じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

? はれ予報11月号
10/28 Numero TOKYO12月号(扶桑社)
11/1 CINEMA SQUARE vol.150(日之出出版)
   朝日新聞夕刊
   朝日生命生活情報誌「SANSAN」
11/7 映画「アングリースクワッド」完成披露上映会
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

【2025年】
2月 WOWOW ドラマW「ゴールドサンセット」放送

10年先も君に恋して 第4回&第5回

2010-09-30 23:56:26 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
一昨日の火曜日、、、やっとイリアスな日常から気分が切り替わったので(本当は完全に…というわけではないんだけどね~)君恋を見る気持ちになれました。前回の放送を録画したまま放置していたので2回分まとめてドド~ンと

本音を言うとね、、、いつものように作品の世界に没入できてはいないですやっぱり雑念がいろいろと……本当のところなんて知る由もないことだけど、10年後の里花と博の喧嘩を聞いていたり、一番大注目のセリフ「40にもなって何やってるんだよ!」……あはははは、、、はぁ笑えるけど笑えないよっ真剣に、純粋に向き合わないといけないと思うのに、どうしても拭い去れない気持ちがある。でも、それでも、やっぱり目の前で生きているのは内野さんじゃなくて博さん!博そのものなんです。今は複雑なじいの心も素直に認めて、その上でドラマ自体を楽しんで思いのやり取りをしている……それは何一つ変わらないことだから、その部分はいつもの調子で書けたらいいな~と感想を書く前の自分への願い

第4回はわりとベタな展開友達の目撃談から浮気の疑惑が浮上して、しかもその男との間には何もない、みたいな……ちょいと安物のドラマを彷彿させる要素たっぷりなんだけど、でも全然違うんですよね~~彼氏も浮気疑惑の男も同一人物なんだもんそこが面白いというか、自分の過去あるいは未来に嫉妬する、好きな相手の過去(現在…か?)と未来の間で揺れ動く……何だか人間の心の動きを形として目の前に見せられているような感覚でしたね~~自分だったらどうするだろう?という想像?妄想??も含めて頭の中がクルクルそれに、亜美ちゃんがふと呟いた一言……バカップルこれって何気に直球ストライク夢を本気で信じたり、自分自身の人生に悩むことも、男と女のことで振り回されることも、真剣だったりピュアだったりするけどバカバカしいって側面があるからなぁ(笑)

その他軽い呟き……宇宙エレベーターの競技会。前にNHKニュースで見た時はイマイチ興味が持てなかったけど、今回はなかなか面白いじゃん!と夢とロマンを感じちゃった~~恐るべし、愛しの君の力ヘタレ男2名、研究室の彼と恋愛小説家。罪はないんだけど愛する博を悩ませるなんて許せない!と超個人的な苛々←ゴメンナサイ三田村教授~~惚れちゃうよ~~宥める空気感も、はぐらかす笑顔も、本音を語る姿も……愛しい愛しい40博でさえ青二才のお子ちゃまに見える程これぞ真に大人の男よね~(浮気じゃないわよん)30博みたいに怪しいからっていきなり部屋に行きたいなんて言ったりしないし~~ってアレはじい的になしだわ。あ、そうだ、もう一人イイ人?がいた!30博と里花が待ち合わせしたレストランのウェイター。心配そうに博を見つめていたけど無事に彼女が来たのを見て笑顔……でも食事はしないまま出ていっちゃったから儲からなかったよね~~ゴメンね

30博vs40博のラストシーン、里花が40博を追いかけた気持ちは分かるような気がした……ってか、多分じいも同じ選択をしたと思うのよねま、あの40博はあまりにも罪すぎる魅力を放っていたからマジにキュンキュン惚れちゃったんだけど、それは置いといて30博を捨てたんじゃなくて大切に思うからこそ追いかけた……40/30博、里花、それぞれの思いが真剣で、だからこそすれ違いや心の奥底の真実が切なくて胸がチクチクと

そして第5回。30博のガキっぷりが~~だから男ってのはと愚痴の一つも言いたくなるよーな……ま、現実ならじいは逆ギレ決定多分(笑)海で溺れたら原稿の方を先に助けるヤツだと思うので仕事やら何やらで二人の溝は深まっていくばかり、と、ここら辺の展開もちょっと微妙というかうーん、、、リアリティはあるけど当たり前すぎる展開こういうところ、ついついジーンと比べてしまっているんだと思うけど……仕事と恋愛の選択もまた真実だし、じいも避けては通れない/通れなかったことだから心に響くものはあるし。。。

大人な男たちのやり取りは素敵でしたね~~40博を森に連れていくところとか、三田村教授の方がはしゃいでいる感じもあってかっこかわゆい~そしてタイムマシーンの開発秘話……40博じゃなくても胸に突き刺さりますわ宇宙を見るのは過去を見ること、過去は変えられないからこそ時は尊い、、、そして未来は変えられる泣きましたよ……40博の涙も罪だったけど、教授の言葉の一つ一つが自分の中の傷や宝に響いていく……そして後悔と癒しを感じました

結局、40博の計らい?で(中身は単純で年に関係ない博の不器用さが顕れた策略だけど)二人は仲直りここで博クン、良いことを言いましたね~~怖いから憎む、好きだから憎む、可愛さ余って憎さ100倍。本当に嫌いなら何の感情も湧かないよね~~好きだから苦しい、好きだから辛い、好きだから、好きだから……40博もそうなんですよね~~前回のも併せて、26里花を見つめる表情が切なくて……未来では憎み合っているはずなのに過去の里花に惹かれていて、26里花もまた30博が好きだから40博に惹かれている。そのクロスした感情の流れがもどかしいんだけど、そういうことは人の心の中に大なり小なりあることだと思うし。同時進行している相手を素直に恋し続けられれば苦労はしないんですけどね~~そういう矛盾や切なさも人間の愛おしいところなんだけど

来週はいよいよ最終回ハッピーエンドを望むところあり、シュールな結末を望むところあり……どちらにしても短絡的ではない説得力のある最後になるといいな
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祈り

2010-09-28 23:59:11 | 内野聖陽さん
イリアス地方公演、、、25日の新潟公演を経て、本日イリアス兵庫の初日当たり前だけどじいはどちらにも行っていませんが(笑)、ここにレポを寄せてくださった方、じい宛てのホットラインで直接レポしてくださった方々のおかげでずいぶん心が救われました今は曇りない目で見た内野的出来事に触れることが一番大切なことだから。。。

気持ちの芯は全く揺れていないしブレれてもいません。でも、人間ですもの~~心が行ったり来たり時には愛の証を探して過去を貪ることもある……今できることを一生懸命やるこれ、今じいのプライベートで起きているちょっと大変なことも含めて……祈って待つ、だけじゃないな~~じいなりに闘っていきますよっ

今日のバイト帰りにルクスタを立ち読み。イリアスの舞台レポが1ページあり。ベストステージの方にも載っているみたいですが、こちらは見当たらなかったので未確認プリアモスとの対話シーンやヘクトルとの戦いシーンの写真が満載!文章の方は、戦いの意味を問いかける作品みたいな感じのまとめ方になっていました。そうなのよね~~それが大事しかもそこに普遍的な人間の営みが存在しているから更に深いと思うし。

あと、、、もひとつ、帰りに買い物をしたものの中に……コスモスの絵が描かれているものを発見。特に“狙って”買ったわけではないのですが←ただ秋だなぁ~って思っただけ後から何とな~く花言葉を調べてみると「乙女の真心」とな運命……か
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All I can do is...

2010-09-25 18:27:36 | 内野聖陽さん
黙して語れないことがある。
語れない方が辛いこともある。
貴方も、そして私も。

今、私ができること・・・
私らしい「戦い方」で「闘い続ける」こと。

16日からいっぱい、いっぱい話しました。
公演期間中、あるいは千秋楽を迎えた後に、顔を合わせて、電話で。
お喋りは形を残さず消えていく・・・
今の私には最良の表現方法。
思いを同じくし、受け止めて下さった方々のおかげで強くなれた、そして私は今ここにいる。

望むことはたった一つだけ。
どうか、どうか。。。
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イリアス 東京千秋楽

2010-09-25 18:16:22 | 観劇記
イリアス東京公演の千秋楽の観劇記でっす

崩れ倒れるのを覚悟で行ってきました。でも、不思議なくらい大丈夫で……って、あんだけ泣いといてだいじょーぶじゃないだろうと友人たちに突っ込まれそうですがただ、今回の千秋楽はいつになく素晴らしく充実した公演でした。楽特有の変に浮ついた雰囲気もなく、無駄に熱いわけでもなく、最後まで日常の観劇と同じ感じで……いや、ちょっと違うかな初日から進化/深化し続けた舞台が、最初の地の東京で一つの完成形を見せ最高のイリアスを魅せつけてくれた……そんな風に思えるような素晴らしさでした

今回のお席は5列目、じいのお気に入りの(笑)上手側。アキレウス様のお通りはともかくいっぱいいっぱい思いのやり取りができたのが嬉しかったですね~~役の空気がダイレクトに飛んでくるのがここら辺なのでいや~~またもや陥落19日の観劇の時みたいにアキレウスの中に引きずり込まれるところでした。もうね~~途中から自分なりの呼吸をしていると苦しくなってきちゃって……それよりもアキレウスの呼吸のタイミングに合わせてしまった方が身体的にすんごい楽になるので……そんなわけで引きずり込まれるのは回避したのに今度は思いっきり同化させられちゃったよぉ~~

1幕冒頭、、、ここだけはじい的にはちょっといただけなかったかな~~お疲れ感が見えちゃって何となく醸し出す役の雰囲気やセリフの応酬に粗を感じちゃいまして、この上滑りは何なんだ~と正直焦りましたでも、気がついたら魂は思いっきり舞台の中しかも各登場人物の発する言葉の一つ一つが体に、心に、頭に、ピターッと舐めつくすように張り付いてきたんですよね~~マジ気持ち悪い位にピッタリ。こんな公演はそうそうないと思うけど、奇跡に遭遇してしまったような快感に酔いしれました

今回のイリアスは人間の生をまざまざと見せつけられました。生きることは悲惨なことなのか……生は悲惨で苦しいといったようなことはアキレウスだけではなくアガメムノンやヘクトル等々いろんな人物が言っているけど、じいは観ていて切なくなるほど人間が悲しくて愛おしかった。パトロクロスの出陣は、やっぱりアキレウスにぶつけた激しい訴えが突き刺さりました。それに、城壁での戦いを見ながら「敵でも味方でもいい。とにかくあの戦いの中にいる運命を悟った一員になりたかった」という内容のセリフを呟いた時に、戦い→人の命を奪い自分の命をも縮めるものなのに、戦わないことは死ぬも同然……もちろん今のじいたちには命のやりとりはありえないことだけど、本当に生きることの本質を突きつけられたようで苦しい思いも過ぎりましたね~~それに、今回初めて感じたことがあって……アキレウスはずるくない?って怒りに自分を縛り付けて助けにもいかないのにそれなのに親友の死を悲しむ……でもね、これを古代の人間だからって片付けるのは短絡的じゃないかな~って思ったのよね。アキレウスの慟哭は普遍的な本物の感情だと思うんです。ただ悲しめるなら幸せ。そうじゃなくて欺瞞や自己満足、後悔、いろ~んな複雑な思いを醸し出す、これも人間の真実だと思うから。。。

カサンドラが言った「だから言葉で語り継がれていくの。トロイアは跡形もなく滅びてしまうから」というセリフ……2幕のパトロクロスの亡霊が語る言葉にも通じるところがあると思うけど(←観る度につくづく思うけど、アキレウスとパトロクロスが直接会話しているように見えない空気感と視線の交差が素晴らしいの)、永遠への憧れと諦めの気持ちっていつの時代の人間も持っていたと思うんですよね~~じいもふとした瞬間に「この世に何を残せるだろうか」「自分の知っている人を忘れないでいられるか?自分のことを忘れないでいてくれるか?」と考えることはある。。。永遠に存在を残しておきたいと願う気持ち、永遠から遠ざかっても運命を受け入れる気持ち、あるいは運命に逆らう気持ち、そしてそこに介在する人知を超えた神々の行い……永遠ではないものの方が永遠に語られるという現実、、、カサンドラの存在感に触れると、他のイリアスに出てくる人物の生き様も併せて胸がきゅ~んとしてくる、まさに人間を描いた舞台だなぁとつくづく

2幕の対話シーンでは、あろうことかプリアモスが幸せに見えたんですよね~~なんてこったそしてアキレウスはさぞ悔しかっただろうと思ってしまい……立場的にも感情的にもプリアモスの方が優位ち立っていると思うから。それまでの行為や事態はすっかりスルーされて、目の前には同情の余地があり過ぎるほどの状況があってプリアモスは素直に自分の感情をぶつければいい。それにひきかえアキレウスの方が……プリアモスが話し始めた時は背を向けているんだけど、その背中に収拾しきれない感情の起伏を感じて胸が痛かったです

ただ、対話シーンの前に戦場から戻りパトロクロスを一人で偲んだ後、、、アガメムノンとオデュッセウスが「弔った後は忘れて出陣しよう」と言った時に立ち去るアキレウスの背中に孤独を感じたんですよね~~絶対に分かち合えない溝。ちょっと言い方は悪いけど、自分がその身にならない限りは分からない思い。それを分かち合えたのが敵であるプリアモスだったというところが、これまた何とも心憎いというか、ズバリ核心をついているように感じるんですよね~~しかも、プリアモスの放つ空気は思いっきり人間でアキレウスは人間だけじゃなくて神の血を引く存在としてのオーラを放っていて……運命に翻弄される人間と永遠の命を持つ神と人間の両方を知る人間、、、矛盾や反発が二人の間にうごめいているはずなのに対話する、、、生きるとは何ぞや?と思わずにはいられないのです。そして、ヘクトルを抱くプリアモスを背中に感じて佇むアキレウスの表情……悲しみ、孤独、諦め、安堵、そしてそれでもなお生きなければならない、いや、生きること=戦うことをやめられないアキレウスに自分の生を重ねて泣いてしまいました

人はなぜ戦う?……心にささりますね~~悲しいのに、辛いのに、戦いたい、生きたいという気持ちが確実に存在するそして、決して人間は可哀想な存在ではなくて……休戦日のシーンでの問いかけは人間の醜さ、他のシーンでは人間の悲しい宿命を表していた。戦うことは生きること、戦わなければ生ける屍。やっぱりイリアスは人間讃歌でした
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イリアス東京楽、無事に終了

2010-09-23 18:31:32 | 内野聖陽さん
イリアス東京公演千秋楽

やっと、やっと、本当にやっと、、、無事に東京ラストを迎えることができました。今回ほどいろいろな意味で体も心も掻き乱される公演はなかったと言っていいのではなかろーかとそれこそ血を吐くような思いで劇場に行っていた……でも、そんなものは比較にできないほど大変だったのは舞台の向こう側にいた方々。失礼な言い方になるかもしれませんが敢えて、、、芝居しか見えない愛する役者バカの為のお心遣い。特に今日のカーテンコールで見た役者の大先輩!平さんと木場さんの、イリアスに関わった全ての人たちに向けてであろう拍手は心に沁みました

そして、やっぱりじいが誰よりも、何よりも気になるのは内野さん千秋楽だからといって特別な言葉はなくても(今回の事態に限らずストプレだし)その役者な気持ちは十分に分かりました。控えめで、達成感と脱力感、疲労が混在したほっとしたような清々しい顔←敢えて笑顔とは言わないに、そして最後に袖に掃けていかれる時に腰の短剣を抜いて高くかざした姿に、役者・内野聖陽の心が顕れていたと思います。また、、、胸に手を当ててお辞儀をされた姿は、聖誕祭のあの出来事から発し続けた「烈しい思い」の “応え”だと勝手に思っています今日は精一杯、内野愛の覚悟を決めた拍手を送りました。内野さんが本物である限り、じいは存分に「闘い」続けます。迷いは一切ない

スミマセン公演の中身に先立ってカテコの話をするのは不本意なのですが、東京楽に免じて許してください。正式な観劇記は後ほど
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イリアス 5回目

2010-09-22 23:46:49 | 観劇記
9月19日マチネの観劇記です。

この日は予想外NHKのカメラが入っていました。放送日は未定とのことですが、BSか教育辺りで放送されるっぽい舞台だからこその魅力たっぷりの演目なので……って、どの演目もそうなんですけどね~~殊にイリアスはなので、映像になるとどうなんだろう?と思うけど、ここはNHKさんの手腕に託しますわ~~期待して待ってます

今回のお席は上手側。やっぱりじいはこっち側が好きだわ~~アキレウスの通り道だからというんじゃなくて(爆!)アキレウスの言葉を受け止める側なので思いのやり取りがしやすいのよね~~その空気感や雰囲気を浴びせられるのが好きなのでただね~~今回はどっぷりたんまりやられました~~じいの魂は完全にアキレウスの中に引きずり込まれました久しぶりですね~~この感覚。BB初日の後に軽い過呼吸になった時……よりは全然大丈夫だったんだけど、1幕が終わった時点で手の震えが止まらなくて、、、とにかく普通に立って歩くので精一杯!もう少しで倒れるところでしたそんなわけで、今回はアキレウス、アキレウス、アキレウス、、、とアガメムノンみたいに言いたくなるくらいアキレウスしか語れない……かも

相変わらず痩せたよ~~な印象の内野さんでしたが、多少なりとも落ち着いてきたのでしょうか……いつもの感じで舞台に集中していらっしゃったように見えました……とはいっても、じいの勝手な感覚だけど舞台からはける度にホッとしたような雰囲気もでもね~~初日の頃よりも表現が深くなってきた感じがするのよね~~冒頭の怒りのところも勢いに任せた激しさではなく、理由付けた理屈を抜いた生々しい、奥から沸き上がってくる感情が舞台上を流れていて……それが全てにおいてしっくり来て心地良かったです

1幕でパトロクロスに戦闘復帰を懇願されるところ。日増しにソンハさんのパトロクロスは激しくなっていっているのでは?と思ったりでもね~~その烈しさが今のじいには突き刺さるというか、ついつい役者な内野さんへの思いを重ねてしまうというか……ただ舞台の外のことなんて凌駕するものが流れているわけで、圧倒的にそれに魅せられたかな~というのがホント戦いなんて興味ないも~ん!というカワユイ部分を感じながらも、その前のオデュッセウスや母テティスとの対話の中で戦争が何も生産しないことを悟る……そういう、まぁ現代の視点から見れば至極真っ当な考えを感じているんじゃないかな~というような表情だったんですわ。ただ、やっぱりパトロクロスに詰め寄られ、同じギリシア軍の兵士たちの戦いに触れる中で、アキレウスの中に存在する戦いの血が燃えたぎってくるのを、アキレウスの呼吸と鼓動を通して伝わってきて、じいの心臓までドキドキバクバク呼吸困難寸前まさに、戦えという声に応えるかのように。。。しかもそれだけならいいんですわ。暴走すればいいだけだし反対に引き戻す力も感じちゃって……アキレウスが命が短い運命と分かっていて、それでも戦いに向かうという、ある種の「矛盾」……そこに愛おしさと切なさを感じてしまいました

2幕は役者vs役者、1対1の堪らんシーンが満載ですよね~~もちろん最大最強最高なシーンは、文四郎と家老、じゃなくて(爆!)アキレウスとプリアモスの対話……なんだけどこれは後ほど今回の上手側のお席から改めて観てハッとしたのが亡霊シーンのパトロクロスアキレウスがいかに弔うかを語っている時に笑いながらピョンピョンと跳び歩いているのに「ヘクトルは一緒に焼かない」って言った時に立ち止まって一瞬空気感を変えるんですわ。すぐに「そこまでしてもらえるなんて嬉しいよ」って言うけど、凄く悲しそうに感じたんですよね~~その前の笑顔も虚しさを知り尽くしたかのような雰囲気……「死んで神になった」からこそ知る戦いの虚しさ、生きることの美しさ、そして人間の悲しい性、、、アキレウスに「君だってギリシアに帰れないじゃないか?」「君と同じ壺に入れば何かを残せたことになるかもしれない。でもそれだって永遠じゃない…」というセリフの中にも籠められているのかもそして、それを実感していないアキレウスの表情がこれまた素晴らしくてね~~何だか自分の中の戦う血とシンクロして胸が疼く疼く

そして対話シーン……観劇前にもう1回パンフを読んでいたから、頭に鮮明に残っていたのかな平さんの戦争体験の話がオーバーラップしちゃったんですわプリアモスがヘクトルを戦地へ送り出す、亡き殻でもいいから迎えに行ってこの手に抱きたい、どんな時代でも変わらない親そのものですよね~~何も喋らなくても立ち姿だけでこんなにまでいろんなことが伝えられるなんて!!!その存在感には参りましたわ凄すぎますわ~~さすが平さん内野さんもこんな素敵な年の重ね方をしていただきたいな~と思いつつ、じいの唯一のお方はやっぱりいや~~こちらも凄かった!プリアモスの語りが進むにつれてアキレウスは下手→上手に移動その変化する表情と空気を真正面からビシバシ受けられるから、大変なんだけど快感~~またもやここで“戦争の真実”を感じているであろうアキレウスの何ともいえない複雑な表情……ってリプライズ?カノン??音楽的に言えばこんな感じ…かしかもそれだけなら一つの道筋が見えるというか、戦いは虚しいんだよ~的な方に持っていけるのかもしれないけど、このイリアスはそんな単純な作品ではない。パトロクロスに叫ぶところ、アキレウスがプリアモスの泣き姿を背に感じながら戻ってこない大切な存在を想うところ、それも真実。でも、それでも戦いに出て行き結局はトロイアを滅亡に導いた逃れられない戦いへの欲……戦争とは何かを知っていても戦う血がそうさせる、それが悲しくて、でも美しくて……だって生きるエネルギーでもあるんだから。だからなのかな~~パトロクロス、ヘクトル、そしてアキレウス。戦う姿があまりにも美しいのですやっていることは殺し合いなのに……そんな風に見えるじいもまた「戦えという声がする」のを感じている人間だからなのかもしれません。

カサンドラの歌人はなぜ戦う?怒り、栄光、運命……全部が答えなんだと思いましたね~~そして、、、じいの「闘い」、内野愛にも同じ答えを……胸を張ってそう言えるまた一つ強くなれた。。。
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イリアス 4回目

2010-09-18 23:52:30 | 観劇記
あまりに大打撃すぎた聖誕祭観劇から2日……本日のソワレを観てきました実はじい、聖誕祭辺りから絶不調食べた端からリバースして何も食べられない状態に陥りまして、、、心はしっかりしていると思ったんですけどね~~体は正直でした日にち的に考えて、やっぱり原因は明らか。全くっでも、自分の体が辛いよりも浮かぶのは内野さんの心配ばかり……つくづくバカだよ~~と「双方」に

でも、今日実際に板の上の内野さん、そして目の前に確かに存在しているアキレウスのオーラを浴びて体調は上向きに……傷つけるのも癒すのも貴方しかいないのよ~~内野さんやっぱりかなり堪えていらっしゃるのかな~~頬から首まわりにかけてかなりこけていらっしゃいました。あの顎のラインがくっきり……色っぽさを感じるのがかえって痛々しくて胸板辺りも落ちているような初日の頃に比べてユルユルしてるように見えたのは気のせいなら良いんだけど。。。でも、その分細かい表現が際立っていたのは本当に本当に素晴らしかったですやっぱりテンション上げ上げだった16日よりは落ち着いてて……あ、これは全体にも言えること。1幕の怒りの迫力は16日の方が上。あれを観ちゃってるとちょっと今日のは物足りない、みたいなでもね~~事情が事情なわけであれを素直に良いとは手放しで讃えたくはないし(爆!)そういう意味では今日の公演の方が良かったと言えるような気も。

今日は……フフフスペシャル観劇日だったんですぅ~~下手側最前列やっぱり下手側は柱がネックだな~~しかも他の登場人物が被りまくり今日のじい的問題の人物はアガメムノンでした。特に1幕ラストのコロスさんたちと作り出すアキレウスの黄金の隊列!アガメムノンのせいで見えなかったよぉ木場さんの意地悪っ(笑)……失礼しましたま、そうは言ってもアキレウスの立ち位置が多い場所なのでかぶりつきで堪能させていただきました1幕の竪琴はやっぱり“エアー”っぽいです確かに舞台奥に座っている時はそっち方向から音が聞こえていたので弾いていらっしゃると思うのですが、目の前の時は音楽担当エリアの方から聞こえていたのでそして横顔が素敵でした。悔しいけどうっとりでもね~~オデュッセウスが参戦依頼の交渉に来た時の空気感にはビックリ!イリアスって、ギリシア側=赤、トロイア側=青の衣装になっているのですが、これは戦いモードの人間性が現れている時だと思うんですよね~~なので、2幕のプリアモスが白い布を纏ってアキレウスに会いに行くところでも言えるんだけど、1幕のこの場面でアキレウスが白い服を着ているのは一人の人間として誰しも持っているであろう「人間的」「人間性」の部分が色濃く現れているんじゃないかなぁ~と思ったんですわ。アキレウスが「トロイアとの戦いで得た栄光は何の意味も持たない。奪った命も決して自分のものにはならない」と言うところがあるけど、自分の運命を知るアキレウスだからこそ言えることであり、これぞまさに今の世界にも通じる戦いの本質を言い当てている……言ってみれば極めて人間的で真っ当な考え。それが内野アキレウスから言葉以上の空気でビシバシこちらに伝わっているところがただただ凄くてね~~しかもそれでいて、だから戦うのを止めるかといえば、戦場を去る苦悩も別のところで語っている、、、その性が何とも哀しくて愛おしくて。。。←その姿を見て本心を見透かすように見ていたアガメムノンにも目を奪われ……贅沢すぎる舞台あと、、、2回目以降の観劇でじいツボに入っているのがパトロクロスがとどめを刺される場面。ヘクトルが視線を感じた先にアキレウスの戦車に繋がれた馬がいるというので、船上で待つアキレウス→立ち上がってヘクトルの方を見る、、、本当にジッと見透かすように見つめる馬の姿が見える。もうぅ~~どうしてこんな雰囲気を出せるのよ!素晴らしい役者力に触れるごとに泣けてしまうじゃないの~~

どちらかといえば大注目なのは2幕。何もかもが素敵すぎて非日常の世界へ一直線ヘクトルとの戦いは公演を経る毎に激しさ内野アキレウスがヘクトルを追い詰めて追い詰めて、いよいよ手を下すという時の上から目線の超残酷な表情!こういう“いたぶり系”の視線は堪らん~~って、Mか?自分でもそこに残酷さが醸し出す色気っていうのかな~~戦う人間の美しさを感じましたね~~しかもヘクトルな池内君の表情がこれまた素晴らしい!アキレウスに剣を突き付けられ今まさに運命が来たことを悟る時の表情、、、諦め、意地、達観、哀れみ、死に行く英雄の本心に触れたようで

そして最大の見せ場プリアモスとアキレウスの対話。もうね~~まさに目の前で繰り広げられる役者と役者の真剣勝負。がん見ですわ~~あ、平さんには申し訳なかったけど魂の篭った言葉だけ耳に……じいの心はそれを受け止めるアキレウスに集中最初は手の甲に口づけをしたプリアモスに唖然。ちょっと動揺が見え隠れした表情だったけど、プリアモスの息子たちの話の時は両手をギュッと結んで怒りに満ちているけと、アキレウスの父親の話をプリアモスが出した辺りから緩み始めるんですよね~~でもズバリなところを触れられたのか、息遣いが荒くなるというか……まるで直球で親に指摘された子供のような感じ。その早くて深い呼吸が目の前で繰り広げられるから、じいもそれに合わせて……ってか、無理矢理引きずり込まれて一緒に呼吸させられているという、、、そのくらいわしづかみなのよね~~ただ、アキレウスが自身の運命を話すところは親に対する物言いな雰囲気ではないように感じました、じいの勝手見解ですがむしろ本当の親には言えない本心を、他人…ってか敵だけど、それゆえにさらけ出せる本音を感じたんですよね~~アキレウスの言葉に。同じ大切な人を失った悲しみや喪失感、怒りがあるからこそアキレウスは語り合え、ぶつかり合え、触れ合えたのではないかとでも、それでいて結局は戦いを止めることはなくトロイアは滅びる……矛盾しているように見えるかもしれないけど、じいには凄く自然な流れでしたね~~それが戦い、それが人間。そこのところをアキレウスの醸し出すオーラが伝えていて……完全に包まれましたね~~そのオーラが観ていて纏わり付く感覚、、、これぞ快感

舞台全体も進化/深化してました。あらゆる口から語られる情景描写のまとまりや絡み方がパシッと決まってきているので、どんどん想像の世界が膨らんでいくんですよね~~たとえ目の前に登場していなくても、そういう光景を舞台装置や照明、道具で再現していなくても、確かにそこに存在しているしかもイリアスを織り成すテーマがはっきりくっきり伝わるようになってきていると思うんですわ。今日じいが感じたのは「戦い」について。アキレウスはパトロクロスの復讐の為に出陣する時に「(ギリシア軍に家族を殺された)ブリセウスの怒りも自分に向けろ」と言い、アンドロマケは「この戦争で死んだ英雄たちの栄光は褒めたたえられようとも私たちはなおこの戦争を憎む」と言い、コロスたちは「トロイアが滅びてもなおギリシアの人間たちは殺された家族のために復讐する」と言う。あるいはイリアスでよく出てくる休戦。特に最後、ヘクトルの葬儀の為に11日間の休戦になるけどそれはトロイアが滅びるまでの慰みにすぎない。現代でも当てはまる地域はたくさんありますよね~~戦争が「終わった」のではなく「一時停止」しているだけの国や地域ま、じいはここで戦争の善悪云々は語る気はないので割愛しますが、まさに戦いの本質をついているというか……そして、それでも戦うことをやめない人間、たとえ運命を知っていたとしてもそこにある種の甘美な哀しさを感じてしまうんですよね~~

で、、、その「戦い」に、やっぱり内野さんの役者道を重ね合わせてしまうというか……う~~ん内野さんの中にきっとある……よねアキレウス曰く「これからはもう戦いに出ることはないと思うと張り裂けそうになる」そのくらい切っても切り離せない演じることに対する真剣な気持ちがあるんだろうな~と思うと、とにかく心配で心配で今日みたいに空気まで巻き込んで演じられてしまったら……やっぱりこの人じゃないとダメ!という心が沸々と。しかもやっぱりhateな気持ちも混じっていて、、、ものすご~~く深い「内野地獄」に落ちたかもこの愛憎愛と敢えて書きますが、ないまぜの心の行き場はまだ定まっていないみたいです
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イリアス 3回目~聖誕祭観劇

2010-09-17 02:41:34 | 観劇記
聖誕祭、こんな日は内野晴れというのがお約束でした。ずっと……でも今日は朝から土砂降りその影響なのか、アンテナ?ケーブルテレビの回線??トラブルでテレビが受信不可におかげで華々しく(爆!)取り上げられたWSは見てませんが、まぁ漏れ聞こえてはきているのでね~~まさに涙雨

本当に大変な1日でした。マチネ1公演を観劇しただけなのに、1週間マチソワした位の疲労感。涙、緊張、怒り、愛、心身共に忙しかった~そして、、、観劇記になっていない観劇記、こんなのを書くのは4年ぶりです。もちろん全く質も種も違う問題&心模様ですが……あーあ、こんな観劇記をまた書くとは思わなかったよっ

劇場周辺にはマスコミ陣の姿がちらほら。テレビカメラも確認できましたロビーもピリピリな雰囲気で劇場スタッフもいつになく緊張感でした。開演は5分以上遅れたもう~~この間じいはギリギリのところで思い止まるかの如く席に座っていましたよ既に胸はチクチク、緊張しまくり、悔しいかな、内野さんのことを思って心配する気持ちもあり……

本日のお席は6列目の下手側。こんなに近くで観るのは初めて何気に柱が邪魔しかも結構キャスト同士で立ち位置が被るので、時に「邪魔!」と思う時も今回は高橋さん演じるオデュッセウスがいろいろ被ってくれて……知能派な役どころだけに憎々しさも全くもって勝手な事情なんだけど、なかなか邪魔(笑)デシタ。でも、2幕でプリアモスがアキレウスの船に行くシーンはめちゃめちゃ素敵でした手前にアキレウス、その奥には月明かりに照らされたプリアモスの影を帯びた姿が。。。しかも平さん演じるプリアモスが一瞬ゼウスに見えて……確かにゼウスに守られてここにやって来ているわけですが、その場面に釘付けになれたのは下手側前方の特権かな~と

舞台は冒頭から今までになく熱いやり取り。こんな時だからこそ出演者全員が普段以上にテンションで演じていたように感じました。皮肉にもそれがイリアスの「怒り」の部分を的確かつ圧倒されるような激しさが表れていて、今までで一番良い流れを作っていました。いや、ホントね、、、一番素晴らしい出来しゃなかったのかと思いましたよ実は前回感じていた「語り部分」の不自然な突出ぶり……元々は朗読劇として考えられていたそうなので仕方ないとは思いつつ、普通に会話をしていた登場人物がナレーション役に変わるところがどうにも違和感ありありで馴染めない部分があってでも、それが全くなくて、それどころか語られる言葉から情景が自然に浮かび上がってきて楽しくて楽しくてその表現力に引き込まれました。これが普通に称賛できる状況ならどんなにか充実していたことかその熱さが時として他キャストに対する申し訳なさになっていたり……

内野さんは冒頭から目が潤み……1幕、10割増で激昂した喋りだったので、感情が高ぶる部分はとても良かったんだけど、戦線から離脱してからの場面は少し力みすぎ繊細さを欠くところがあったような気も。2幕は本当に素晴らしくて平さん演じるプリアモスとのやり取りはアキレウスの心が手に取るように分かりました……最初は拒否って敵意剥き出しだったのが、徐々にアキレウス自身が持つ人間性が現れてきて、でもそのことに戸惑いを覚えるような複雑さまで醸し出す。その場の空気を操る表現力があまりにも素晴らしくて

いつもはない拍手が1幕で起こり、2幕は普通のカテコ2回の後に「誕生日おめでとう」「頑張って」との声があちこちで最後は全員ではないけどスタオベも。内野さんは最初は神妙に(笑)普通にお辞儀、最後は敬礼みたいな挨拶をして退場、袖に入る前にちょっと手を振って深々とお辞儀をしていました。

普段は絶対にやらないこと、、、アキレウスと内野さんをクロスさせながら観ていました。アキレウスが戦場で戦うことは内野さんが役者魂全開で演じられること……重ね合わせて観ていました。アキレウスが戦いを捨てられない運命、それは内野さんが役者バカで他が見えないのと同じに見えたのです。そして、パトロクロスが必死に戦線に復帰するのを求めたところ、、、泣き叫びの訴えはそのまま内野さんに対して泣き叫んでいるようで……完全にパトロクロスと一体化していました。また、カサンドラが歌う「人はなぜ、戦う?」という部分がずっしりじいにのしかかり……じいがこだわる舞台と客席の「闘い」の方とシンクロしてしまい、眼前の板の上に立って魂をこんなにも揺さぶる演じ方をする役者・内野聖陽を捨てられない自分自身に問いを投げかけているように感じて……まるで内野愛の真実を試され見透かされているかのように。。。そんなところに普段はない1幕終わりの時の拍手でしょ~~そりゃあ泣きますよ。幕間にトイレでひとしきり泣き、終演後は友人の顔を見た途端に我慢して抑えていたものが一気に噴き出してきて抱き合って泣きました

愛が消えたわけじゃない、消えないから、役者・内野聖陽に向き合ってきたから、だからこんなにも情けなくて苦しくて切なくて愛おしいのです。決して温かい優しさがあるからとは思わないでほしい。一緒に苦しさを背負っている。捨てられない愛に苦しんでいる。それがいかに厳しくて、いかに深くて、いかに広い愛なのか……今はバカという言葉しか出てこない。あれだけないて、まだ張り裂けそうな胸、針で突けば簡単にブワッと溢れ出すであろう涙!涙雨が止む日は来るのだろうか
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HAPPY BIRTHDAY

2010-09-16 06:00:00 | 内野聖陽さん


Happy birthday to 内野聖陽さん

If only I could celebrate your 42th birthday as usual!
If only I could have prepared some flowers suitable for you, not those flowers!
If only I could have had the best time with you in the theater!
If only I could have become happy...
To be with you on your birthday for the first time.

I am so much angry, disappointed...I'm crying.
But even now I cannot hate you.
I cannot but love you as an acter.





これまで、いろんなことを乗り越えてきました。
今は不思議なほど、その時毎に抱いた毒な思いは感じていません。
むしろ今だからこそ役者・内野聖陽に客席から追い風を送らなければという思いです。
でも、その風は決して心地の良いものだけではあってはならない・・・
ゴシップとか社会通念とか、そういうお説教は誰もしていないし、品行方正なんてなくていい。
それよりも許せなかったのは「アルコール」のこと、、、少なくとも私の知る限りにおいて、そういう声が多かったこと。
役者の仕事=演じることのみならず、それに付随することを含めて好きだからこそ出てくる声や思いがある証ではないのでしょうか。
こんなふうに真摯に愛されている・・・・・・それに応える貴方の言葉を待っているのです。
演じるだけでは応えきれないこともある。。。
意味不明な釈明も妻の「貞淑な」発言もこれ以上聞きたくない。
貴方の言葉を流に届けてほしいのです。
こんなに情けない日は今までになかった・・・
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10年先も君に恋して 第3回

2010-09-15 23:54:28 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
君恋第3回やっぱり昨日のうちに書いとけば良かったなぁ~と後悔したくなる雑念がいろいろとま、これから聖誕祭やらイリアスやら“その他諸々”やらで放置しておくのも嫌なので、ささっと……淡泊に、手短に感想をば

そんでもって、、、いきなりですが……今回の話を見ながら、いかにじいの目が内野フィルターに覆われているのか、つくづく分かりました……って今更って感じなんですけどね~(笑)何やら日高さん←正確に読めなかった弟君、GJ……里花に気があるようで、予想外の三角関係か10年後は里花の誕生日に花束を渡してイイ感じになってるしまさか不倫???これが離婚の引き金……にはなっていないと思うんだけど、ちょっと?かなり??イラッと来ちゃったのよね~~べつに日高さんの中の人が嫌いなわけではないんだけど(好きでもないんですけどね)何でよりによってこんな男とって思っちゃって……だって40博が可哀想なんだもんでも、それが内野さんが演じられる役だったら全然許せちゃうんですよね~~ってか、今回のベタ過ぎる里花へのアプローチだって奥手な30博とイイ勝負だし。でも30博なら胸キュンだわ~となるわけで更に、10年後も光さんみたく日常に疲れた女性を連れ出してくれるなら大歓迎~って……よくまぁこんなにも違うもんだと自分でも呆れてしまうわけですが……でもね~~10年後のシーンはドロドロ展開というよりも(次週予告を見た感じも含めて)里花が持っていたもの、、、キャリアとか本当の自分とか、夢とか、そういうものを諦めないといけなかったものを取り戻すための行動なのかな?という気がしました。

今回は現在と未来、そして理想と現実が並べて描いてあるように感じました。男と女、時が経つにつれて変わっていくものと変わらないものがある。40博は里花に対して嫌なことを言いまくり~~そりゃあラブラブ度が上昇中の幸せな時にこんなことを言われたら頭に来ちゃいますよね里花は自分のことが嫌いだからそこまでして別れたいんだ!と思っているみたいだけど、そこが若いというか恋愛モードに入った人は冷静になれないというか……40博の表情を見ていたらあからさまに分かりますわ~~好きだからこその複雑な思い。愛憎というのかな~~相反する気持ちが紙一重で同居しているというか、、、里花を見つめる40博の視線……まだ愛している気持ちがあるから無意識に昔を取り戻したい思いが垣間見られるような何だか昔の里花の姿からを蘇らせようとしているようでもあり、自分自身の10年前を蘇らせようとしているようでもあり。。。

じいも既に(笑)男女の仲に夢を持ち込む年齢ではないのでね~~40博の言い分に共感してしまうところが多数いつまでもピュアな理想のままでは人生先に進めないもの腐れ縁……とは言い過ぎかでも、そんな風な間柄になってもなお続く“妙”があるのが人生を共にする男女なのかな~と、、、まぁこれはじいの周りの人たちを見て感じるところですがだから理想と現実、酸いも甘いも知っている40博と里花の上司・比沙子が意気投合するのは自然な流れだなぁと。

ま、そうは言っても30博と里花の恋愛初期(爆!)特有のやり取りを見ていると、ツッコミまくり~~青いな~若いな~~アホだな~~と笑い転げずにはいられないのよね~~ってコレ、自分の中に心当たりがあるから?30博が里花の趣味に合わせようと「今度、初心者向けのオススメの本を教えてよ」ってところとか、10年後を知って動揺して「本当の私は気が強くて…」と自分の欠点を30博にぶつけるところとか、ちょっぴりじい自身の心が痛み~の、ピュアさが痛々しいの、でも微笑ましくてまた恋がしてみたくなり~の、何だかほんわか良い気分になっちゃたな

それにしても、教授とのシーンはやっぱり良いですね~~自分の未来に感づくのに、今の一瞬一瞬を大切にすることを伝えてくれて、勇気が貰えましたね~~未来を失敗しないための選択もあるけど、未来は絶対じゃないし、未来の現実を知ってもなおその道を選ぼうとする。だって変わるかもしれないし……絶対なんてどこにもない。じいも現実を知ってなお自分の決めた道を選ぶと思うな~~たとえ後悔したとしてもやっぱり何事もその瞬間ごとが真剣で、その積み重ねがどういう方向に動くか、なんだよね
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