観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

ブレない民主党と定額給付金

2009-01-07 07:49:56 | 護憲勢力と仲間達
すぐ減税・バラマキを言う民主党が定額給付金に反対する理由で、もっともおかしいのが、効果が乏しいというやつですね。景気対策として効果がないなら、民主党の減税(揮発油税の暫定税率廃止とか)も効果ないでしょう(どの道貯金するのでは)。内需拡大はどうした。ブレない民主党は二度と減税を口にするなよ。

あと二兆円が国民の手に渡ってどこが無駄なのか言ってみろ。問題になるのはコストだけ。世紀の愚策なわけがない。ブレない民主党は発言を撤回・修正できずに頑固に間違い続けるわけだ。


民主党税制抜本改革アクションプログラムより

2009-01-07 06:01:56 | 護憲勢力と仲間達
>消費税に対する国民の信頼を得る第一歩は、その使途を明確にすることである。そのためには消費税収を財政赤字の穴埋めには使わないことを約束した上で、最低限のセーフティネットとしての年金、医療、介護など国民に確実に還元することになる社会保障以外に充てないことを法律上も会計上も明確にすることが必要である。

ずっと気になっているのですが、これってインチキですよね。平成20年度の消費税の税収が10兆6,710億円。社会保障への歳出が21兆7824億円。全然足りてない現状で、社会保障以外に充てないとか、そんな議論をする意味はあるのでしょうか。財政赤字の穴埋めに使わないと約束したところで、他の財源を税制赤字の穴埋めに使うことと何が違うのか。意味がサッパリ分かりません。

数字遊びのインチキで信頼を得るのは無理ではないでしょうか。それとも2倍に増税した上で、社会保障費が増えるたびに増税するつもりですか?

政府与党が目的税化するとか言ってるのは、消費税を上げないと仕方ない(他の増税は難しく、少子高齢化で財政赤字拡大は必至で、無駄取りはやっている上に限界がある)からで、要はただのイメージ戦略だと思いますけど(それで特に害があるわけではない)。

民主党がいくら吼えたところで財務省の方があからさまにレベルは上だし、オーダーを出すにしたところで、一定の理解力がないと有効な指示はできないと思います。