じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

? はれ予報11月号
10/28 Numero TOKYO12月号(扶桑社)
11/1 CINEMA SQUARE vol.150(日之出出版)
   朝日新聞夕刊
   朝日生命生活情報誌「SANSAN」
11/7 映画「アングリースクワッド」完成披露上映会
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

【2025年】
2月 WOWOW ドラマW「ゴールドサンセット」放送

禁断の裸体 東京千秋楽

2015-04-30 02:10:07 | 観劇記
4月25日、東京公演千秋楽の観劇記です。箇条書きにて失礼!

・パトリーシオがエルクラーノの手の甲にキスをする場面、ユダとペテロ? ユダの接吻を彷彿させるのは気のせいだろうか。

・結婚式の場面でエルクラーノは嬉しそうだけどジェニーは氷の微笑、男性の愚かさが微笑ましくもあり女性の賢さには背筋が凍る思いが!

・セルジーニョはイエス・キリスト?最後にボリビア人との恋愛に走るのはキリスト教への侮辱であり皮肉でもある。でも悔い改めの対象は神の子ではなく背徳の恋愛、それは何の因果なのだろうか。セルジーニョを愛するジェニー、そしてエルクラーノ、慈悲もまた腐敗すると説く神父の言葉が突き刺さる。

・南国の人はその瞬間瞬間は真実だけど関連性はない?!

・絡み合うシーンはある意味様式美だなぁと感じる。でも、やっている方は相当しんどい体勢なのではないかと思う(苦笑)歌舞伎とかもそうだけど、見た目美しく見せる形はヨガ並みに不自然すぎるポーズで大変らしいので。

・セルジーニョのお風呂シーンでアドリブあり

・ジェニーに電話をかける時のオトコの顔とオスの顔がコロコロ変わっていくところに引き込まれた。お気に入りのシーン♪
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祝!東京千秋楽

2015-04-25 23:53:30 | 内野聖陽さん
禁断の裸体、東京公演が無事に終わりました。本日千秋楽 観劇記は明日改めて

今日はいつも以上に熱かったような……皆さん熱演で伝わってくるエネルギーが半端なく凄かったです。カテコも5回あってオールスタオベで盛り上がりました。内野さんの久しぶりの投げキッスあり 最後は内野さんだけセットのドアを通って出てきたり、戦友の寺島さんとはお互いに称え合うようなハグをしたり、劇中は超仲悪の(笑)池内くんとは抱き合って歩いて行ったりで達成感に満ち溢れた素敵な締めくくりになりました

終演後は内野なお疲れ様~のお茶会 裸体の舞台をネタの中心にいろ~んな話が炸裂 ブラジルの熱気をそのまんま持ち込んだように盛り上がりました。このくらい発散しないとクールダウンできないわ~~っていうか全くクールダウンになっていない…か 帰り際に「そのうちまた~♪」って水曜日にまた会うし(笑)その時に会えない方々は2ヶ月後だけどすぐだし(笑)(笑)

次はいよいよ大阪 じいも追いかけて6年ぶりの大阪へ←観劇では 公演日の間隔の関係でずっと行かなかったのでさすがにそろそろ行かないと 待ち人もたくさんいるし~~ということで楽しみな予定も目白押し!でも、、、遠征は待ち遠しいけどその後絶対に淋しさに襲われるんだろうな~~自分でも予想外だったけどここまで嵌るとは思いませんでした。こんなに名残惜しい気持ちも久しぶり……って毎回言っている/思っているような気がするので説得力ゼロだけど 完全に恋したな~~エルクラーノ
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禁断の裸体 5回目

2015-04-24 23:57:39 | 観劇記
4月23日マチネの観劇記です。注ネタバレ!

懲りずに5回目のブラジル 今回は6列目センターで近すぎず遠すぎずでとても観やすいお席 若干上手寄り だったので1幕冒頭のベッドに寝転がるシーンがよ~~く見えました もうぅ~~美しすぎる身体!あれは芸術に域に達しているわ そしてジェニーに触れるエルクラーノの手がこれまた……特に背中に回した手はホント堪らないわ どんだけ好きなんだかと自分でも呆れる程ですが(笑)ほっっんと好きなんですわ、内野さんの手

公演も終盤に入ってきて滑らかになってきた印象。間合いや振りのタイミングが少し変わった???物足りなくなるほど←褒めてます!自然なんですよね~~表情の変わり方といい会話のテンポといい普通の会話を聞いているような……決して最初の頃が悪かったというわけではないし、ピンポイントでもう少し強調してもいいのかな?と思う部分もないわけではないのですが、観ていて楽に流れていく感じがしました。ただ、、、何かと“激しい”舞台なので初日の頃から何か起きるだろうと期待心配していたハプニング 今回は続きましたね~~ジェニーの部屋でエルクラーノが指輪を外して置くところで指輪がコロコロッとテーブルの下に 慌てて探しに行っていましたが転がりすぎていたらどうなってただろう?なーんて あと、エルクラーノがパンツを履く時に仕込みがズレそうになったのか履き方が怪しかったり(爆!)パトリーシオがジェニーの部屋で躓きそうになったり……

今回もエルクラーノのダメンズっぷりは半端なく アレ、、、駄々っ子ですね~~しかも大人で知恵がついている+自分の頭の枠組み程度ではあるけど“正しく”生きようとしているだけ厄介という……うわ~~最悪という感じですが、そのダメダメっぷりにキュンキュンしている自分も同等……か…な ただ、ある意味この作品の中で一番まとも???まぁその「まとも」の価値判断や基準に問いを投げかけている作品なので意味をなさない見方なのかもしれませんが、一番観る側に近い……ん、近いのか???(笑)自分では物凄~~く真面目に考えているのに全てが空回り、一生懸命考えた末に出た言動に触れる度に「・・・バカ」と頭を抱えてしまうんですよね~~ジェニーに対して「憐れんでいる」とか「人間だから」とか随分とまぁ失礼なことを 更に売春街で逞しく生きてきたジェニーに「俺たち出逢って日がまだ浅い」とか……今時の中学生だってそんなこをは言わないわ でもウォンウォン床に這いつくばって泣く姿やジェニーの背中や腰にしがみつくところは……嫌いじゃない、っていうか好きかも♪

1幕冒頭でエルクラーノが妻の後を追って自殺しようと銃口を咥える。その瞬間にハッとした表情になるのですが←この表情と空気感がこれまたイイのよ 2幕でその真相が明かされるのですが“あらぬ想像”をしてしまったという……。そこから全てが始まったというか、抑圧していただけで元からその種の欲はあったんだと思いますが、それこそ“人間だから”なのよね~~崇高な目的ではなく快楽のための行為があっても悪いことではない。寧ろ極めて本能的/人間的で自然なことだし、劇中では異常な価値観と見なされている特定の性的嗜好の人の行為はそういう意味ではとても人間らしいと言える。まぁセルジーニョの場合は強烈な体験によって「目覚めちゃったのね」という感じでもあるのですが、抗えない人間の性に対する挑戦なのかなぁと思ってみたり

ずっと不思議だったのが2幕 ジェニーが突然エルクラーノとセルジーニョの為に生きると言い出したところ。「私は憐れみを感じた時に聖女になるの」だったかな~~そういうセリフをジェニーが言うのですが何じゃこりゃ みたいな…… でも今回ふと思ったのがジェニーの憐れみとエルクラーノが1幕で言っていた憐れみは実は似ているのではないかと。。。エルクラーノの憐れみはごくごく普通の 宗教的な憐れみなんだろうけどジェニーの場合は明後日どころか明々後日の方向に目覚めた憐れみのような感じ 普通なら神様の存在を信じて悔い改めようとする方向がジェニーの場合はちょっとズレているというか、セルジーニョの事件→人間の本能や欲望を深い部分で理解しようとしているような……なので恥じらいも??な流れで認識しているというか まぁ意味不明は意味不明なんだけど、逆説的な捉え方もできるというかエルクラーノの憐れみ=世間一般に広まっている憐れみに対する皮肉なのかな?と思いましたね~~そして根底に流れるジェニーの生への執着。エルクラーノに結婚を迫るところも駆け引き+α無意識の生きる執念を感じたのですが、ジェニーが結婚を迫る流れってエルクラーノが守ろうとしている結婚の流れを違う方向から捉えていて、結局は同じことを描いていることになっていると思ったんですよね~~「私としたいなら結婚するのよ」と「処女のまま結婚した」は主眼が違うだけで同じことを言っているのではないかと……。ジェニーのストレートさが爽快に思える時もあるんですけどね あと、、、これはじいの勝手な思いつき ジェニーが乳房に固執していること。セルジーニョを旅立たせた時に胸をはだけさせるところでふと思ったんだけど、乳房→母の象徴、裏読みすれば聖母マリア。それを歪んだ形で描くことで何かを伝えようとしているのではないかと???うーむ。。。

とりとめもなくツラツラと書いてみましたが、観る度に違うところが気になったりツボったりするのがナマの舞台の魅力なんだけど今回はそれが顕著だわ~~残りの観劇は千秋楽のみ!どれだけ吸収できるのか分かりませんが最後までしっかりと全身フル稼働で頑張らなくては
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熱風が!

2015-04-23 23:18:39 | その他いろいろ
今日は暑かった~~ 無防備な外歩きは危険な季節になってきました。もちろん日焼け防止対策のイロハはしていますが目に見える“プロテクター”も必要になってきたわ~~そろそろ日傘&グラサンの出番ね 服装もさすがに……今年は変な気候でこの時期になっても冬を引きずっているようなものを着ていますが、いい加減もういいでしょ~~寒いのも

こんな暑さにピッタリのお出かけ先 ブラジル、ただし渋谷の(笑)に行ってきました。観れば観るほどアレコレ湧き出てきて嵌っていくのよね~~あ、別に壊れまくっているものに共感しているとか憧れているとかそういうのではないので誤解なきよう 演出や表現手法に全面的に傾倒しているわけではないのですが結構好きかも~この演目と思っている自分がいたりして 東京は残すところ3ステージ!そしていよいよ大阪公演が始まります。舞台って初日を迎えると怒涛のように日が過ぎていく感じがあるのですが、もうすぐ終わりだなぁと思うと一抹の寂しさが……。そうそう、寂しさといえば最後のラブレター も到着。これで本当に本当に終わりなんだなぁと思うと中身は嬉しいのに寂しさが募ってくるんですよね 泣いている場合じゃないのに

そうなんですよ、泣いている場合じゃない!裸体の遠征は来週だけど←いろいろ楽しみ~ 次の遠征のこともそろそろ というのが、よりによって同時期に法要の予定を被せてきたじいママ。まぁうちはどこぞやのブラジルの家と違って緩くていいかげん(爆!)ママンもお経を聞きたければ来れば?って感じなのでね~~お寺に興味ないし御院家さんの話も自分とは合わないから嫌なのよね それこそ何の救いにもならないみたいな ただそれとは別の部分で思うところはあるので、日を改めて行くべき場所には行くつもり。大切なのは本当の気持ちだからね。。。
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禁断の裸体 4回目

2015-04-22 23:58:10 | 観劇記
4月19日マチネの観劇記です。注ネタバレ!

4回目のブラジル~ 今回は全体が見える9列目、、、そして唯一の上手側 のお席だったので今までに見えなかったものが少しずつ少しずつ見えてきた感じでしょうか 萌え~な眺めも含めて(笑)……というのが1幕冒頭。エルクラーノが妻の墓参りから帰ってきて自室で喪服を脱いでパンツ1枚でベッドに寝転がるシーン。2階セットなので前方だと見にくいんですよね~~今回はかなり引いた場所だったのでめちゃめちゃよく見えました……というかエルクラーノが横向きに寝転がっているところの延長線上のお席だったもので もうぅ~~脇のライン、腹筋の曲線の美しいこと あんなにねじった格好で寝るのは激しく現実的ではありませんが(爆!)時々ピクピクッと動く足が何げに可愛くて 無駄にフェロモンが漂っていてこれぞ罪ですっ あと、、、結婚を決めたエルクラーノがジェニーを家に連れて行く場面。下手~センターだと家のセットが邪魔して階段をエスコートしながら下りていくシーンが見えないんですよね~~今回は上手側だったのでバッチリ ドアの前で「ここだよ、ちょっと待って」という感じで人差し指で指さすその手が!手が!!手が~~!!!手フェチなものでゴメンナサイ キュンキュンしすぎて相当怪しい顔をしていたと思います(笑)

ジェニーがエルクラーノからセルジーニョに乗り換える……というわけではないんですよね~~心変わり?とも違うような気がするし……ただ今回ふと頭に浮かんだのがエルクラーノが履くパンツの変化。最初はだっさい白いぶかぶかの綿素材っぽい短パンなのが、ジェニーを家に連れ込んでさんざん関係を持った例のシーン(爆!)の翌朝は黒いブーメランパンツに変わる。喩えて言うならグンゼのパンツから海外ブランドのパンツに変わっていくという感じ エルクラーノが抑圧していた性に溺れていく……宗教的にはNGでも本能的/生理的には極めて真っ当なこと、ある意味正常と言えるのかもしれない。ただそれだとジェニーにとっては自分と同列、同じ種になってしまい魅力を失っていくことになったのでは?と思ってみたり……そんな時にセルジーニョの事件が起きる。「違う世界」の空気を持ちながらも自分なら何とかできる?と思わせてくれる存在にどうしようもなく興味を持ってしまった。そしてそんなセルジーニョが履いているのはかつてエルクラーノが履いていた白いぶかぶかの短パン。ジェニー自身、“上の”生活や“正しい”人生に傾く欲望や憧れを持っていてそれの現れという部分もあるとは思うのですが、このジェニーの振り幅や揺れ具合、性と聖を交錯させて描いているように見えたんですよね~~何とも複雑!

この作品、男女や親子、警察権力や医者、宗教の問題といろんな視点から観ることができると思うのですが、気になって仕方ないのが神父と医者の対比。保守と革新?右翼と左翼?簡単にぶった切るとこんな感じの対比構造になりそうですが、どちらが良くてどちらが悪いという描き方はしていないんですよね~~医者と言えば科学の塊みたいなもので重要なのは神よりも人間。実際、2幕でもセルジーニョが変わったことを奇跡と称えるエルクラーノに「それは彼自身の、人間の力だよ」と言っているし、わりと許容範囲が広い 一方の神父は精神性重視、神様重視。快楽を主とする男女の営みはNG、“おかま”なんぞもってのほか……って言えるのかね、教会は(爆!)と突っ込みたくなるのですが一応NGでガチガチに固められた保守的で閉鎖的。ゆえに本来は救いの手を差し伸べるはずのものによって傷つけられ、尊厳を持って生きることを許されない人を生み出す。だからと言って医者サイドも善というわけではなく一見真実を突いているように見えて実は何の解決も与えてはいない。むしろ許容範囲が広い故に生きていけない人間を生み出してしまう。まさにどっちもどっち、同じ穴の貉じゃないかと思えるところがある。カール・マンハイム的に言えば保守→伝統的なものを大事にして人間の力を過信しない、つまり畏怖の念がベースにある。そして俯瞰的に見ることの大切さ。一方がもう一方を批判することで逆説的に相手を肯定したり否定したり……人間って小さい生物だなぁと。。。

ラストに出てくる映像、、、ジェニーが吹き込んだテープ→乳房になり崩れていくのですが、これまたやっと9列目で観て自分の目で確認できました 最後にこれで締めくくると受ける印象がまた違ってきますね~~男は女に振り回されるだけで結局のところ女が全てを支配して、女が全てを壊していくものなんだなぁと思いました。ホント男って情けない(笑)まぁエルクラーノはそこがいいんだけど←ヘタレとるぅ~ 脈々と続く男社会のようであって実はキーを握るのは女性。キリスト教での女性観を交えながら観ていると物凄く辛辣な笑いを感じられるというか相当なブラックユーモアだわ あと、、、ジェニーとの関係をセルジーニョ&3おばに責められたエルクラーノが言った「俺は生きているだけで罪深いのか」というセリフ。いや~~何かいろんなものを凝縮していて別の意味で笑えて深い好きなセリフです
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怒涛の・・・

2015-04-21 23:14:09 | その他いろいろ
歯痛真っ只中 鈍痛ですが珍しくロキソニンを大量服用 昨日歯医者に行ったのですが、簡単な治療で済むつもりだったのがレントゲンを撮ってみたらかな~り親しらずが手前の歯を圧迫しているということで急きょ抜くことになってしまい この歳になって親知らずって……トホホ という感じ。まぁ先週じゃなかったのが救いですが←理由はもちろん デートの日までには腫れが引いてくれないことには……

週末も大忙し!土曜日は裸体初日と被らなくて助かった~の春の食事会。成り行きで司会を務めることになってしまいまして 後から嫌な役回りをさせてゴメンね~と他の役員の人に謝られてしまいましたが、別に人前に出ることは苦ではない……別に目立ちたがりとかじゃなくて(笑)カメラ係でテーブルを回ったり登壇してもらう人に気を遣ってアレコレする方が社交的じゃないじいには億劫で苦になるのよね。それなら壇上で注目浴びていた方が楽だわ~~なんて どうせやることは決まっているんだし個人の性格や性質は関係ないし。まぁ猫を100枚くらい被っていたので普段のじいを知る職場の人たちには後で弄られましたが(笑)でもこれで役員もお役御免だわ~~本当はやる前に会社を辞める予定だったんだけど、、、自分の中の勝手な予定で 何はともあれスッキリ!最後に今回の食事会の役員みんなで記念撮影しようということになって仲良くパシャッ 良い人たちに恵まれて良かった~♪

日曜日は渋谷のブラジルへ 今回は離れたお席での観劇だったので今まで見えていなかったものがいろいろと……とっ散らかっていたパズルのピースがあちこち填まっていくようにストンと自分の中に入ってくるものがありました。結局は女が全てを動かして壊していくものなのかなぁ~~って しかしアノ情けない男の可愛さは罪だわ~ 観劇後は内野な友人たちと愛あるバカっ話に花を咲かせまくり~~言いたい放題のあんなことやこんなことで盛り上がりました 結局のところ内野的ツボは同じなのね~~ムフッ 深い深い内野愛

それにしても裸体初日以来どーにも休まらないというか頭と心が24時間フル稼働していて寝た感じもしないというか……まぁ舞台公演中はだいたいこんな感じはあるのですが、内面を抉るような演目だとそれが酷いんですよね~~どこかで発散しないと!ということで再放送で何げに気になっているJIN完結編のDVD……どこが発散なんだか(笑) つくづく素敵だったな~~と実感する龍馬さん。本当に実在したかのような錯覚に陥ります。そして良い作品というのは時を経ても色褪せることはないのよね~~「とんび」よりも遥かにこっちの方がいい(爆!)今だからこそ見える、感じられることがある、泣けることもある。でもね、、、こんな風に受け入れられやすいかっちょいい役もあれば受け入れられにくい難しい役もできることが無性に嬉しい、これからもスリリングな出会いがきっとできるに違いない!と思えるお人に出会えた幸せに感謝
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禁断の裸体 3回目

2015-04-17 23:48:08 | 観劇記
4月11日ソワレの観劇記です。注ネタバレ!

よりによってこの演目で既に3回目って(笑)なかなか手強い作品ですがあーでもない、こーでもないと頭も心もフル回転できるので嫌いじゃない 今回は初日のお席の1列真後ろ この列から段がついているので視界が良好~~っていうか良好すぎて(笑)ちょうどベッドの延長線上にあったのでエルクラーノの足の間が丸見え ということで朝起きた時の……以下自粛 1列違っただけでこんなに違うものなのね~(真面目な部分も含めて!)とそれぞれの良さを感じながらの観劇になりました。

初日&2日目から1週間開いたことでこちらも少し気持ちに余裕が出てきた感じだったかな~~多少は どっぷり浸かって楽しめるようにもなってきました。この日は2回公演でソワレの方を観劇したので板の上の皆さんはいつも以上に脱力していたような気がしました。内野エルクラーノ すっかりブラジル人の空気を纏っていました もうぅ~~逐一めんどくさい、ヘタレ、可愛いダメンズっぷりに萌えまくり

ジェニーの極端すぎる行動……まぁパッと見“フツー”じゃないのは確か。ただそれは一見したらという意味で意外に支離滅裂でもないというか結構オンナの本質を表しているような気もしたり……じいは嫌いじゃないし分かる部分は無きにしも非ず 1幕の二人のやり取りが実は何げに気に入っていたりして きっかけはパトリーシオの企み→悪魔の囁きであっても実際に彼はそこまで自らの手を汚していないんですよね~~あくまでもきっかけを作っただけ。それが思わぬ方向に行ったり自然に自分の思い描く方向に進んで行ったり……そこには神も悪魔も慮れない人間の本能や本質が作用しているような???三日三晩ジェニーと過ごしたのに全てなかったことにして日常に戻ったエルクラーノ。でもジェニーのことが忘れられなくて再会するんだけど、もうぅ~~バカバカしいやり取りが盛りだくさん。ジェニーは電話では会いたいの~~体が…以下自粛(笑)と言っておきながら実際に会うとツレナイ態度 ツンデレっぷりが逆に可愛かったり エルクラーノもエルクラーノで「こんなとこ出ていかないとダメだ」とか「仕事を紹介してやる」とか、娼婦に溺れる男の典型的なセリフだし~~っていうかその前のジェニーの言動やその意図が分かっていて観ている方からすればアホかと その上ジェニーに誘われて断っておきながら「俺はお前を憐れんでいる」だの「お前の魂を救いたい」だの言い出した挙句に「人間だから」とか言い出して……もうぅ~~ウザすぎてカワユイ(笑)逐一その情けなさと頓珍漢っぷりに腹が立つのに愛おしいというか……罪な男めっ この時点でハートと四つ角マークが自分の中に混在(笑)そんな時にジェニーがコレが最後だと服を脱ぎ始めるエルクラーノに「何脱いでんの?出て行ってよ。私はまだアンタのものじゃない」と逆襲するところが堪んなくイイ スッキリ気分爽快でしたね~~ヘヘヘ

しつこく結婚を迫るジェニーですが、パトリーシオが兄を陥れるためにジェニーにそう言えと命令しただけ、ではないんですよね~~そこにはジェニー自身の素の心が影響している。単に好きだから迫ったわけでもなく、普通の暮らしを手に入れたいから迫ったわけでもなく、むしろその相反する気持ちが共存しているというか、精神的&肉体的な全てを綯い交ぜにしたいろんな複雑な女の性の部分が絡み合っているような気がしましたね~~それが分かりやすく表れているのがジェニーの躁鬱とも思えるような両極端な行動なのかなぁと思ったり 「女はおしとやかな時もあれば男に入れあげる時もあるものなのよ」だったかな~~こんな感じのセリフがあるのですが、何かよく分かるというか…… エルクラーノは開けっ広げなジェニーに「女はそういうことを仄めかしても良いが口にしてはいけない」なんて言っているけど、女性学云々だともう少し系統的に論じられるのかもしれませんが、そういう難しい話は抜きにして女の正直な心と体の気持ちの部分としてジェニーの行動には何か説得されるものがあるような、ないような。。。でもさ、、、女っていうだけで難しいのに(苦笑)そこに「知り合ってからそんなに時が経っていないのにダメだ」とか「俺は心からお前を好きにはなれない」とか突き放しといて「お前が足を洗うまでは!戻っちゃだめだ、何もかも捨てて一緒に行こう」なんてズルすぎ~~ヲイヲイ と思いながらも顔がにやけていく自分、、、完全にヘタレとる~~ いざ結婚という言葉が出てきたら暗い顔をするくせに……。

前回??だったジェニーの心変わり?改心??する1幕ラスト~2幕。何とな~くだけど見えてきたような気がします。さんざんやりまくった後に元の売春宿に戻ると言ったところは女の体ってそういうものかな~なんて 科学的な説明はあると思うんだけど難しい物理や化学はよく分かんない(笑)ただそういうものかなぁと分かる部分は……ある、うん もちろんそこにはジェニーの生い立ち(1幕で何となく暗示しているような感じがしたので)も深く影響していると思うんですけどね。その後セルジーニョの一件があってから残ると言い張るところ……人間だから、人間ゆえに描くことのできる/描いてしまう「正しき道」みたいなものがあって、そこに行く/帰る「能力」や「性(さが)」が備わっている???それが宗教だとツッコミどころ満載の「聖典」だの「説法」だので表しやすいのかもしれませんが……まぁそういう部分を斜め視点で辛辣に描いているのがこの作品とも言えるんだと思うんですけどね~~

今回はエルクラーノとジェニーの関係性に萌え萌えしすぎた感ありかな~~(笑)でもこの二人……だけではなく他の組み合わせも含めて女性というものを考えながら観ていたかなぁと思います。後日こちらの劇評を読んでふと思い出したのが人間の原罪。まさに女とは何ぞや?そこに絡む男や性とは何ぞや??という問題に関わる原罪。そういや創世記はそんなこんなの話だったなぁと思うわけですが……この演目、観れば観るほど少し穿った馬鹿正直な人間賛歌なのでは?と思っていたりしています
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プレスコール動画

2015-04-14 23:44:13 | 内野聖陽さん
今日は仁義なき戦い カープタイガースライオンズロッテ、ただし応援のみ(爆!)の構図が職場で形成。特に直接利害関係のあるカープvsタイガースは火花が飛び……じいと人事部長の一騎打ち(笑)「1勝1敗だったので」と他の人と話している声が聞こえてゴング鳴った!みたいな でもね~~雑談で盛り上がって楽しかった♪と1日が終われば良かったんだけど、午後になって取引先の“ワガママ”に振り回され職場には澱んだ空気と愚痴が飛び交い……取引先の社長は顧客を大事にすることより金儲けに走る と言ったとこか そして自分は社長だから下々の者には会わない姿勢は健在、、、たかがその経歴で田舎の駅近にビル建てた程度でアホかっ!と思うわけですが、今の時代フツーの人が“真実”を広める手段はいくらでもあるのでせいぜい気をつけておくことね……と思うことで少しは気が晴れるよーな 辞めたら考えよう(笑)

さてさて、禁断の裸体の公演も東京はあと10日。この前の土曜日に観た時の内野エルクラーノが反則的なダメっぷりで可愛かったので魂が振り回されているような感じなのですが、今更ながら上がってきた初日プレスコールの動画を見てますます……





今回は特に演目が演目なだけに素の喋りの時とのギャップが甚だしく……萌えてしまうではないですか 実際に観てからこのインタを見るとツッコミどころ満載、愛ある苦情を言いたいこと満載で笑わずにはいられないというか、嘘つけーーどうしてくれよう!と思う発言多々(笑)でもこういうのが嬉しいというか、観る側も振り回される作品であったりキャラクターであったり……これから愛がますます大きくなってしまうのよね
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嬉しいこと連続

2015-04-12 02:13:36 | その他いろいろ
今夜は裸体3回目←凄い響き の観劇でした 遠征していた内野な友人の方々とお会いしたので帰りに をしながらアブナイ(笑)談笑のひと時。事情を知らない周りの人にはホストクラブに行ってきたかのような会話に思われるよね~と まぁ結局人間って愚かで情けなくてカワイイということで盛り上がりました。じいも1週間置いて観てから随分こなれてきたように感じましたね~~やっと分かりかけてきたような、見えてきたようなものもあるし。公演期間中特有の、、、そう、その期間中は舞台になっている世界にどっぷり浸かっている感覚になるのですが、かな~りブラジルに染められてきた感じ。サンバのリズムに体が反応するようになってきたかも 今後の観劇が楽しみです♪

夕方、家を出るまでBSで野球を見ていたのですが、今日はヤバかったですね~~8年前のエースが投げて8年前の4番が打つ、しかも甲子園で!これはドラマすぎるでしょ~~泣くかと思ったわ そこにじいママが外から帰ってきたのですが「あ、私のユニフォームと同じ背番号だ」って 罰当たりなっっっ!!!じいがこの状況がいかに凄いか熱弁をふるうとどこ吹く風~ まったくもうぅ
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禁断の裸体 2回目

2015-04-11 00:21:43 | 観劇記
4月5日ソワレの観劇記です。注ネタバレ!

初日に続いて2連ちゃんの観劇。贅沢な愚痴だとは分かっているのですが初日の前からしんどいなぁ~と思っていたのはホント(苦笑)でも這ってでも行かないといけなかったんです~~スペシャル観劇だったので

最前列どセンター 目の前であんなこと こんなこと 確かにそうなんですけどね 他の舞台でも言えることなのですが、視線や空気感が頭上を飛び越してしまうので純粋に観劇の距離感としてはどうなんだろうと思ってみたり……あと、前すぎて1階部分にセットがあると2階部分は見にくいです。エルクラーノが警察署長に詰め寄るシーンや医者とやり取りするシーンなどは頭の上部分がやっとこさ見えるような時も!でも細かい表情は本当によく見えるので、なるほどなぁと納得できることも多々(一度最後まで観ているせいもあるけど)。それに、、、愛の対象がいる舞台ならかぶりつきは最高です あれこれ頭をフル回転して考えながら観ていたつもりですが、ボーっとなっているうちに終わっていた感もあり 至福の2時間40分でした

2回目の観劇ということで少し気持ちにゆとりを持って観られた感じかな~~初日よりはドキドキしませんでした 寧ろかぶりつきということで萌えツボを思いっきり堪能。エルクラーノがキスする時の頬のセクシーさ、ジェニーの背中に回された手が!手が!!手フェチなじいには最高のショット あとね~~最初に観た時から好きだったのが雨の日にエルクラーノがジェニーとの結婚を決意……したんだかどうだか薄情な一面 も見せるところもあったのですが、その時の二人の掛け合いが堪らなかったんですよね~~敬虔な生き方から枠を取っ払うことができないエルクラーノの不器用さ、情けなさとジェニーの自由奔放さが犇めき合う。手順を踏もうと踏むまいとやることは同じ、、、よーするに好きなのか、それなら結婚するのか、よーするに“やりたいのかやりたくないのか”ってことなんですよね ジェニーがエルクラーノに対して押したり引いたり……そういうところが全て女の本音でとにかくスカーッとして気持ちがいい なーんかジェニーに代弁してもらっているようで心の中でケタケタ笑いながらニンマリ ←変な意味はないよっ(笑)

ジェニーがエルクラーノの前で跪いて靴にキスをするところ、その逆パターンの場面、そしてセルジーニョに跪くジェニー、、、初日の時からずっと引っかかっていたんですよね~~今回はしっかりと頭に浮かびました、新約聖書に出てくる罪深き女とマグダラのマリア。両者は今は別人とされているけど戯曲が書かれた当時はまだまだそういうのは一般的な見方ではなかった時代かなぁ~~そこら辺は曖昧ですが ただ、どちらにしてもキリスト教の社会では女性に対する見方、価値観を象徴する存在としてアレコレ説かれるんですよね。そういう視点から見ていくとかなり辛辣な描き方だなぁ~と思ってしまいました。罪→娼婦という説を取るなら尚更というか、もしかしてキリストや神への侮辱罪?みたいな(苦笑)しかも、跪く対象がエルクラーノだったりセルジーニョだったり……特にセルジーニョの場合は最終的に行ってしまうのがボリビア人の男性 2幕で語られるその男性のプロフィール、、、どうやら聖歌隊で歌を歌っていたとか まぁね~~教会の中で繰り広げられるあんなこと、こんなこと まぁ宗教や国、文化の古今東西を問わず時々表立ったスキャンダルにもなっていますが……何だか全てが皮肉に見えてしまって逆に可笑しくなってしまいました

それでセルジーニョね……ツッコミどころ満載というか「母さんはおばさんたちのように処女のまま死んだ方が良かったんだ」ってサラッとかなり地雷を踏むようなことを言っていたりするのですが、それならアンタは生まれんだろ と思いましたが。でもこれってマリア(聖母の方ね)の処女懐胎をネタにしてる?と思ったのですが、まぁこれも性に通じるいろんな見方ができて面白いなぁと。。。

あと印象的だったのが「忘れる」ことの矛盾。1幕では妻のことを「忘れることは罪だ」と3人のおばとセルジーニョがエルクラーノを咎めるんだけど、2幕でセルジーニョが刑務所で強姦されたこと、ジェニーが娼婦だったことを「忘れること、いや元々そんなことはなかった」と言うんですよね。ずいぶん都合がいいなぁと斜めに笑ってしまいましたが、でもどちらも間違いであり間違いではないところがあるんですよね~~忘れることで救われることもあれば忘れないことで傷つけてしまう、その逆も然り。生きるというのは何とも皮肉に思えてきたり……うーむ

どうしても宗教的な要素に目が行ってしまうのですが でもね~~イマイチよく分からないままのこともあるんですよね。突然ジェニーが元の売春宿に戻ると言い出したり、刑務所での一件があってエルクラーノがジェニーに出ていけと言うのにジェニーは残ると言い張ったり……あとは(パトリーシオの企みとセルジーニョの複雑な心模様は裏にあるんだけど)性に溺れたエルクラーノが突然セルジーニョによって改心 して清らかになるとか……深く考えなくてもいいのかもしれないけど展開が唐突すぎて頭に?を浮かべたまま進まないといけないところが……次回への課題デス
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