→ジャイアンが憎らしくてカッコイイ、海底鬼岩城→バギーちゃんに感動、魔界大冒険→パラレルワールドの発想が素晴らしい、小宇宙戦争→大人になる意味を教えてる?何げに奥が深い……と、語り始めると際限ないので止めときますが……キー坊繋がりでいくと「雲の上の王国」がオススメです。これ、昔からずっとマンガを読んでる人には涙モノだと思います。過去のいろんなキャラクターが出てきてのび太たちを助けるんですよ。で、最後に成長して植物星の大使になったキー坊が登場する 内容的にはちょいと説教くさいんだけど、かな~りマニアックに楽しめます。

***********

ところで、、、ちっちゃなエリー君 どうも各所で「困ったさん」になっているようで……じいのところもなったんですが、取れて行方不明になった~という声が続出 どうやらボールチェーン部分が弱いみたい。幸い失踪したままという事態になっている人はいないみたいなんですが……じい、まだ一緒にお出かけしたことないんですよ。コレ、外出先だったら大変なことになりますよね~~皆様もくれぐれもご用心
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高校教師

2009-02-05 21:45:08 | テレビ・映画
家にいるようになってからの日課!喫茶店並みの豪華モーニング?を取りながら新聞をパラパラと……テレビ欄を見て思わずキャー TBS10時~の再放送枠で「高校教師」が再放送 昔録ったビデオしかないからDVD録画しなくちゃ 今回は初代、元祖の 新バージョンのは激しく面白くないというか、それ以前に生理的に受けつけないアノ俳優がセンセー役なので勘弁してほしいという 「元祖」の方も決して好みというわけじゃないんですけどね~~

いや~~超懐かしかったです 野島脚本全盛期で野島ワールド全開、テレビ局もまだ番組制作能力が だった時代ですね~~ドラマの設定はまさに自分と同世代。毎週楽しみに見てましたわ 今の子たちには大した内容じゃないけど(現実に起きてる事件の方が凄いから)、当時は凄く刺激的&衝撃的な内容だったのよ~~ じいも女子校出身なので理解できるような、できないような そもそもいませんでしたけどね~~ になるような男性教師は(笑) それに、あんなに「女」満載のオドロオドロシイ、恐い世界じゃなかったし。でも、あの時ばかりはセーラー服に憧れました。ずっとそういう制服には縁がなかったので。

各話タイトル、セリフ、鮮明に覚えてましたわ それだけ録画したビデオを見倒したってことなんですけど……これまたあり得ない展開もあるんですが、そういう無防備で危うくて純粋なところはある意味ホントのこと。。。好きな人を振り回す魔性っぽいところがあるキャラクターって何げに好み

あと、、、やっぱり場所 そうなの~~井の頭公園 京王線の改札が自動改札じゃなくて人がいたのには時代を感じますが このドラマで知って、何げに「憧れの地」で、こっちに住むようになってすぐ行きましたね~~井の頭公園といったら「高校教師」という感じでした、、、じいの中で。でも、今はやっぱり黒ちゃん かなり風景も変わっているので「高校教師」の方の映像と単純比較はできないけれど、京王線のガード下付近は結構ロケ地が被ってるんじゃないかな~と。何だか、毎朝妄想を浮かべながら再放送を見てそうな予感
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内緒のソワレ、実は…

2008-04-29 23:59:02 | テレビ・映画
本日は休日出勤 休日出勤恒例 上司からの差し入れ~~今日は常務からチョコレートをいただきました コーヒーと合うのよね 帰宅後はお預けをくらってた内野さんからのメッセージ 仕事の疲れも吹っ飛びました。詳細は限定なので内緒ですが、日頃じいが観劇する時に思ってることを演じる側の内野さんも思っていてくださってた という言葉があって、すっごく嬉しかった~~ もうぅぅポリーみたく、どこまでもついてく って感じです。。。

さてさて、昨夜放送されたトップランナー ゲストは笹本玲奈ちゃん 実は、、、スタジオにいたんです 3週間くらい前に書いた“謎のソワレ”の正体、この番組の収録の観覧でした~~ 緘口令は敷かれなかったけど、一応放送されるまでは黙ってました ゴメンナサイ で、本日暴露しちゃいますよぉぉ~~

収録当日は夕方にNHK集合、途中に解散→再集合で1時間くらい外で時間つぶしをしないといけなかったんですが、それを除くと3時間くらいの拘束でした。周りは玲奈ちゃんと同年代の女性が多かったですね~~でも、中には男性もチラホラ。ベガーズのパンフを持ってる人もいて、じい、思わず横目でちら見 ドキドキしちゃいましたよ~~赤いコートのお人に

最初はライブ収録 スタジオに向かう途中の道は、さすがにテレビ局 迷路みたいで、絶対に取り残されたら迷子 内野さんも風林火山の撮影の時に迷ったっておっしゃってましたけど納得でした じい、井上クンがゲストの時の回を見てたので何曲か歌ってくれると期待してたんですけど、担当Dの方曰く、1曲入魂で集中したいということで、放送された「All for Laura」のみでした。じい、「ウーマン・イン・ホワイト」は直前まで迷って結局行かなかった演目なので、当然ながら曲も??状態で レミゼかサイゴン、あわよくば ルドルフからのナンバーかな~と予想してたんですけどね~~舞台で聞くよりはちょいと な感じではあったんですが、素敵な歌声がナマで聞けたので良かったですぅ~~っていうか、ついこの前まで頻繁に会ってた状態だったんですけどね、、、ベガーズで 歌ってた時の照明、実は直前で変更があって、照明係さんのこだわり?を反映 20分くらい収録が押しちゃいました。歌い終わった後、玲奈ちゃんに「今ので大丈夫?」「どうだった?」とスタッフから確認が入ってて、玲奈ちゃんは笑いながら「多分・・・うん・・・」みたいな感じで照れ笑い が入りつつ話していました。

この後、スタジオ内整備のために一度解散。1時間後に再集合して再びスタジオ内に。今度はトークの収録。順番はほぼ放送された順序と同じで、コーナーごとに区切って撮影が行われました。収録の前に注意あり 周りでテレビカメラや人が動いていても“カメラ目線”を送らないよ~に 要するに無意味に一般人の面が映りこんだら困るってことなんですけどね……そりゃ、そうだわ

トーク開始。放送ではいきなりミュージカルの話から始まってますが、冒頭、挨拶代わり 司会の二人が「ベガーズ・オペラ、観に行きましたよ。凄い熱演でしたね~」って……さらっと流す程度だったので特に話題として取り上げられたことはなかったんですけど、じいの頭で勝手に編集作業開始 冒頭にベガーズの映像でも入るのかな~なんて思ってて 実際には合間でちょっとだけ流れましたよね ポリールーシーの「けつかんねん」の場面。マクヒースの姿も ウフフ~~まさか勘助サマと同一人物とは思わないかも 司会の二人はミュージカルにはあまり詳しくないっぽい 最初の方はお互いにどことなくぎこちない雰囲気があって、トークも探り探りって印象を受けました。玲奈ちゃんも初のテレビ出演(ですよね?)で緊張してたのが伝わってきてたし。でも、後半になるにつれてリラックスした感じになったので一安心~~

最初のミュージカルの話。ジョン氏のことを喋ってて「音楽とは人が作り出していくものだ」「その人のその時の気持ちがたまたま音楽になっただけ」とおっしゃってたとのこと。井上ひさしさんも似たようなことをおっしゃってたんですけど、じい、なるほどな~~と改めて納得しちゃいましたね~~だから作れるんですよね、ミュージカルという括りじゃなくて「音楽劇」というものが あと、ミュージカルは音楽ではあるけれど言葉であって、セリフとして歌っていきたいって部分、カットされてますけど、司会の箭内さんが「ミュージカルほど一生懸命に歌詞を聞く音楽はない。ストーリーや心情を全部説明してるから」っておっしゃってたんですよね~~そうなのよね ただ歌が上手ならいいってものじゃありませんから

役作りの話、なにげにツッコミどころ満載←真面目な意味で、ですよ その国や時代、文化のことを勉強するってところ、思わずベガーズの研究発表を思い出しちゃった~~「相手の喋ってるセリフをしっかり聞く」ってところは……ウフフ 愛しの君の影響か と思ったのは魔女的な妄想 確か柴本幸ちゃんにも同じことをおっしゃってたとか……内野さん あと、「毎回ダメだったな~と思いたい。今の自分の出来に満足したくない」って姿勢も……役者バカに通じるかも 期待しちゃうな~~これからの成長

ウーマン・イン・ホワイトでのマリアン役について。自分と正反対、感情を押し殺して生きている役だったので難しかったって……これまたカットされてますけど、自分は不機嫌になるとすぐに顔に出るって話が出て、どういう流れだったか忘れちゃいましたけど、怒ってる顔も可愛いよね って言われてました。確かに……じいもベガーズ1幕のふくれっ面のポリーはお気に入りだったので。

役作りの話をしてる中で「私が…」って一人称でマリアンを語ってるところを箭内さんも指摘してましたけど、その役を演じてるんじゃなくて、その役を生きてるからこそ言える言葉なんだな~って思いました。これまた思い出す愛しの君……でも、玲奈ちゃんはまだまだ若いというか、突っ走ってる部分があるようにも感じました。別に愛しの君が老けた王子だとは言ってませんよ(笑) まだまだ役に入り込んで一途になれるけど、それを突き放した目で見るゆとりはないんだな~って思ったんですよね。でも、これは玲奈ちゃんの年齢なら仕方ない、というか、その年齢だからこそ経験できる大事なことなんじゃないかな~~って

難解な楽曲の話も出てましたけど、放送されてないところでじい的にツボだったこと。玲奈ちゃん、レミゼの曲も例に挙げて説明してたんですけど、レミゼはキャラクターによって音域が変わるけど(裕福で幸せなコゼット→ソプラノ、貧しい惨めなエポニーヌ→アルト)、ロイド・ウェーバーの曲はメロディーラインの動きやリズムの変化によって登場人物の心情を示しているということなんですよね~~だから、音符を追って歌っていくと自然に役の気持ちを表現することになってるって……これ、前に塩ちゃんがモーツァルトの曲も同じような感じで、強弱表現をつけなくてもメロディを弾くだけでその曲が表現できるから天才なんだって言ってたんですわ。ウェーバーも天才肌 でもね~~つくづく思いましたわ。上手く言えないんですけど、音楽的なアプローチの仕方だな~って。演劇畑出身の役者さんとは違うんだな~~って感じました。

質問コーナー カットされた部分でこれだけは言わなくちゃ 「男性だったらやってみたい役は?」一番最初に挙げてたのはアンジョでしたよね(ここでスタッフよりアンジョの説明指示あり。スタジオ内は分かってても←劇場の住人率 ですから、放送には支障ありですよね)~~新妻さんもレミゼトークショーでアンジョをやりたいって言ってましたわ エポやマルグを演じる人は革命家がお好き?でね~~その後が魔女的には大事 ちゃんと言ってましたよ~~ベガーズ・オペラだったら色男のマクヒースとかって ありがとうございますぅ~~

自分史の話。小さい頃は引っ込み思案という話が出てましたが、今回用意してほしいと言われた子供の頃の写真もまともに撮れてるのがなくて大変だったそうです。人生の節目でレミゼに出会ったこと&進路を決めた時の話を聞いた時は、じい、実はスタジオでウルウル しそうになったんですよね~~ふと思い出したのが初演ベガの千秋楽カテコ。20歳を大好きな舞台で迎えられた喜び、ジョン氏に出会ったことへの感謝の言葉……パズルがビシバシ合うような感覚とでも言うのかな~~涙の後ろに隠されたいろんなものが伝わってきて心が震えました。

そうそう、レミゼ話の中で歌穂さんの話も出てきました。憧れの存在、エポニーヌと言えば歌穂さんと言われる中で同じ役を演じることに、いろんな思いがあったけど、自分ができることを一つ一つやっていこうと思ったそうです いや~~ベガーズが終わった直後でじいもそういう部分が“ツボ”だっただけにズッシリ来ちゃいました。。。

以上、じいの受けた印象と一足早い 未公開シーンの報告でした

あ、そうだベガーズの公式ページは明日まで。保存される方はお早めに じいは明日も仕事~~ 実は連休が確保できると思ってたGW後半の雲行きが怪しくなってきてるんですわ。もしかしたら1日だけ出勤あり これもデート資金 だと思えば頑張れる……欲しいモノも目白押しだし。ちょっと、いや、かなり気になるワンピ 今日の帰り、通りすがりに見つけちゃって ちょいと高いのよね~~来年は確実に着れなくなる(そうなりたい)サイズなのよね~~悩ましい
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浮気は終わり!

2006-11-26 23:58:58 | テレビ・映画
今日は仕事の日だと余裕がなくてできない用事を片付けてました。ブーツのかかとの修理とか、壁掛け用カレンダーを買ったり、「内野ファイル」を作成したり……壁掛けカレンダー、再びレスポールJrの化身の物になってしまいました 本当は内野さんの写真を取り込んで自作カレンダーを作ろうと思ったんですけど、パソの壁紙も卓上カレンダーも内野さん更に部屋に大きく内野さんだとドキドキして日常生活に支障が出るので(←アホ)止めておきました あと、「内野記事」掲載の雑誌、そのまま保存しておくには量が膨大になってきたので整理すべくファイルを買ってきました。いつもなら100円ショップで済ませるところを、奮発してロフトでちゃんとしたのをお買い上げ~~ウフフ 特別な存在ですからね~~

帰宅後は金曜日から録りためてたドラマを見ました 以下、感想等など。。。

・「虹を架ける王妃」「遥かなる約束」
フジテレビでやってた2夜連続の「奇跡の夫婦愛スペシャル」です。「虹を架ける王妃」は李王朝に嫁いだ梨本宮方子の生涯を描いたドラマだったんですけど、ドラマにするには複雑すぎる背景+“あの”フジテレビ制作ってことで期待はしてなくて、実際に見たところは………ということにしておきます
「遥かなる約束」の方は、戦後スパイ容疑でシベリア抑留された蜂谷弥三郎、彼を支えたロシア人の妻クラウディア、帰国を待ち続けた妻久子の物語。この話、ドキュメンタリーで見て初めて知って、今年の2月に「クラウディアからの手紙」というタイトルで舞台があったので観劇。今回はスパイとしてすぐに殺されちゃう安岡って役をやった佐々木蔵之介さんが、舞台では弥三郎役を演じられていました。その時の観劇記にも書いたかもしれないけれど、クラウディアさんのあまりに深くて温かい愛を思うと、人間って凄いなぁ~と感じるんですよね。今回も帰国する弥三郎に宛てた手紙で涙が止まりませんでした。「他人の不幸の上に自分の幸せは築けない……(弥三郎と久子)お二人の幸せを願うことをお許しください」って……「お許しください」という言葉が心にずっしりきますわ ただし ダメ出しを一つ。。。最後の弥三郎&久子の再会でキスはいらない そこまで派手な恋愛表現は頭悪すぎですよっ!!実際の映像でも、そんなのはなかったでしょ~~

・セーラー服と機関銃
最後の浮気タイム……分かってはいましたけど、佐久間さん死んじゃった~~ もう、かたぎになったんだからやくざ同士の喧嘩なんて放っておけばよかったじゃ~~ん まぁ、そこで仲裁に入るところが男気がある佐久間さんらしくていいんですけど。泉ちゃんに残した手紙、不器用だけど優しさが溢れてて、これまた泣かされちゃいましたわ。手紙の朗読って、あれは反則ですよ(内野さんの場合は、反則どころが大罪ですけど)泉ちゃんが泣きながら「かっこよすぎるよぉ~」って言ってましたけど、その言葉、そのままそっくり堤真一さんに進呈いたしますぅ 最後なんて振り返りショットで「あなたはそのままでいてください」って……これ以上涙腺を刺激しないでちょーだい、ですよ。もう、2ヶ月間じいを浮気させてくれちゃって でも、これで終わりですので。じいにとってなのは、やっぱり内野さんなのです。

それにしても……ふとっちょこと三大寺@緒形拳、急に物分りのいい人になってたんですけど 別の意味でズルイ
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