観測にまつわる問題

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人が支配する地域に強引に侵入することを挑発的かつ攻撃的と言う

2013-03-05 01:29:47 | 日記
中国 国防費予算公表せず(NHKニュース 3月4日 15時9分)

>中国では、全人代=全国人民代表大会を前にした記者会見で、例年明らかにされてきたこの1年の国防費の予算がことしは公表されず、外国人記者の間からは、急速な軍備増強に対する中国脅威論をかわすねらいがあると指摘する声が出ています。

>「われわれの国防政策は平和的で、防御的なものだ。国防力の強化は、自国の安全を守るためで、ほかの国に脅威を与えるものではない」と述べ、中国の国防、外交政策は、平和的なものだと主張しました。

中国の数字が不透明であったり、虚飾が激しいことは各所で指摘されているが、やはりというか、何時も通りの誤魔化しの姿勢が目立つ。

中国の国防政策が平和的で防御的というのは完全に誤りである。何故なら、日本の実効支配地域に侵入を繰り返したり、南シナ海で強引に島を占拠したり、武力威嚇を厭わないからだ。あえて他国が支配する地域に侵入を繰り返す国を平和的と思う人は誰もいない(中国人ですら、事実を知れば、平和的と思わないだろう)。間違いなく挑発的と言っていい。比較的立場が弱い日本や武力が弱い東南アジアの国に対しては非常に挑発的かつ好戦的なのであって、アメリカも「巻き込まれないよう」懸念しているほどである。防御的なのは疑いなく圧倒的に日本で、守っているのは実効支配という既得権である。中国は実効支配がないから、侵入してきているのであって、間違いなく攻撃的と言っていい。大体船をブツけてきておいて、逆ギレする人間を平和的で防御的と言う人間は誰もいないのであって、典型的なならずものの行動様式と言っていい(自分からブツかってきておいて、ケガをしたどうしてくれるというアレだ)。

普通に脅威である。それはベトナムやフィリピンといった周辺国が証言していることでもある。ベトナムなど何度も中国に戦争を仕掛けられており、どこら辺が平和的で防御的なのか、あまりの厚かましい発言に唖然としているのではないか。中国はロシアといった強面の国や超大国アメリカに喧嘩を売るようなことはしないだけなのであって、立場や力の弱い国に対して、攻撃的かつ挑発的であること間違いなしである。

本当に中国の領土だと思うなら、あくまで平和的に訴えることができる(日本は竹島に関しても北方領土に関しても極めて平和的に要求している。中国は是非見習ってほしい)ものを、あえて他国の支配する地域を自国領と主張し、制止しようとする日本の警備部隊(海保)を嘲るかのように、侵入を繰り返すという手法(如何にも挑発的だ)で攻撃的に訴えているのであって、もっとやれという人がたくさんいる危ない国なのである。