酒がなくちゃ~~耐え忍ぶ勇気、強い酒を~~
ただ今、獄中のマクヒース同様にお酒を煽りながら書いてます
←まだ
1本目なので大丈夫
今日は最後のSS席。終わったらすっかり腑抜けてしまって帰り道、妙に寂しさに襲われてしまって「飲まずにはいられん
」ってことで……まともな思考回路のうちに(元々存在してるのか??ですが
)レポレポしちゃいますぅ~~
それで、、、じいからのお願い。今日の居場所が分かる内容のコメントは内緒、シィ~~
ってことでよろしくお願いします
開幕前、またまた老役者さんに働かされてしまいました。前回とは違うお仕事でしたが
じい、労働意欲がありそうにみえるのかな~~
それならお手当て
が欲しかったりして
……40ポンド
で手を打ちましょう……なんちゃって(笑) 劇中劇が始まってからドッキリ
することがあったり(勝手な思い込みで恥ずかしすぎて言えない
)、笑えることがあったり……マッコリ君、今日もXB最前列のお客さんに刀入れの先っぽを持たせて「抜けない」を連発してました。ハリー・パディントンさんに衣装を「持ってて」って押し付けられてる人もあり……後で取りに来た時にお客さん自身のコート?上着?も一緒に持って行こうとしてて
ピーチャムの説明で「ケチなコソ泥で…」って言ってたのを思い出して思わず笑ってしまいました
「人生はうらおもて」の場面で……見ちゃいましたよぉぉ~~
内野さん、ずっこけました ピーチャムがセットの真ん中から降りてきて、他のベガーさんたちは階段を続々と降りてくるんですけど、マッコリ君はその合間をぬって舞台セット2階に上がるんですよ。その時に階段に躓いてドテッ
舞台上のお客さんたち、見逃すはずもなく
笑ってたら「転んじゃったよ」って言ってそのままヒョイっと上がっていかれました。ま、何事もなかったから笑っていられるんですけどね
しかも、第1幕は他にもハプニング
があって、ボブ・ブーティ登場のところ。いつもXA最後列のお客さんの後ろから驚かせるのがお約束になってるんですけど、今日はマジにビックリ
してたらしく「きゃぁ~
」って悲鳴が
さとしさん、突如「トム」に戻って「やりすぎだよ、すみません」って注意してました
「人生は~」の歌の時のピーチャム、後ろに準備してあるソファに座る前に「トムとして」セット内にいるベガーさんたちの合唱をちゃんと仕切ってるんですね~~OKサイン出したり
もっと出して~
って感じで指示したり……役替わり初日辺りの時は、ただ座って待ってただけだったので、その暇っぷり
が気になってたんですけど、ググッと役が染み込んでいってるんだなぁ~と唸らせていただきました。しかも、、、黒い衣装に横顔、カッコイイです←浮気じゃないですから
でもね~~その“カッコイイ”ピーチャム、じい的に「困った」存在だったんですよ
あ、良い意味で、ですよ~~見逃せない仕草やお喋りがいっぱい過ぎて集中して見ていたいのに、そっちに気をとられてると愛しの君を見逃してしまうんですよね~~今日もピーチャム夫妻がマクヒース逮捕を打ち合わせてる時に、そっちを見ててマクヒースがポリーの部屋に入って来るところが見れなかったぁ~~
部屋に入ったすぐのところでカツンと音がして気づいたんですよね。。。その時には鏡を見ながら身だしなみ始めちゃってたし。う~~ん、激しいジレンマ。目が10個くらい欲しいです
ちなみに、、、もう一人、じいを困らせる存在がいます。某ベガーさんとしておきますが……貢ぎ物を上げた方で初演の時から気になってました。愛はありませんが……とにかく気になってしまって、気がついたらマクヒースじゃなくてその人を追ってることも
気が多いのかなぁ~~もしかして、、、じいもマクヒースなのぉ
とはいえ、、、やっぱり心を一番疲れさせ、近くに来てくれたらドキドキさせてしまうのは愛しの方だけ
今回はほとんどマクヒースの背中しか見えない状態だったんですけど、その背中が凄いんですよ
まさに物言う背中
表情が見えなくてもセリフが聞こえにくくても(オケボが近いし役者さんは客席側を見て話すので)背中を見てるだけで表情も言ってることもハッキリ理解できるんですよ。しかも、プラスα心模様がビシバシ伝わってくるから受け止めるのが本当に大変で……もしかしたら真正面から表情を見てる時よりも多い&重いものが伝わってきたのかも~~っていうか……これで内野さんの目を見たら……受け止め切れなくて確実に自己崩壊してると思います
なので、今日はヘトヘトなんですけど、そうさせてくれるお方にますます惚れてしまいました。じいって幸せ者じゃないの~~こんな役者さんを好きでいられるなんて、、、と勝手に幸せに浸ってました
第1幕は自信&余裕たっぷりの頼りがいがありそうな、いや、実際にはダメ男なのでちょいと危険な含みも醸し出してる後ろ姿でした
でも、密告ノートを見てから一転……と、その前に自分の名前を確かめているところの背中も良かったですね~~自分の名前を見つけた瞬間、ハッと肩を動かすんですけど、動作だけじゃないんですよ
ビックリ&逃げなくちゃ
という気持ちが漂い始めて「まったく、コイツはっ」って気持ちにさせるんですよね~~
逃げる時の「愛してるよ」という言葉、今日ははっきりとは聞こえなかったんですけど、いいかげんなんだけど薄情になりきれなくてウルウルな表情がしっかり見えました。ズルイんですけどね~~どうしようもない性分が逆に憎めないというか
第2幕は一転
やりたい放題のマクヒース
客席降り、ずいぶんノリノリでしたね~~「ビューチフル・レイディ、この俺に手を振ってくれ~~」って。でも、いきなり「金の好きな人間が…」って始めるところの落差がありすぎ
こういう不器用さ、じいは好きですけど……
その後、「女は複数必要なんだ」って言って「貴女も、貴女も」って誘惑しまくる
ところでお花畑の中に男性発見。「あ、男性も好きですよ」って無節操なことも言ってました。しかも今日は(昨日も?)貴女→you になってたんですよね~~「You も、You も…」なんて聞いてると……スミマセン
ジャニーズ喜多川さんを思い出してしまいました。きみまろからジャニさん路線?に変更なのぉ
娼婦さんたちとのお戯れシーン……これまた今度はトムが気になって……マクヒースのダンス&歌に集中したいのに、トムがお酒の準備をしている手つきに感心
当たり前、っていうか失礼ながらリアルに凄いな~って思って
視界に入ってくるのでついつい見入ってしまいました。大人の世界な時間の時も、ミセス・コークサーが脱がせたエマちゃんのボレロをトムに渡して、トムがそれをクンクンしてて(笑) 面白すぎました。。。あ、でも、やっぱり
見てたんですよ~~マクヒースはジェニーに服を脱がせる前に二人が何かしら囁き合ってるんですよ
声は聞こえなかったけど……気になります。
ルーシーとのやりとり、客席からは見えない表情は正面から堪能できました。「女の敵」を歌ってる時の表情……半分は他人事みたいな感じでのほほんとした雰囲気で、あと半分はどうやったら上手くスルーできるか考えてる情けない雰囲気。それまでの自信満々の空気はどこにいっちゃったの~~って思う程の正反対っぷりに唸らせていただきました
でも、ポリーが入ってきて情けなさの方が上回ってくる感じ
「籠のツバメが~」って歌ってるポリーを見て、ルーシーに「この変なの、誰?」って感じで首をかしげてる時の顔なんてヘタレの塊みたいなんですよね~~で、これをルーシー目線で見ると、浮気癖のある夫にまたまた愛人が乗り込んできたわ
コイツは何もできないから自分が何とか後始末しなくちゃ
なんてセリフが思い浮かんでしまうんですわ
で、二人の喧嘩が始まって……マクヒースが「喧嘩が始まりますよ」って“わざわざ”説明しに来てくれました
まったく。。。でもじいは、そんなマクヒースに「あ、こっちに来てくれた
」って見惚れてたんですよね
で、ふっと気がつくとポリーとルーシーが結構本気でスカートを引っ張り合ってて……ポリーの「この野郎~~」って言い方、何げにツボです
でも、喧嘩が始まった時はオロオロしてて、それを追い立てるように音楽が始まった時はオケボの一番前にいたバイオリン?ビオラ?の女性を指差して「もう、やめてよ
」みたいに集中攻撃
をしてました。弾きながら大変だな~と思いましたけど、きっと毎日のことだから慣れていらっしゃるんです……よ…ね
アンボラの歌&女狐の歌のシーンは切なかった~~
ここでもポリーが連れ去られる時はマクヒースの背中
だったんですけど、最初は面倒な災難が去ってホッとしてるんですけど、途中から哀しそうな雰囲気になってきて振り返った時の表情は悲壮な顔をしてる。。。しかも全身から後悔の気持ちが溢れてて……でもね~~その後の「おい、女房」ってリーシーに話しかける場面からいきなり空気が変わるんですよ。マクヒースの「何をしてでも生きたい」という強いエネルギーが溢れてて……そして、ルーシーがをのエネルギーを受け止めているのも分かったから、「命をあげる」って言ったところでは胸が痛かったですね~~本当は引き止めたいのに、それを許さない、上回る、マクヒースの強い生命力がこちらにも伝わってきたから、止められないのが分かるわけで……でも、ルーシーがあの名セリフを言った時には何かを言おうとして、口元を見てると何かを言いかけてるのが分かるんですけど……二人それぞれの中にある「留まらないとという/引き止めたい気持ち」と「逃げたい/逃がしたい気持ち」が溢れて、マクヒースとルーシー各々のキャラも表した、濃厚なシーンだと思います。
第3幕の裁判~牢獄シーン。判決を受けるまでは意地というか、強がって覚悟を決めたカッコイイ姿を誇示してるんですけど、牢獄に放り込まれてからの崩れ方は痛々しかったです
掲げられた酒瓶に気づいてその方向を向いた時の表情は、藁をも掴むような表情とでもいうのか……必死なんだけど悲しそうな顔をしていました。「吊るされるのは誰だ」のソロの前、もってこい&やってこいペアの歌を聞いてる時の舞台の張り詰めた空気は凄かったです……ゾクゾクッとしてきたんですよ。劇中劇の役→1人のベガーに戻っていくのが分かって、ベガーの苦しみや悔しさで舞台がいっぱいになっていく。。。そこにマクヒースのソロ
ちゃんと一つ一つの歌詞が綺麗に響いてくるけど、決して聞き心地がいいわけじゃない。凛とした声の中に涙が詰まってるから心を思いっきりえぐられるんですよ。更に、マクヒースが周りのベガーひとりひとりを指差しながら歌うから、ベガーさんたちの人数分だけの人生と涙まで伝わってきて……
そして、、、やっぱり何度見ても苦手です、というか無理です。マクヒースの処刑。。。幸い
縛り首のシーンは柱や布の陰になって見えなかったんですけど、その前の「大丈夫だ」って何度も言ってる声はハッキリ聞こえちゃって
その前まであんなに恐がってたのに、ほっといてくれといいながらも傍にいてほしいと望んでしまう情けない姿を晒してるのに……それでいながら最後に「大丈夫」って笑顔を見せるなんて、、、ズルイ
でもそういう「性分」だから皆が惚れてしまうし、誰しも持っている部分だからこそのリアリティがあるんだと思いますね~~いや、でも、、、辛いですね。。。今日はとうとうホロリ
ちょっぴり泣いてしまいました。
芝居がメチャメチャ!大どんでん返しになるところ、恩赦~~って3階から降りてきて2階のところで手錠を外してもらってるんですけど、今日は聞こえちゃった
「台本にないし、稽古でもやってないじゃない」って……焦るマッコリ君
その後のオロオロっぷり
はいつも通り
でも、「いざかい」→「いさかい」はなかったんですよ
一瞬アレレ~
って思ったんですけど、どうやら昨日もなかったみたいで。。。演出変わった?単にすっ飛ばしただけ?(2回も???)明日確かめなくちゃ。
カテコのダンス、ずっとマッコリ君の姿を追ってたんですけど、ポリーに一緒に前に出て何かやろう!みたいなことを言ってるんですけど、ポリーは
なんですよ。そしたらルーシーが「だからダメなのよ」みたいなことを言って煽ってました。あと、「弁護士の歌」の前に袖に引っ込む時に、トムが「やっぱり老役者の言ってたことは当たってるかも」って走りながら言ってました。いや~~でも、、、マッコリ君の、っていうかココは内野さんの、かな
皆をノリノリにさせて自分も楽しんでて……そういうのを見てると嬉しくなってしまいますね~~
最後のダンスは、、、さとしさんと踊りました
途中で泉さんも他のお客さんを連れて「入れて~~」って入ってきて大きな輪になってクルクル~~ラスト、じいは他のお客さんと手を繋ぐ状態になってたんですけど、そしたらさとしさんが間に入って手を握ってくれました
一緒に「最後は悲劇と限らない~」って顔を見合わせながら歌ってくれて嬉しかったです。
何だかハチャメチャなわけの分かんない観劇記(と言えるのか…
)になってしまいました。しかもお酒の缶が2本空いてるし
いや、、、酔ってませんよ
イイ気分~~気分も上昇
この調子でとにかく今は盛り上がることだけを考えなくちゃ、ですよね
残り公演3つ。明日のじいは前楽に参戦してきます