じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

臨場 第8話&第9話

2009-06-21 20:13:53 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
1週間お休みを挟んでの放送だった第9話 実はその前の8話の感想も放置したままになってて そんなわけで今更ながら……第8話&第9話をまとめて

第8話は「黒星」 難しい女友達の関係、、、あそこまで露骨じゃなくても身近に転がっている話ではあるんですよね~~ドラマに描かれていた人たちの年齢よりは若干(笑)生きている年数は少ない未熟者ですが、それでもこの年なりにリアルに堪える言動がいろいろと……ね ライフステージが変わると友情も変わってくるものですが、それでも変わらない友情っていうのが本物だと思うんですけどね~~お互いの環境が変わってもその変化を気遣い合えるというか ま、小坂さんたちの場合は男が絡んでるから難しいのかもしれないけど じい的に、、、一番共感できるのは小坂さんかな~~他の二人をほんのちょっぴりだけ羨ましいと思ったり意地を見せたり……でもね~~そんな風に思う必要はないよ って今回の話を見ながら思っちゃった。いつまでも昔の男にしがみつく春枝みたいにジメジメした生き方も嫌だし、恋の争いに勝った久乃だって幸せとは言えない、っていうかああいう女が一番嫌い 夫の立場を自分の手柄みたいに勘違いして偉そうなこと言うなよ って感じなんですよね。自立して生きてる小坂さんが一番カッコイイと思う

ただね~~その小坂さんを演じる松下さんの演技がちょっと残念だったかな~~後半は良かったんですが、冒頭で春枝の死体を検視するシーン 「私があんなことを言ったから春枝を自殺に追い込んだ」と泣き崩れる姿に迫力が感じられなくて……今までバリバリに仕事に邁進してきた姿とのギャップが欲しかったんですよね~~だからこそ、その後の倉石さんの言動が活きてくると思うし。何だか滑ってるな~と感じて物足りなかったです あと、春枝・久乃・国広を演じた方々、、、思いっきり2時間サスペンスというか(笑) 不幸フラグ、怪しいフラグが立ちまくり~~怪しいフラグの夫婦、犯人ではなかったけど出てきた瞬間からブラックな夫婦でした

今回の倉石さんは「受け」の演技が素晴らしかったですぅ~~ 特に派手な動きなりセリフなりあるわけじゃないんだけど、小坂さんの言葉を受け止めるシーンや国広の弁解に耳を傾けるシーンの存在感は凄かった もちろん画面の中心に出てきてその場の主役を張っているのも好きなんですけど、「静」から感じさせてもらえるところが堪らないんですよ~~これぞ思いのやり取りというか、心に直接ぶつけられる感情がひしひしと伝わってきて……これぞ内野さんの魅力 ←その分引きずるから罪でもある

今回もあくまで死体=春枝の立場に立ってるんですよね~~絵手紙(パソではなく手書きというところが恐怖)や15年前のペンダントを持ってるのは怖いな(ココだけは国広の言い分に同意)と思ったし、思い出だけで生きていけるの、みたいなマディソン郡系の女性ってじいは苦手なもので……そんなわけで正直どーでもいい存在だったんですよ、春枝のこと。でも、倉石さんはそのペンダントを春枝に見立ててたのかなぁ 関わりのあった人たちの本音を聞かせて春枝の人生に意味を持たせようとしたんじゃないかと。。。そこに倉石さんの優しさを感じたんですよね。まるで春枝と一緒に足跡を追っているようで……ちょっとうさぎのペンダントが羨ましかったですわ。ま、話しかけるのは……どうかと思いますが ただね~~コレ、じいは突っ込めないんですよ~~同じことをやってるもので、、、同居人のコイツに↓↓↓



タイトルの「黒星」、自殺を他殺にした倉石さんの見立てとすることもできるけど、じいが勝手に思ったこと……立原管理官も含めて警察関係の人間が関わっていることを見抜いてて、“もしも”の場合を頭に入れた上で、あるいは小坂さんの事情を思いやっての確信犯的な見立てだから、単純に黒星とは言えないんじゃないかな~と思うんですよね。グレー星とか???でも、小坂さんのことを中心に考えたら、自殺の全容を根こそぎ拾うことで個人的にも、そして検視の経験値を させる為に有益だからと考えたところはあったんじゃないかと思うんですよね~~そういう意味では個人の思いが働いたという部分で「黒星」なのかな と少し意地悪な見方を で、、、最後の「部下だからな…」というところ。ちょっぴり照れが入った無骨な優しさが素敵だな~と思いました。庇ってもらったとかそういうことだけじゃなくて、普段の仕事ぶりが評価された言葉でもあるわけで……いや、ホント嬉しいものなのよね~~じいの経験から思うこと ただし 最後の立原のセリフは要らない~~ そんな丁寧な説明がなくても倉石さんの表情や雰囲気で語られているんだから邪魔をしないでほしい

今回の事件、何げに一番可哀想だったのは立原の部下たちでしたよね そりゃあキレますよ……

***********

続いて第9話。同窓会状態でかな~り笑わせていただきました 犯人は伝兵衛兄やんだし……っていうか有薗さんが出てきたところで「この人が怪しいです」って言っているようなものだし あと、、、やっぱりコレですよね~~ルミコさん 「あんた、どこかで会った?」ってセリフは倉石さんのアドリブ ゴンゾウを見ていない方々には??だったと思うんですけど……っていうか、真面目に捉えちゃったら事件に関わっているのでは?と誤解されちゃうと思ったのですが 吉本さん、ルミコ声を意識してましたよね 他の役を演じている時は面影はあっても普通の声で喋っていたので。

今回も第1話みたいに2つの事件が交錯してましたね~~でも1話みたいなゴチャゴチャ感はなくて……というか正直あまり事件そのものは中心じゃなくて、それを取り巻く人たち、特に小松崎親子の人間ドラマが中心になっていました。ベタな話というか、珍しい展開ではないんだけど……でもね~~泣かされましたわ 佐々木すみ江さんのお母さん役、ホント素晴らしくて 凄い女優さんだな~と改めてその演技に圧倒されました。認知症になっても忘れることがない子供の存在……その哀しくて優しい表情がもう、、、醸し出す空気で表現されているところが凄かったですね~~

タイトル→餞ということで定年退官を迎える小松崎刑事部長 ただのカレーなおじさんじゃなかったのね~~しかも、そのカレーにあんな事情があったなんて まさかカレーに泣かされるとは思いませんでしたが 今まで突っ込み続けてスミマセン…と思わず 10年前から送られてきたハガキのことで倉石さんに相談してましたけど、きっとその時には気づいてたんだと思うんですよね~~母親の存在 特に自分が定年という1つの区切りを迎えるにあたって、母への思い(会う会わないは別にしても)が強くなっていたんじゃないかと。だからと言って会いに行くことだけが最善の方法じゃないと思うし、そういう複雑な心を汲み取った倉石さんだからこそ、「息子を誇りに思う親は絶対に自殺はしない」と言えたんじゃないかと……まぁ本当にそういう「見立て」だったはずだし。その言葉に触れた小松崎さんが最後に流した涙……伊武さん、反則~~ 思いっきり泣かされちゃったじゃないですか~~まさに「餞」に相応しい小松崎の人生を表すシーンだったと思いました。

倉石さん、いや~~つくづく森が似合う男だなぁと お部屋の花たちには「ん?一緒にいたいか?」なんて言ってましたが……はい、じいも森よりこの部屋がいいで~す とおバカ発言を心の中で 今回は事件そのものにはあまり首を突っ込まなくて事件の周辺にある「思い」を根こそぎ拾ってた感じ。あ、でもタオルで鉢巻はいかがなものかと(笑) 一クンが真似てたのは笑えましたが 森を歩く姿は明代さんの思いをかみ締めるような一歩一歩だったように見えました。途中無理矢理な展開はあったけど、薄々分かっていた感じでしたね~~小松崎親子の関係。ま、それを除いても倉石さんの優しさが溢れているというか、明代さんに対して他の刑事みたいな上目線じゃなくて真摯に向き合う姿勢だったし。「おばあちゃん、おやすみ♪」というところも素敵でした(邪な思い も含めて

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今週も盛りだくさん! | トップ | 9000円より525円に迷う頭 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

内野さん映像のお仕事(連ドラ)」カテゴリの最新記事