
一昨日の週休日は国立西洋美術館でハプスブルグ展を見てきました



思っていたより小規模でしたが、要所要所を押さえた展示で楽しめました。妄想もあちこちで(苦笑)しかしまぁつくづく思いましたが、ハプスブルグ帝国って強大だったのね~~だからあれだけの芸術作品を収集できたわけだし、芸術家を囲い込んでくれたおかげで後世に残る作品が生み出されたんだけど←M!を思い出して猊下の歌声が~♪でもその分だけ統治するのも大変だったわけで……黄昏てきた時代、フランツ皇帝が「君の優しさで僕を包んでほしい」とぼやいたのも無理ないか
エリザの中ではマザコン皇帝なっちゃってるけど、ウィーンの街を整備し大帝国の幕引きを務めたわけで、どんな思いがあったんだろうなぁと晩年の姿が描かれた作品を見ながら考えちゃいました。若き日のシシィが描かれた絵画もありましたが、確かに“選び違え”るのも無理ない美しさだったわ


コレ好き!と思った絵がティツィアーノの作品で納得したり(学生時代からのお気に入り
)、金銀宝飾があまりに立体的に描かれているので貼り付けてあるみたいに見えて左右下から覗き込んでしまったコルネーリス・フェスの「ソロモンの塗油」、

ヤン・ブリューゲル(父)「堕罪の場面のある楽園の風景」はアダムとアブの失楽園がちんまり描かれている周りで様々な動物が描かれていて、ヨーロッパにはいないトラやラクダ、象まで!1つ1つ見入ってしまいました。
でもやっぱりじい的に嬉しかったのはヴィジェ・ルブラン夫人のマリー・アントワネットの肖像
そうよね〜〜フランス王妃の印象が強すぎてハプスブルク出身なことを忘れがちになるわ
同じ空間にマリア・テレジアの肖像があるのでゆるーく見比べると実感するんだけど、アントワネットは何かちんちくりんな目鼻立ちなのよね
そこに可愛らしさがあるのかもしれないけど……いや〜〜好きすぎてもう1回見に戻っちゃった
やっぱりシシィ<アントワネットだな〜〜歴史上の人物的にはね。ミュージアムショップでもそんな感じのお買い物になっちゃった




