中国、原発審査の凍結解除へ、8月にも安全計画策定、地元紙報道
>中国のマクロ経済政策を主管する国家発展改革委員会では、原発は中国のエネルギー政策に不可欠で、福島の事故は中長期的な戦略に影響しないとの見方を示すなど、原発推進政策の堅持を強調し始めている。
中国はこの度の震災に関わらず、原発を推進する気である。日本と同じく資源に乏しいという弱点を抱えているからだ。中国に限らず、先進国で原発にブレーキがかかろうとも、新興国は原発を推進するだろう。エネルギー需要は増大する一方だからだ。
このまま、日本で脱原発が進めば、一人勝ちするのはフランスになるだろう。オバマ政権(アメリカ)もそうはさせじとあくまで原発推進を堅持しようとするに違いない。エネルギー資源には限りがあり、原子力はCO2を排出しない唯一の大規模発電が出来るエネルギーだからだ。(世界の平和的原子力利用大国はフランス・アメリカ・日本。ただし、アメリカはオバマ政権になって再び力を入れ始めたところ)
ライバルは少ない方がいいので、日本はババをひかされる形になるのではないか。ドイツは既に脱原発の方に行ってしまった(ともにMSN産経ニュース)(外国勢力はドイツが損をする方=脱原発に舵を切るよう後押しをしたのではないかと想像する。それはともかく、戦敗国は戦勝国に抑圧されたせいなのか知らないが視野が狭く、嫌だから反対といレベルで動いてしまうものらしい。)
自分はざっと流してしか見ていないが、今回の事故の原因は、電源対策とメンテナンス不足にあるのではないか。日本の技術そのものが敗れて事故が起こったとは認識していない。きちんと対策すれば安全性には問題がないだろう。
民主主義国家(日本は長らく民主主義国家を続けてきた)は、世論に弱いところがあるのは否めない。中々原発推進が難しいというのはあるだろう。だが、フランスだってアメリカだって民主主義国家だ。自分は原発を維持発展するのが不可能とは思わない。
今回の震災を逆手にとって大復興を目指すという意見がある。その心意気はいいと思う。しかし具体的に何をするかだ。ライフラインの復旧は勿論極めて重要だ。しかし、これまで東北に投資してこなかったわけではない。寧ろ、実態はどうあれ、インフラ投資はやりすぎで生産性が低いと指摘されてきたのは否めない。投資はいいが、ただお金を使うだけでなく、冷静に効果のある必要なものに投資しなければ、当然日本の国益を損ねることになる。
新規建設が難しいとか言って、古いものを使い続ければ、成長に繋がらないのは勿論のこと危険ですらあることを肝に銘じるべきだろう。そして、日本の電力の大きな部分を担っている原子力発電を止める方に舵を切るなら、その分は少なくとも現在、化石燃料で代替するしかないことも。新エネルギーにしろ、省エネルギーにしろ、これまで十分推進してきた。これからも推進すればいいだろうが、これまでやってきた以上、脱原発の答えには勿論ならない。やらなかったことをやるなら効果はあるだろうが、やってきたことをやるというのはほとんど何も変らないことしか意味しない。そして、やっていたことをやめるというのは、原発の占める位置を考えれば、当然影響は大きいことは、これまで指摘してきた通りだ。原油価格が上がる度、日本経済は動揺してきた。これからもその状況に変りは無い。化石燃料一点賭けの危険性を避けるためには、原発を維持・推進することがどうしても必要だろう。リスクは分散するのが基本なのである。原発のリスクばかりに気をとられて、エネルギー・資源の枯渇問題(枯渇せずとも採掘にコストがかかるようになり、エネルギー価格は上昇する)という近代科学文明を揺るがすリスクを忘れるべきではない。
>中国のマクロ経済政策を主管する国家発展改革委員会では、原発は中国のエネルギー政策に不可欠で、福島の事故は中長期的な戦略に影響しないとの見方を示すなど、原発推進政策の堅持を強調し始めている。
中国はこの度の震災に関わらず、原発を推進する気である。日本と同じく資源に乏しいという弱点を抱えているからだ。中国に限らず、先進国で原発にブレーキがかかろうとも、新興国は原発を推進するだろう。エネルギー需要は増大する一方だからだ。
このまま、日本で脱原発が進めば、一人勝ちするのはフランスになるだろう。オバマ政権(アメリカ)もそうはさせじとあくまで原発推進を堅持しようとするに違いない。エネルギー資源には限りがあり、原子力はCO2を排出しない唯一の大規模発電が出来るエネルギーだからだ。(世界の平和的原子力利用大国はフランス・アメリカ・日本。ただし、アメリカはオバマ政権になって再び力を入れ始めたところ)
ライバルは少ない方がいいので、日本はババをひかされる形になるのではないか。ドイツは既に脱原発の方に行ってしまった(ともにMSN産経ニュース)(外国勢力はドイツが損をする方=脱原発に舵を切るよう後押しをしたのではないかと想像する。それはともかく、戦敗国は戦勝国に抑圧されたせいなのか知らないが視野が狭く、嫌だから反対といレベルで動いてしまうものらしい。)
自分はざっと流してしか見ていないが、今回の事故の原因は、電源対策とメンテナンス不足にあるのではないか。日本の技術そのものが敗れて事故が起こったとは認識していない。きちんと対策すれば安全性には問題がないだろう。
民主主義国家(日本は長らく民主主義国家を続けてきた)は、世論に弱いところがあるのは否めない。中々原発推進が難しいというのはあるだろう。だが、フランスだってアメリカだって民主主義国家だ。自分は原発を維持発展するのが不可能とは思わない。
今回の震災を逆手にとって大復興を目指すという意見がある。その心意気はいいと思う。しかし具体的に何をするかだ。ライフラインの復旧は勿論極めて重要だ。しかし、これまで東北に投資してこなかったわけではない。寧ろ、実態はどうあれ、インフラ投資はやりすぎで生産性が低いと指摘されてきたのは否めない。投資はいいが、ただお金を使うだけでなく、冷静に効果のある必要なものに投資しなければ、当然日本の国益を損ねることになる。
新規建設が難しいとか言って、古いものを使い続ければ、成長に繋がらないのは勿論のこと危険ですらあることを肝に銘じるべきだろう。そして、日本の電力の大きな部分を担っている原子力発電を止める方に舵を切るなら、その分は少なくとも現在、化石燃料で代替するしかないことも。新エネルギーにしろ、省エネルギーにしろ、これまで十分推進してきた。これからも推進すればいいだろうが、これまでやってきた以上、脱原発の答えには勿論ならない。やらなかったことをやるなら効果はあるだろうが、やってきたことをやるというのはほとんど何も変らないことしか意味しない。そして、やっていたことをやめるというのは、原発の占める位置を考えれば、当然影響は大きいことは、これまで指摘してきた通りだ。原油価格が上がる度、日本経済は動揺してきた。これからもその状況に変りは無い。化石燃料一点賭けの危険性を避けるためには、原発を維持・推進することがどうしても必要だろう。リスクは分散するのが基本なのである。原発のリスクばかりに気をとられて、エネルギー・資源の枯渇問題(枯渇せずとも採掘にコストがかかるようになり、エネルギー価格は上昇する)という近代科学文明を揺るがすリスクを忘れるべきではない。