昨日はムーラン・ルージュMY楽の観劇でした。キャストは前回と全く同じ できるだけ後ろの日程で望海サティーン×芳雄クリスチャンを観たくて、尚且つ自分が行ける日が偶々昨日だったということなのですが、この2人の組み合わせはこの日がラストだったんですね~~全く気づいていませんでした(苦笑)そして今まで帝劇では座ったことのないお席を初体験。ミュージカル演目だと大抵はオケピになっているので存在しないX○列の客席。普段は座ることがないので貴重な 経験でした。
舞台近っ……近すぎっ!!ロクサーヌの場面とか舞台後方が見えなくて何のこっちゃだったり前方に置かれた照明が邪魔だったり、、、ELMの場面とか他のダンスシーンとか程々に前の方が観やすいのかな~と思ったりしたのですが贅沢すぎる言い分。音楽に惚れ込んでいる人とその相手として十分すぎるほど素敵なじいの愛人と……二人の生声を浴び続けた3時間。話すように歌っているのを実感し、演じる役の感情を歌の積み重ねによってひしひしと伝えてくる。至福のひと時でした
芳雄クリスチャン、、、至近距離で見るとやっぱりメチャ大人(爆!)でもそんなことはすぐに忘れさせてしまう諸々のスキル!やっぱり観劇するからにはこういうのが観たいわけで……大満足 1幕でサティーンにアプローチしていく様は可愛くてかっこよくて……「僕と星を旅しよう」と言った時はじいもサティーンと同じタイミングで「あなたバカなの?」と呟いてしまっていましたが(笑)前半の方はサティーンとイイ感じになっていても何となくこのまま関係が続けばどこかで別れそうとか、この手の話あるあるを想像させる雰囲気があったのですが、その関係性が積み重なっていく中で後半になると変化して永遠の関係になっていくのが伝わってきて……。ロクサーヌ、Crazy Rollong、凄いことになってた~~トゥールーズのセリフにあるサティーンが浮かび上がってくるような、サティーンの二面性が映し出されているような、、、その術中に嵌ったクリスチャンが爆発していて聴いていて苦しかったなぁ~
望海サティーン、余すことなく複雑で複層的なキャラクターになっていて今回は本当に切なくて切なくて これまたトゥールーズの語る彼女の姿が見事に投影されていたんですよね~~ファンタジーを見せて夢を打ち砕く娼婦の顔、時折見せる無邪気な子供の顔。クリスチャンとのデュエットでフワッと彼女本来の持つ純粋すぎるほど純粋な部分を感じさせるんだけど、それを覆うオンナの部分が常にあって本心を追いやって自分に正直になることを抑制しているようにも感じさせる。最後の最後、Your Songリプライズ♪1幕のクリスチャンの告白に対するサティーンの答えになっているんだけど、やっぱりどこかで自制しているところがありつつ本音が滲み出ていて、しかも残されるクリスチャンに対する大きな大きな愛が詰まっていて……それが全部音楽で伝わってくるわけですよ!もうぅ~~堪らんすぎて号泣でした
クリスチャンの全てを振り絞ったCome What Mayで不意打ち!中井サンティアゴがクリスチャンに微笑んだことに気づいちゃったのよね~~反則 絶対に泣くやつじゃん 最後、Hey Sister, go sister, soul sister, flow sister~と始まりを告げるのも好きなのよね~~サティーンの思いが繋がっていくようで。フィナーレで盛り上がって終われるのもスッキリ!今回はメチャクチャ紙吹雪が飛んできて全身浴びまくりでした。サティーンみたいに紙吹雪をクリスチャンに払ってもらいたいなぁ~と妄想、スミマセン(笑)何もかもが贅沢なMY楽、心残りはありません!熱くて暑い夏もそろそろ終わり……?