化粧二題初日、無事に幕が上がりました 今日はまさかの朝からずっと雨 いやいやあり得ないでしょうと期待半分、覚悟半分で劇場に向かおうとしたら……薄日が差してる~~内野晴れをもたらす超絶晴れ男、おそろしや
初演とは少し雰囲気が変わった印象かな 遊びの部分がなくなって(演出変えてきた?)その分お芝居勝負で集中して観られるようになっていました。お二方とも進化/深化していてハッと引き込まれてドキッとする瞬間あり。洋子と辰三、そして劇中劇に出てくる登場人物が交錯して消えては現れ、現れては消え……その中で思いのやり取りを楽しむ濃密な90分。脳と心が200%フル稼働、幸せな時間を過ごせました
1年半ぶりのナマ内野さん もうぅ~~出てきた瞬間から内野愛が爆発!やっと会えた嬉しさ、板の上で演じられている内野さん自身&演じられている辰三さんそれぞれの魅力に巻き込まれちゃって……じい、心底このお人が好きなんだなぁ~と、まぁ今更改めて何を言うという感じですが 内野さんパートの後半、まだ全然話が進んでいない冒頭からいきなり泣いてしまいまして……何に泣いてるんだよって突っ込みたくなりつつ、その理由は自覚していたりして(苦笑)最初からこれだったので核心に迫ってくる場面では苦しいやら愛おしいやらでホント忙しくて 実際に口に出していることと本心、裏表それぞれの気持ちが交錯したり混ぜ込まれたりして何層にもなって押し寄せてくるものがあって頭と心がいっぱいになりました。最後は温かくて優しい気持ちが残ったかな……初演の時もその日によって最後に残るものが変わっていたけど今日はそんな感じ。これぞ生身の人間が演じて、生身の人間が受け止める“ライブ感”があるものだからこそ生まれるもの。これぞ舞台の醍醐味よね
実はですね、2週間前まで入院していまして 持病の関係で手術をしました。今週から仕事復帰しましたが「当分は家と職場の往復だけにしてね。まぁ体力がもたないだろうからそれ以上は無理だと思うけど」と実は半ドクターストップ状態。体力がもたないどころか絶好調で劇場に行けてしまう自分の根性?執念?には感心するというか呆れるというか まぁ家族は呆れるのを通り越して止めても無駄だと諦めていたので条件付きで送り出してくれましたが……。痛い、キツイ、辛いことが嫌いで全力で回避するじいが、らしくなく真面目に地道に頑張ってきたのは全て今日この日の為。絶対に内野さんに会うんだ、初日の舞台を観るんだって思ってね。愛の力は偉大 舞台は生きるエネルギー!まだしばらくは制限のある生活は続きますが、観劇予定の日は這ってでも行きますよ~~ 化粧二題、最後の地まで(水戸と思ってていいのかな?)無事に走り抜けられますように