(私も含め)自民党・公明党サイドは民主党の対応を「政局が第一」だと批判しているわけですが、これは全く正しいと思います。何故かといいますと、民主党の方針が自身で公言しているように「解散に追い込む」だからです。そもそも解散権は事実上内閣総理大臣にあるのであって、与党サイドに有利な権限です。それを無理やり野党サイドの意志で操作しようとするから、成功しないし混乱するわけで、野党が解散に追い込むことを決意し徹底した場合、どうやっても政局が第一にならざるを得ません。
総理はじめ与党サイドが自らが有利に解散権(及び総辞職)を使うことは、客観的に見てルール上問題があるとは言えず、それに主権者たる国民が好感を持つか否かは別問題です。そうであれば野党サイドが首相に対して自分達の言いなりに解散権を使わないことを評して逃げるとか言っているのは、不当な言いがかり(要は挑発なのでしょう)であると判断せざるを得ず、言論の自由がある以上度が過ぎなければ当事者が言うのは勝手ですが、公正を心がけるのであれば第三者がこういった言説に与することはできないはずです。
一方的な権利そのものを公正でないと思うことには一理あると思いますが、それを問題とするのであれば、憲法改正など議論を尽くしてルールを改正することを目指すべきでしょう。民主党の政局を作り出すこと最優先の姿勢は、明らかに与党の行動と一緒に出来ない種類の問題を含んでいると考えます。何かというと憲法を持ち出す民主党が、憲法の精神を守っていない(ように見える)という珍現象が起きるのは何故でしょうか。私に言わせれば、ルールに不満があるのであれば、政治改革・憲法改正などを堂々訴えて選挙を戦えばいいし、国会の場で審議・採決すればいいだけの話です。特に立法に携わる人間がこの程度のことも分からないとしたら、立法者たる資格がないと思わざるを得ません。政治学者・政治記者諸氏にもこのぐらいのことは理解していただきたいと思います(理解していない人が多いように見えます)。
総理はじめ与党サイドが自らが有利に解散権(及び総辞職)を使うことは、客観的に見てルール上問題があるとは言えず、それに主権者たる国民が好感を持つか否かは別問題です。そうであれば野党サイドが首相に対して自分達の言いなりに解散権を使わないことを評して逃げるとか言っているのは、不当な言いがかり(要は挑発なのでしょう)であると判断せざるを得ず、言論の自由がある以上度が過ぎなければ当事者が言うのは勝手ですが、公正を心がけるのであれば第三者がこういった言説に与することはできないはずです。
一方的な権利そのものを公正でないと思うことには一理あると思いますが、それを問題とするのであれば、憲法改正など議論を尽くしてルールを改正することを目指すべきでしょう。民主党の政局を作り出すこと最優先の姿勢は、明らかに与党の行動と一緒に出来ない種類の問題を含んでいると考えます。何かというと憲法を持ち出す民主党が、憲法の精神を守っていない(ように見える)という珍現象が起きるのは何故でしょうか。私に言わせれば、ルールに不満があるのであれば、政治改革・憲法改正などを堂々訴えて選挙を戦えばいいし、国会の場で審議・採決すればいいだけの話です。特に立法に携わる人間がこの程度のことも分からないとしたら、立法者たる資格がないと思わざるを得ません。政治学者・政治記者諸氏にもこのぐらいのことは理解していただきたいと思います(理解していない人が多いように見えます)。