今日は「私生活」東京公演の千秋楽。クリエにてお祝い、しっかり見届けてまいりました こちらを訪問していただいている方々、日頃親しくさせていただいている方々、皆様とも無事にお会いできて舞台の外でも楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました
ではでは本日の感想を
今回は18列上手のお席。昨日みたいなスペシャルなお席ももちろん なんですが、全体を見渡せる場所もまんざらではなくて……姿形じゃなくて役の心や存在感を全身で伝えてくださるお人なんですよね~~内野さん(もちろん他の方も素晴らしいし)だから、その伝わってくる「空気」を感じるだけでエリーの心が理解できてしまうというか。。。ま、じいの勝手な妄想の中ってこともあるんですが まさに思いのやり取りというのかな~~楽なことではなくて観終わったらヘトヘトになるんですが、これぞ観劇の醍醐味 みたいな充実した気分 楽しめました。。。
1幕冒頭 さすが千秋楽ですね~~キャスト初登場で拍手、それも4人全員に じいが今までに行った公演回ではシビル登場で拍手、というのはあったんですが、全員というのはこれが初めてでした。
エリーとシビルのやり取り、年上男若い娘 あまりにもリアルな雰囲気に苦笑……思い当たるところがなきにしもあらず 完全にシビルの方が敵わないっていうのが分かるんですよね~~エリーが上手く丸め込んでいるというか しかも、そのことにシビルが気付いてなくて一生懸命応えようとしているのが可愛いというか愚かというか…… ヴィクターとアマンダの方はアマンダの男の操縦法?を見ていると爽快な気分になるんですわ。それに振り回されているヴィクターを演じているじゅんさんの仕草も面白くて……千秋楽で いつも以上に暴走 ダンシングな足並みや腕を引き締めて手をグーにしてクネクネ歩く姿に大爆笑でした でもね~~アマンダを見ているとエリーとの違いがチラリ。エリーはシビルにラブラブな態度をしても、物思いに耽ってても、明らかに未練タラタラってのが滲み出てるんですよね~~でも、アマンダはそういう湿っぽさがない。そういうところが女は凄い生き物 と感じてしまう部分なんですが……でもね~~だからこそ エリーの前で可愛い部分が見え隠れしちゃうところが共感できてしまうというか。。。
2幕、お気に入りのピアノシーン 思いっきりオペラグラスでパパラッチしちゃいました。もうぅぅ~~~「sail away」でアマンダを歌に誘うところ……その表情に でした。捨て犬のようなウルウル目線 必死な眼差し 無防備な笑顔……間奏を弾く度に違う表情で誘うなんて反則罪すぎます でね~~2曲目の「Someday I
will find you」で決定的な表情に遭遇 アマンダと顔を見合わせた時に、満面の笑みを浮かべてて、めちゃめちゃ優しい目で見てるんですよ~~~ じい、見惚れちゃいましたね~~~愛しの君に無条件にこんなに惚れ惚れするなんて珍しい……かも
喧嘩シーン、と、その前に……バトる前の痴話喧嘩 じいのツボは「ピーター・バーデン」ですね~~前半でアマンダがヴィクターの話をした時に不機嫌になったくせに(そのワガママさが微笑ましいのよね~~身近にいたら絶対に嫌だけど)、自分は癇に障ることを立て続けに言う。せっかくクリブス寸前で小康状態になったのに、「・・・ピーター・バーデンとは何もなかったの?」と蒸し返す。このことを言い出す前の絶妙な“間”が素晴らしくて、とにかく面白すぎて……心の中で「ヲイヲイ ダメじゃん」って毎回モーレツなツッコミを
で、やって来る修羅場 今日も内野さんは勢い良くソファーの上をダイブして転がり落ちてて……ガツンとマジ当たり した音が後ろまで聞こえてましたわ やっぱり足をナデナデ……痛そうでした そうそう、あと、レコードを無理矢理消しに行くところでアマンダに行く手を妨害されるところがあるんですが、思いっきり突き飛ばされて尻もち 颯爽と テンポ良く立ち上がってアマンダを退ける体勢になるのは凄いな~~と感心
3幕ではじゅんさんが後頭部激突 エリーに「脱脂綿野郎」と言われた後にテーブル下の敷き物で足を滑らすところで暴走しすぎちゃった 後頭部を打たれたみたいで……しのぶさんは心配な表情になってたんですが、じゅんさんは両手を振って 「いや、何もない、大丈夫だから」って仕草を何度も。数日前にもあったらしいんですよね~~気をつけてくださいませ
3幕って、4人それぞれの気持ち、男と女の機微、モラリストと反モラリストの紙一重……いろ~~んなことが交錯するやり取りが展開されると感じるんですよね~~今回は特に心に残る/引っかかる「セリフ」が結構あって。。。例えば、ヴィクターがアマンダに「君はエリーと結婚がしたいの?」というところがあるんですが、「結婚“が”」というのがミソじゃないかな~~って。エリーを愛してるとかどうのこうのじゃなくて結婚という形式を意味する言葉として捉えられるから、アマンダは返事できなかったんじゃないかって思って。。。あと、エリーがシビルに「今まで後悔なんてしたことのなかった俺が、今回だけは本当に後悔している」と謝るところ……アマンダは別れたことを後悔するほどの相手だった、というのは物事を逆さまに捉える傾向があるってことになる、、、なんちゃって、ね~~ それに、言葉だけじゃなくて行動パターンを見てても、エリーとアマンダって切っても切れない縁があるとしか思えないほど似てるんですわ。いきなり悲観的になったり「チュニス向きの季節じゃない」等々おんなじようなセリフを言ってたり……同一シーンが別キャラによって繰り返されるところは面白いです。
でも それを言うとヴィクターとシビルもそうなんですよね~~ちょいと戻っちゃうけど、1幕でヴィクターがアマンダにやってあげたいこと全部をシビルに入れ替えて考えると「シックリくる」んですよね~~特にラストが分かってから観てみると特に この2人もまた縁があったんだな~~って。だから、最後に激しく言いたい放題→本能の赴くまま素直に抱擁っていうのがすっごくいじらしいというか、、、実は今日ちょっとだけウルッとしてしまいました じんわり温かさを感じるような涙、だったかな。
そして千秋楽カテコ。その模様は公式サイトにアップされていますので。(仕事早い~~~)予想通り、内野さんはグダグダと 中嶋さんの紹介の時に「私の、、、シビル役の、、、元妻の…」といろいろと言い直されてましたが、言葉を重ねるほどに意味不明さ&ツッコミどころが まだ正式に離婚はしてないのでシビルは妻だと思いますが???しかも「チビル」って で、ご自身の挨拶の時も、ジョン氏から教えてもらったというイギリスのことわざの話 素敵なことをおっしゃるのね~~と思うか思わないかのうちに、、、ことわざそのものを忘れてどーするのよ ま、そういう“うっちー”なところも愛する所以なんですけどね そうそう、じゅんさんの挨拶の冒頭は2006年の舞台「噂の男」の中のネタ 実は、、、客席に橋本さとしさんがいらっしゃってたんですよ~~~ その時に共演されてるから使われたのかな さとしさん、幕間もずっとお席にいらっしゃってて、横顔に見とれてしまいました
ハプニング満載の 1ヶ月間でしたが、誰一人怪我することなく(笑)……すっごく良い舞台に仕上がったと思います この調子で名古屋、大阪とますます することを期待でっす
ではでは本日の感想を
今回は18列上手のお席。昨日みたいなスペシャルなお席ももちろん なんですが、全体を見渡せる場所もまんざらではなくて……姿形じゃなくて役の心や存在感を全身で伝えてくださるお人なんですよね~~内野さん(もちろん他の方も素晴らしいし)だから、その伝わってくる「空気」を感じるだけでエリーの心が理解できてしまうというか。。。ま、じいの勝手な妄想の中ってこともあるんですが まさに思いのやり取りというのかな~~楽なことではなくて観終わったらヘトヘトになるんですが、これぞ観劇の醍醐味 みたいな充実した気分 楽しめました。。。
1幕冒頭 さすが千秋楽ですね~~キャスト初登場で拍手、それも4人全員に じいが今までに行った公演回ではシビル登場で拍手、というのはあったんですが、全員というのはこれが初めてでした。
エリーとシビルのやり取り、年上男若い娘 あまりにもリアルな雰囲気に苦笑……思い当たるところがなきにしもあらず 完全にシビルの方が敵わないっていうのが分かるんですよね~~エリーが上手く丸め込んでいるというか しかも、そのことにシビルが気付いてなくて一生懸命応えようとしているのが可愛いというか愚かというか…… ヴィクターとアマンダの方はアマンダの男の操縦法?を見ていると爽快な気分になるんですわ。それに振り回されているヴィクターを演じているじゅんさんの仕草も面白くて……千秋楽で いつも以上に暴走 ダンシングな足並みや腕を引き締めて手をグーにしてクネクネ歩く姿に大爆笑でした でもね~~アマンダを見ているとエリーとの違いがチラリ。エリーはシビルにラブラブな態度をしても、物思いに耽ってても、明らかに未練タラタラってのが滲み出てるんですよね~~でも、アマンダはそういう湿っぽさがない。そういうところが女は凄い生き物 と感じてしまう部分なんですが……でもね~~だからこそ エリーの前で可愛い部分が見え隠れしちゃうところが共感できてしまうというか。。。
2幕、お気に入りのピアノシーン 思いっきりオペラグラスでパパラッチしちゃいました。もうぅぅ~~~「sail away」でアマンダを歌に誘うところ……その表情に でした。捨て犬のようなウルウル目線 必死な眼差し 無防備な笑顔……間奏を弾く度に違う表情で誘うなんて反則罪すぎます でね~~2曲目の「Someday I
will find you」で決定的な表情に遭遇 アマンダと顔を見合わせた時に、満面の笑みを浮かべてて、めちゃめちゃ優しい目で見てるんですよ~~~ じい、見惚れちゃいましたね~~~愛しの君に無条件にこんなに惚れ惚れするなんて珍しい……かも
喧嘩シーン、と、その前に……バトる前の痴話喧嘩 じいのツボは「ピーター・バーデン」ですね~~前半でアマンダがヴィクターの話をした時に不機嫌になったくせに(そのワガママさが微笑ましいのよね~~身近にいたら絶対に嫌だけど)、自分は癇に障ることを立て続けに言う。せっかくクリブス寸前で小康状態になったのに、「・・・ピーター・バーデンとは何もなかったの?」と蒸し返す。このことを言い出す前の絶妙な“間”が素晴らしくて、とにかく面白すぎて……心の中で「ヲイヲイ ダメじゃん」って毎回モーレツなツッコミを
で、やって来る修羅場 今日も内野さんは勢い良くソファーの上をダイブして転がり落ちてて……ガツンとマジ当たり した音が後ろまで聞こえてましたわ やっぱり足をナデナデ……痛そうでした そうそう、あと、レコードを無理矢理消しに行くところでアマンダに行く手を妨害されるところがあるんですが、思いっきり突き飛ばされて尻もち 颯爽と テンポ良く立ち上がってアマンダを退ける体勢になるのは凄いな~~と感心
3幕ではじゅんさんが後頭部激突 エリーに「脱脂綿野郎」と言われた後にテーブル下の敷き物で足を滑らすところで暴走しすぎちゃった 後頭部を打たれたみたいで……しのぶさんは心配な表情になってたんですが、じゅんさんは両手を振って 「いや、何もない、大丈夫だから」って仕草を何度も。数日前にもあったらしいんですよね~~気をつけてくださいませ
3幕って、4人それぞれの気持ち、男と女の機微、モラリストと反モラリストの紙一重……いろ~~んなことが交錯するやり取りが展開されると感じるんですよね~~今回は特に心に残る/引っかかる「セリフ」が結構あって。。。例えば、ヴィクターがアマンダに「君はエリーと結婚がしたいの?」というところがあるんですが、「結婚“が”」というのがミソじゃないかな~~って。エリーを愛してるとかどうのこうのじゃなくて結婚という形式を意味する言葉として捉えられるから、アマンダは返事できなかったんじゃないかって思って。。。あと、エリーがシビルに「今まで後悔なんてしたことのなかった俺が、今回だけは本当に後悔している」と謝るところ……アマンダは別れたことを後悔するほどの相手だった、というのは物事を逆さまに捉える傾向があるってことになる、、、なんちゃって、ね~~ それに、言葉だけじゃなくて行動パターンを見てても、エリーとアマンダって切っても切れない縁があるとしか思えないほど似てるんですわ。いきなり悲観的になったり「チュニス向きの季節じゃない」等々おんなじようなセリフを言ってたり……同一シーンが別キャラによって繰り返されるところは面白いです。
でも それを言うとヴィクターとシビルもそうなんですよね~~ちょいと戻っちゃうけど、1幕でヴィクターがアマンダにやってあげたいこと全部をシビルに入れ替えて考えると「シックリくる」んですよね~~特にラストが分かってから観てみると特に この2人もまた縁があったんだな~~って。だから、最後に激しく言いたい放題→本能の赴くまま素直に抱擁っていうのがすっごくいじらしいというか、、、実は今日ちょっとだけウルッとしてしまいました じんわり温かさを感じるような涙、だったかな。
そして千秋楽カテコ。その模様は公式サイトにアップされていますので。(仕事早い~~~)予想通り、内野さんはグダグダと 中嶋さんの紹介の時に「私の、、、シビル役の、、、元妻の…」といろいろと言い直されてましたが、言葉を重ねるほどに意味不明さ&ツッコミどころが まだ正式に離婚はしてないのでシビルは妻だと思いますが???しかも「チビル」って で、ご自身の挨拶の時も、ジョン氏から教えてもらったというイギリスのことわざの話 素敵なことをおっしゃるのね~~と思うか思わないかのうちに、、、ことわざそのものを忘れてどーするのよ ま、そういう“うっちー”なところも愛する所以なんですけどね そうそう、じゅんさんの挨拶の冒頭は2006年の舞台「噂の男」の中のネタ 実は、、、客席に橋本さとしさんがいらっしゃってたんですよ~~~ その時に共演されてるから使われたのかな さとしさん、幕間もずっとお席にいらっしゃってて、横顔に見とれてしまいました
ハプニング満載の 1ヶ月間でしたが、誰一人怪我することなく(笑)……すっごく良い舞台に仕上がったと思います この調子で名古屋、大阪とますます することを期待でっす