じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

本日黄泉へ

2019-07-31 23:44:23 | その他いろいろ


行ってきました2019年東宝エリザ。前に観たのは今の形になってから……と言っても今季ずいぶん変わっていましたが 多分2015年の時かな~~やっと旧版から脱皮して新版に慣れて……こないわ ますます闇が広がりまくる~ ゾフィー様以上にめんどくさい、うるさい、厭らしい姑状態だと思います そういう演目だからね~~エリザは。Die Schatten werden längerな観劇記は後日改めて
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Alle fragen sind gestellt

2019-07-30 20:04:25 | その他いろいろ
いきなり夏が来た~~ 急に暑くなりましたが、それでも去年より楽 去年は早くから猛暑日が続いてクーラーの中にいても体がしんどかったので。この前まで暑くても晴れた方がいいと言っていた人が多かったのが一転日差しは要らないとか言っている声が……人間げんきんなものです。しかし能登遠征の時にこうならなくて良かった~~とつくづく ←行く前はさんざんよりによってこのクソ暑い時期に と愚痴っていたけど(笑)

今朝、通勤中に目に留まったこんな記事。●年前の我が身を思い出して、吹奏楽とは違うけどうちの部活ってめっちゃブラックだったじゃんと吹き出しそうに……ガイドラインに抵触しまくり(笑)さすがに盆暮れ正月、テスト前は休みだったけど長期休みの時は毎日6時間、合宿は12時間……限りなく運動部に近い文化部とされ、楽しそうに見えた運動部や他校の同じ部活の合宿が羨ましく思えるって一体(笑)学校事情で週1休みは確保されていたけど、それがなければ休みなしでやっていた可能性は……ゼロとは言えないところが恐ろしや~ 条件の揃った恵まれた環境で貴重な経験や良い思いをたくさんできたことには感謝してるけどね。

夜11時まで練習とか休みゼロとか“常識的な日常生活”が営めないのは大問題。そんな練習は意味ないし上手くなるわけがない。教師は教えることが仕事だから(何を持って職域と言うかは議論の余地ありだけど)部活の強制、まして興味のない&経験のない分野に割り振るのは生徒にとっても不幸の始まりだろうし、一人の労働者として守られるべきものはあるだろう。当時の楽友と「自分たちがあの顧問の立場だったら、ああいう働き方はできないよね」と社会人になってからしみじみ話したことがあったけれど……今思い出してもあのセンセーは凄いわ、いろんな意味で(爆!)

人事異動があって公的側面の大いにある公立校は特に厳しいと思う。でもローカルルールに縛られて「教育」という名の下に実力ではなく目立つ子が重要なポジションに選ばれる、地域差をなくすという理由で練習環境を考慮せず部を作る……自分も小学校の時に嫌な思いをしたことがあるし、幼馴染が中学で同じような思いをしている。指導者がいないならその学校ではやらないことにすればいいし、楽しんでやるorコンクールやプロを目指すのどっちにするか明確に決めればいい。それに合わせるか合わせないかは自分次第、合わないなら逃げる(笑)、それでいいんじゃないのかなぁ

ただこれだけは言える。練習は嘘をつかない。コスパや効率性だけに特化したところで上手いものは出来ても良いものは絶対に生み出せない←舞台を観ていても思うけどね 自分に身近な楽器を例にとるけど、ちょっと練習らしきことをした程度で演奏できるようになるなんて甘い甘い ←大人から始めた人にありがちな・・・ 友達と遊びに行けない、勉強がおろそかになる、そんなのは体のいい言い訳。中途半端な態度は中途半端な結果しか生まないから。お手手つないで楽しくワイワイを否定はしないし、振り返って笑い話にできない“ブラックな”厳しさは必要ない。でも苦しさを抜けた後にしか見えない世界があるし、それは意味のある厳しく長い道のりの練習で自分を追い込まない限り見えない景色。楽しいだけのところに留まっていては知り得ない境地。お遊びの音楽と一緒にしてくれるなと無駄なプライドがざわついていたりして

“ブラック部活”で当時諦めたことはたくさんあるな~~そっちをやっていれば違った道があったかもしれないしアレも出来た、コレも出来たと後悔、じゃないけどそんな風に思うことは正直ありますよ でも●年前に戻ったとしても同じ道を選んでいると思うわ。そこで得た一生モノの宝物が盛りたくさん、これらが無くなるなんて考えられないから
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能登遠征!

2019-07-23 23:23:11 | その他いろいろ
7月15~16日、能登に行ってきました……もちろん観光ではなく(笑)化粧二題大千秋楽@能登演劇堂を観るため

北陸新幹線!日頃は専ら東海道新幹線なのでバラエティ豊かな東北・上越・北陸新幹線はとても新鮮 特に北陸新幹線は新しいので何もかもが広くて綺麗で快適←東海道新幹線比 心なしか揺れも小さいような……いつかグランクラスに乗りた……いかどうかは微妙なところ しかし長野まで1時間というのは隔世の感 でも目的地に会いたい人がいるのって幸せなことですね~


金沢到着。大学生の時に学祭を放置して友達と旅行した時以来、、、●年ぶり!当時は越後湯沢から特急に乗り換えて……随分と“近く”なりました。立派な駅になっていてこれまたビックリ。有名なこの風景↓↓↓


お昼を済ませた後は観劇バスで能登演劇堂へ。事前予約が必要ですが気の利いたサービス……っていうか遠いからっ 電車だと乗り換えありの2時間で最寄駅から徒歩20分、もちろん本数も 観劇に備えて心身共に余裕を持っておきたかったので直行で連れて行ってくれるバスを選びました。でもそうまでしてでも行く価値のある素晴らしい劇場でした。観劇記を含めて後日改めて

翌日はせっかく能登に来たんだから能登を楽しまないと!金沢に戻る前に花嫁のれん館に行ってきました。


嫁入りの時にのれんを嫁ぎ先の仏間に掛けて花嫁がくぐるという、加賀藩の能登・加賀・越中で始まった婚礼の風習があるそうなのですが、その時に嫁入り道具として用意される花嫁のれんが展示されていました。加賀染めや加賀友禅で作られていて今だと大体40~50万円くらいするって説明してくれた女の子が言っていました。時代ごとに模様や作りが違っていて面白かったです。個人的には大正時代の柄が好きかな 今はこの風習をやる人は随分減ったとか……1回きりしか使わないし(当たり前か・笑)じい的には良い生地使ってるなら有効活用すればいいのに~とか思ってしまうのですが、、、でも最近はタンスにしまいっぱなしは勿体ないので赤ちゃんが生まれたとかおめでたい時にも飾ることがあるそうです。

     

2時間のんびり電車に揺られた後は金沢をぶらり。本当は美術館に行きたかったのですが、連休明けの平日で思いっきり休館日 残念!

尾山神社。じい、日本史はちんぷんかんぷんなので前田さん家というより唐沢寿明と松嶋奈々子 ステンドグラスの神門が気になっただけで行ったのですが(笑)夜だとステンドグラスがライトアップされて綺麗らしいです。


金沢城。大学生だった●年前の時は時間が遅すぎて入れなかったのでリベンジ


城内からの眺め。体調と入場料の意地と葛藤(笑)


兼六園のお馴染みの風景。じい、●年前と変わらずやっぱり庭を愛でる心はないようで(苦笑)もう疲れた、帰ろ~~って感じになり……しかし外国人観光客の多いこと!その人たちのツボを眺めるのが面白くて面白くて え~~~ココ写真撮る?というのが結構あって感性の違いが目から鱗でした。


ひがし茶屋街。これまた夜は風情があって素敵なんだそうで……今度来ることがあったら夜に行ってみようっと。






2日間で1週間分歩いた~~食べた~~ おかげで帰ってきてから絶不調で仕事に行けなくなるかと思った~~既に帰り道ヤバくて新幹線を降りてからタクシーで家まで帰ろうかと こんだけ無理したのだから自業自得です。やっと今週になって少しずつ体が戻ってきましたが、やっぱり無理しても止められないな~~遠征も遊びも

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化粧二題 横浜公演

2019-07-12 23:56:19 | 観劇記
7月6日ソワレの観劇記です。

東京楽から3週間ぶりの化粧二題 関内ホールは初めてでしたが思ったより駅から近くて良かった~~途中横浜らしい 建物(県立歴史博物館だって)があったりして……





良くも悪くも各地によくあるスタンダードな作りの多目的ホール。遠征の地ならありかなぁという感じですが遠征とは言えない場所だし ステージも左右が余っているので空間が妙に目立っていて……その分一座の旗が良く見えるのは嬉しかったです “地方感”というのかな、大衆演劇の旅一座!という雰囲気を演出しているようで良い効果を出しているように思ったのですが、ただね~~セリフは聞き取りにくかったのではないかと……BGMは不自然に響いていたし。音が客席の方に反響するというより舞台上で抜けている感じだったので後方や2階は厳しかったのでは そしてステージは昔ながらの高さでその上セットがサザンシアターの時より奥に作られているという。じい、実は今回最前列での観劇だったのですが思っていたより遠くて……かぶりつきで観られると思ったのに とにもかくにも箱的に一人芝居を公演するには広すぎるのではないかと……興行的&環境的に仕方ない部分はあるんだろうけどちょっとね でもね、、、辰三さんの前口上場面!「うわ~~こんなにたくさんいらっしゃったんですね」と客席に向かって話しかけると?まさかの拍手が「うわ~~2階席まで。落っこちないでくださいよ」と……何か素で嬉しそうだったのは気のせい……か

公演自体はとてもサラッと自然に流れていたように感じました。旅公演を経て更に馴染んできたというか……馴染みすぎて熟れすぎて??なことがいろいろ起きましたが……怪しげな言動や化粧の微妙なノリとか 内野さんは衣装を着る順番を間違えて肉襦袢より先に白い長襦袢の方を着そうになって あ、これじゃなくてという感じで長襦袢を衝立にかけて肉襦袢をソソッと取りに行っている姿が何とも可愛かったり 有森さんも頭に巻く手拭いがうまく固定できなくてズレてくるので観ているこっちがハラハラ ただお二方とも感情表現がより濃くなってきたというか演者自身の思いが溢れ出るようになってきたように思います 洋子の本音、辰三の本心……とても柔らかく伝わってきましたが、その分今までで一番切ない気持ちになったかも

少し間が空いて気持ち的に一旦リセットされたのかフラットに観ることができたような???つくづく思うけど本当によくできた本だと思いました。辰三と洋子が演じる役と自らの生い立ちを綯い交ぜにしていくように、観る側も目の前の演目だったり登場人物だったりと自らの境遇や価値観とを綯い交ぜにしていく。お芝居に逃げ込まない、伊三郎や忠太郎で物事を考えない、、、正論であり客観的な視点なのかもしれない。でもお芝居と現実ってどちらが虚で実なのか分からない部分ってあると思うんですよね。虚の中に実が、実の中に虚が入ることによって演じる側も観る側も「救われる」ことは少なくないと思うし、生きていけることもある 心地よいモヤッと感と優しい空気が堪らない、そんな作品です

カテコは2回、意外にあっさり終演……と、ここまでが通常の観劇記。

その後ふと心に引っかかることがあって 何げなく見ていた事件物のドラマ、、、施設で育った男の子が大人になって連続殺人に手を染める……本当は母親と暮らしたかったけど嫌われたくなかったから施設で暮らすことを選び1年後に監護権を放棄されて捨てられたことを知るという。それと、先月のサザンシアター通いの時に新宿で遭遇した親子。会話と雰囲気から察するに両親と娘ではなく母娘と母の恋人の男の3人連れっぽい。仕方なく連れてこられたような小学生くらいの女の子と、明らかに子供と噛み合わないお洒落をした男女。そこで感じた違和感と女の子の疎外感。化粧二題真っ只中ということもあるのか、何だか無性に気になったというか、お芝居を観て自分の中であーでもないこーでもないと考えているようなことって「現実」には意味をなさないことなのかもしれないなぁと……考えることは止めないけれど。
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