観劇始め、とコンサートなので言っていいのか微妙なところですが
実は先週他演目で観劇始めの予定だったのがまさかの体調不良で諦めざるを得ない羽目になったので
でも好きな演目に関係するコンサートで華やかに観劇始めを飾れたのでまぁいいか……ってことで今年初めての観劇記、行きま~~す
言いたい放題、とても失礼なこと満載になると思うので、スミレの世界に心酔している方にはオススメできません
久しぶりのエリザのガラコン。10周年の時は大阪まで遠征した覚えが
その後のコンサートはずっと遠ざかっていたのですが、友人が声をかけてくれて……そうじゃなかったらまたもやスルーしてたかも⁉️いろいろお話できて心強かったわ
今回のガラコン、トークとライブがセットのモニュメントバージョン、舞台再現のフルコスチュームバージョン、各組の歴代キャストが大集合のアニヴァーサリーバージョンの3タイプの公演あり。じいが行ったのはアニヴァーサリーバージョン、しかも大楽という貴重な公演で……行くまで気づかなくてゴメンナサイ
←17時半スタートの公演なんて珍しい位にしか思っていなかった
宝塚は限られた時の中で夢を描く世界なのでその人が退団してしまうと再演はあり得ない、二度と観られないものなんですよね~~そういう意味では歴代キャストが揃うガラコンは奇跡とも言えるのですが……
このアニヴァーサリーバージョンは難易度が高すぎた とにかく舞台に出てくる度にWho are you?な状態なので、映像みたいに名前をふってくれないと理解不能。ひたすら現役時代の映像&生で観た時の記憶を手繰り寄せて後は歌い方とか仕草とか……あとはこの人なら歌えるけどあの人は歌えるわけがないなーんてとてつもなく失礼な判別方法で
それでも何とか頑張って判別できたのがトートとシシィとお気に入りキャスト2名……若干間違えて認知していた人がいたけど(ゴメンナサイ
)いや~~これが全部分かる人は東大に入れると思った位(苦笑)まぁじいみたいな
初心者ど素人には向かないバージョンだったのかもしれませんが……見たい人を全員フルで見ようと思ったら3日ぐらい通わないといけないのでさすがにそれは(苦笑)
各キャスト、基本的な方向性やベースは現役当時と変わらない感じだなぁと思いましたが、退団年数の浅い人たちの方が当時の再現性があるように感じましたね~~そんなに経っていないんだから当たり前だけど。退団からかなり経っている人たちの場合は歳を重ねた分の深みが出ていて、逆に当時ではまだ出せなかったものが表現されていて心にズンと伝わってくるものがありました
夜のボートもヅカ版はかなり端折ってあるけど、今回のは絶対に現役生たちには出せない大人の味わいですね。ただ様々な舞台やステージの経験で声域が変わっているので(ヅカエリザは女性のみの舞台に合わせて音域が狭いのよね
)そのことが却って障害になってしまっているというか合っていないなぁと思う部分があったのも本音。特に当時から歌えていたトートの方々ほどそれを感じましたね~~雪とか宙とか
逆に☆と☽の人は当時よりマシになってた(爆!)
アニヴァーサリーヴァージョン、各組の歴代キャストがエリザナンバーをほぼフルで歌い継ぐ構成でした。
じいの能力の限界に挑戦!
パパみたいに:大鳥シシィ
愛と死の輪舞:一路トート
嵐も怖くない:大鳥シシィ&稔フランツ
最後のダンス:春野トート
私だけに:白羽シシィ
ハンガリー訪問辺り~:瀬奈トート
ミルク~鏡の間:麻路トート、白羽シシィ、彩吹フランツ
多分1幕はゾフィーが出雲さんでルキーニが樹里さん
キッチュ~マダム・ヴォルフのコレクション辺り:湖月ルキーニ
私が躍る時:瀬奈トート&大鳥シシィ
ママどこにいるの?:姿月トート
運動の間:姿月トート&白城シシィ
魂の自由~私だけに:白城シシィ
闇が広がる:彩輝トート
僕はママの鏡だから:朝海ルドルフ
葬儀:彩輝トート&白城シシィ
キッチュリプライズ:龍ルキーニ
夜のボート:白城シシィ&初風フランツ
最終答弁:彩輝トート
エピローグ:一路トート&白城シシィ
他は……分からん過ぎてギブです
どんだけトートとシシィしか見てないの?って感じですね~~フランツは好きなシーンで好みならOKという感じで覚えているなぁと
あとお気に入りのキャストは歩き方や雰囲気でビビビッと来る感じでしょうか
ゾフィーとルキーニはそれで判別できた(笑)それと、、、アニヴァーサリーでしか見られない朝海ルド!東宝でシシィをやった時は殺意を覚えましたが(立ち姿は嫌いではなかったけどね
)ルドルフとオスカルの朝海さんは悔しいけど嫌いではないの(苦笑)
しかし、、、全員が一度に見られる分それぞれの出番が少ない。しかも自分が歌ってほしい人が歌ってほしいナンバーを歌ってくれるとは限らない。愛と死の輪舞とエピローグはやっぱり初演を務めた一路トートが歌うのは納得できる……っていうか一路トート、愛と死の輪舞の最後の方ですっ飛ばした部分があったような気がするんだけど
最後のダンスは春野トート、じい的にはいろいろ苦手な部分がある人なのですが一応歌ウマなのでこれも納得。ミルク~鏡の間、ここで姿月トートと麻路トートを間違っちゃったのよね~~違和感はあったんだけど姿月さんなのかなぁと思っていて後から考えてみるに麻路さんいつ出てきた?になってヒョエ~~ということに
麻路トートの演技の方向性は嫌いではないけど如何せん……以下自粛
でも1幕が終わった段階では代表的なナンバーはやっぱり歌える人を充てるよね~なんて思っていたのですが(爆!)2幕の闇広はさすがに怒り狂いました。ファンの人には申し訳ないけど何故に彩輝トート???
大楽だけ来てワガママは言えないけど大ナンバーは歌える人にしようよぉ~~ってか姿月トートにしてくれよぉ~と。それと私が踊る時は瀬奈トートだったけど、出来たらまだこのナンバーがなかった時代のキャスト、一路トートか姿月トートでお願いしたかったなぁと。。。あと、1幕と2幕のちょっとしたオイシイ場面←じいの好きな場面ともいう(笑)のほとんどを瀬奈トートが持っていってしまったのが……別の人が良かったなぁ
でも2幕終わりが水トートだったのは悪くなかったかな~~雪公演を観に行った時はあまりツボらなかったけど後からちょっと見直したのよね
シシィはてっきり楽は花總シシィで飾るのかと思っていたら出演なし
でも今回の3人(白羽さん、大鳥さん、白城さん)もみんな良かったので文句なし。じい的には久しぶりに白羽シシィをナマで見られたのは良かったなぁと……ヅカ版シシィ的に←ここ大事
花總さんの次に好きなので。欲を言うなら1幕ラストの私だけにリプライズは麻路トートじゃなくて違う組み合わせで観たかったんだけどな~~ってまだ言うかという感じですが(苦笑)
じっくり見たり味わったりする暇がなかったのがちょっと残念。メモリアルコンサートとしては楽しめましたが、やっぱり一つの舞台として演技も歌も堪能したい派としては特定のキャストのバージョンの方でじっくり観るべきだったなぁと思いました。欲を言うなら全キャストから組に関係なくお気に入りの人をそれぞれのキャストに当てはめて超ワガママを通した組み合わせを作ってみたい
プロ野球チームを作るゲームかいっ!と突っ込まれそうですが
でも演出的に違う世代を組み合わせるのは結構大変だろうなぁというのも同時に思いましたね~~今回一度に歴代トートを見て感じたこと
エリザベートという演目の変遷をドドーンと見せられたなぁと……プロローグで7人同時に出てきた時は迫力があった?!いや正直笑ってしまって、こんだけトートだらけだと黄泉の国一直線だろうと……それは置いといて
じいの場合は宝塚版に加えて東宝版とウィーン版が入るんだけど、それぞれのトートの違いもあるし、年代別、例えば一路トートや姿月トートと水トートや瀬奈トートでも違うんですよね。宝塚版独特だったのがウィーン版に近づいていったり……もっと言うとウィーン版に近かった東宝版が最近は宝塚版に近づいていたり
何はともあれエリザに関しては小姑並みにうるさい奴だなぁと我ながら呆れました(笑)それだけ好きなのよ♪まぁ病気みたいなものですね
不治の……ね(笑)