小原古邨 「安芸の宮島」パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集
延び延びにして申し訳ありませんでしたが、ようやく広島×インバウンドを書くこととします。まぁ、自分で納得いく感じにならなかったのが、延期した主たる理由です。自分のポジション的に(安全保障よりの関心)広島の象徴とも言える原爆ドームをどう料理していいか全然分からなかったんですよね。最初は厳島神社とかその他あるしいいやと思っていたのですが。正直に書いておきますが、筆者ははだしのゲンのような漫画を何処か小馬鹿にするところがある子供でした(親が買ってきて家にあって、読むは読んでるけど、別に好きでないというか。ガチガチの左派の家庭とは思いませんが、筆者の子供の頃の愛媛(松山)は結構対岸の広島のテレビの方が映りが良いチャンネルもあって、広島の情報で育っている部分があるというか、広島ローカルのCMも知っていたりするところがあって、親にしてみればはだしのゲンのような漫画も買いやすいところがあったのでしょう)。そういうナチュラルボーンで何故か平和より(左より・リベラルより)の見方を吸収せずに育った筆者だということを踏まえて、原爆ドームを核とした広島のインバウンド記事を見ていただければ幸いです。
「世界が驚愕 外国人観光客を呼ぶ日本の勝ちパターン」(石井至 日経BP 2018/8)という本を書店で先日見かけて、ようやく広島のインバウンドを何となく分かったような気になれたというか、広島はどうも海外で(欧米人相手に)圧倒的な知名度があるようなんです。HIROSIMAは元々ワールドクラス。日本全体のインバウンドは85%がアジアからですが、広島は約半分が欧米人だそうです。この本では欧米豪は長期滞在が多いけど、財布の紐は意外と固いからアジアがいいよみたいな主張のようですが、実際のところ平日の稼働率が産業としての課題なんで、やはり長期滞在でしょという気もしますし、富裕層狙いだとか何とかいろいろ視点はあると思いますが、それはさておき、広島の観光としては欧米人に強いという強みを活かすしかありません(半分がアジアですからそちらも重要は当然)。
ただ、リピーターにならないとか、素通りが多い(関西や福岡に泊まる)という課題があるようです。対策としては泊まることが目的になる宿泊施設を建てるとか、泊まらざるを得ないイベントをするとかだそうですが、イベントは一過性ですから、やはり宿泊施設の方が重要だし、原爆ドームと宮島以外の観光地が鍵ではないかと筆者は思います。リピーターの方はサッパリですが、今度ディズニーにでも聞いて見るかな・・・(つては全然ないんですが、その辺の情報を何となく漁ってみます)。
本からの広島ネタは以上ですが、何故HIROSIMAが欧米人に知名度があるかと言えば、まずやはり原爆投下が世界史的な事件なんでしょうね。そういう意味ではNGASAKIもいけるような気がします。だとしたら、戦略としては、原子力と安全をテーマに徹底した情報発信をするという手があると思います。といっても、核廃絶運動をただ強調すればいいとは筆者は思いません。原爆投下は非常な惨禍ですが、人命が失われたという意味では、他に同等以上の惨禍は幾らもあります。特筆すべきは、原爆が戦争で使われたケースが広島と長崎しかないということだと思います。当事者の複雑な感情は否定しませんが、戦後30年経って生まれた筆者には、その辺はもうお互い様のように思えており、被害を強調するかのような発想は一歩引いて見ています。ともあれ、多大な原爆によって被害を受けた広島も長崎も、他の被災地(日本全国空襲(空爆)はされている)と同様といったら後遺症に苦しんでいる方に失礼かもしれませんが(空襲による後遺症の方もあまり目立たないにせよいるでしょう)、とにかく原爆ドームのような象徴的施設を除いて、見事に復旧・復興したと言えると思います。どのような方が特に広島に関心があるか筆者は知りませんが、そうした歴史に関心がやはりあるんだろうと思います。
その上で何を+αしていくかですが、例えば、原爆の投下が広島・長崎だけとしても、原爆実験はかつて世界中であって、福島の事故で放出された放射能より、中国の核実験で放出された放射能の方が巨大であったという事実があります。砂漠だからといって(地上で)ドンドンやって、風にのって日本にも飛んできたんですよね。単純比較は出来ないにせよ、明らかに適当に地上核実験していた頃が一番ヤバかったでしょうし(それでも甚大な影響があったようには思えません)、福島事故は二度と起こしてはならない惨禍であり、帰還できない地域の方にしてみれば1960年代も何もない訳ですが、徒に害を恐れることは意味がないと思う訳です。
測定データで見る「過去の出来事」(日本の環境放射能と放射線)
1960年代の放射能汚染と今回の汚染との比較 米・ソ・中国が原発実験を繰り返していた頃 熊井章のホームページ)
こうしたことが理解できるのが、実は広島人だったりはしないんでしょうか。まぁお隣でテレビは見ていたにせよ、広島に住んだことのない筆者には分からない話ではあるんですが。「75年間不毛説」とは一体(1945 原爆と中国新聞 <6> 報道と再びの災禍 ヒロシマ平和メディアセンター 中国新聞)? ペンペン草も生えなかったはずの広島ですが、その面影は原爆ドーム以外に見ることは出来ません。
日本は太平洋の国ですが、太平洋の国が核実験の舞台になったという事実もありますし、その関連でも欧米で特に関心が高いとも言えるのかもしれません(英米仏がオセアニアで核実験しています)。
まぁ核不拡散の重要性は勿論ですし(核戦争が起きたら地球が滅びます。核テロの危険性は言うまでもありません)、そうした角度からのものの見方を否定はしませんし、北朝鮮始め現在の国際的潮流は核不拡散の重要性を示しているとも思いますし、筆者も全くの北朝鮮核武装するな派でありそういう言動もしてきたと思いますが(北朝鮮が核武装してくれた方が対抗して核武装できるのような考えは特にありません。何故なら北朝鮮に核武装をさせるような言動そのものが日米同盟の根幹を揺るがし、核武装を遠のかせるというファクターもあるからです。ただ核武装なしで北朝鮮はまだしも中国と対峙ってどうなんだという思いもあります。トランプ大統領を筆者が良いと思うのは、中国に対する安全保障上の積極性が見られるところです)(元々核武装派でその困難性に気付いて言わなくなった経緯があります)(拉致問題の解決も米国の戦略と対立し日本の国益を守りつつ行うことは不可能だと思います)、とにかく反戦非核というような考え方に共感するようには必ずしも育っておらず、原爆ドーム的なムードに共感はまぁ正直ないんですが、広島の立場としては概ねそうなんだろうなという理解はしつつあります。
いずれにせよ、核と安全に関して記憶はあっても現状で少なくとも被災地はないと言える広島だからこそ、核と安全を考える役割が果たせるのかもしれません。現在進行形の被災地ではちょっと。少なくともその象徴は存在し皆関心があることは間違いないんだろうと思います。
厳島神社に関して言えば、やはり特異なビジュアルでしょうね。鳥居というのが原初に何を参考にしたにせよ(多様な説があって筆者にはこれというものは見当たらないような気がします)していないにせよ、日本で独自に発展したことは間違いないと言えますし、中でも厳島神社の鳥居は特徴的です。どうも島自体が御神体だったから、島に建てるのが畏れ多いということのようです(厳島神社はなぜ海の上にあるの?宮島観光スポット「厳島神社」の歴史と雑学 LATTE TRAVEL)。大神神社も山が御神体の磐座祭祀ですが(一帯に最初期の前方後円墳が存在し、大和朝廷=日本国の発祥の地と言えると思います)、(言語学上日本人の一派であることが明らかな)沖縄の御嶽(うたき)も「腰当森(くさてぃむい)」、「拝み山」等と言われるようで、そもそも原初の日本人の信仰は自然崇拝のアニミズムだったように思えてならず、厳島神社の宮島が御神体という発想は原初の形態を残しているように思えます。だからこそ価値があると言えるし、特異な形態を生み出したんでしょうね。(「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録された)宗像大社の沖ノ島も島全体が御神体で禁足地にもなっています。
ですから、厳島神社の観光を伸ばすというか価値を高めるひとつの方法としては、自然崇拝の視点を持つことが挙げられるかもしれませんし(そうしたことに関心が深い人が増えれば、他の神社等と共に厳島神社に訪れようとする人が増えるかもしれません)、神戸や博多や日宋貿易との絡みでも平清盛とか、愛媛の大三島神社に行って厳島神社の宝物館とか、 横山大観筆≪屈原≫と足立美術館(島根)とか、厳島神社であれば、ワールドクラス・全国区のポテンシャルって探せばいろいろありそうな気もする訳です。これからの観光は個人の嗜好にどうあわせていき、選ばれるかが重要になってくるのかもしれません。
他にも食なら牡蠣がありますよね。牡蠣好きの人は世界に多いとも考えられ、宿泊やリピーターを考える上で武器にもなるかもしれません。オイスターバーで検索すると、東京ばかりで地方のオイスターバーに目的地になるような店は少ないのかもしれませんが、せっかく地元が産地なんですから、広島ならでの郷土色等あったら面白いんじゃないかと思います。広島とレモン・塩で検索したら色々出てくる訳で、その他地元産の品を使えば、広島ならではのオイスターバーも有り得るんじゃないでしょうか。
西条の酒蔵も日本酒の地位が世界で確立したら、ワイナリーを訪れるワインツアーがあるように、インバウンドにおいても武器に成り得るのかもしれません。これでもうおつまみ選びに困らない!日本酒に合わせると相性抜群なおつまみを蔵元さんに聞いてみた!(KURAND)・・・チーズやアンチョビに合うなら海外需要も開拓できるのかもしれません。日本(広島)に来た時に、試してもらえれば次の可能性も?ただ、空輸だと大変そう。エジプトの米で日本酒つくって欧州で売るとか考えたけど、イスラム教国で酒は不味いか。どうもイタリア米でやってるみたいですね(イタリア米で造った日本酒をミラノ万博に参考出品。現地メディアの取材が数多く見込まれます。 ValuePress!)。クールジャパン戦略。
熊野筆で美容ツーリズムもありえるかと思いましたが、通常医療ツーリズムの一種で整形ツーリズムみたいですね。化粧品会社に対する観光旅行もないみたいですし、モノに対してマニアック過ぎるか。何かないかなとは思ってますが。
延び延びにして申し訳ありませんでしたが、ようやく広島×インバウンドを書くこととします。まぁ、自分で納得いく感じにならなかったのが、延期した主たる理由です。自分のポジション的に(安全保障よりの関心)広島の象徴とも言える原爆ドームをどう料理していいか全然分からなかったんですよね。最初は厳島神社とかその他あるしいいやと思っていたのですが。正直に書いておきますが、筆者ははだしのゲンのような漫画を何処か小馬鹿にするところがある子供でした(親が買ってきて家にあって、読むは読んでるけど、別に好きでないというか。ガチガチの左派の家庭とは思いませんが、筆者の子供の頃の愛媛(松山)は結構対岸の広島のテレビの方が映りが良いチャンネルもあって、広島の情報で育っている部分があるというか、広島ローカルのCMも知っていたりするところがあって、親にしてみればはだしのゲンのような漫画も買いやすいところがあったのでしょう)。そういうナチュラルボーンで何故か平和より(左より・リベラルより)の見方を吸収せずに育った筆者だということを踏まえて、原爆ドームを核とした広島のインバウンド記事を見ていただければ幸いです。
「世界が驚愕 外国人観光客を呼ぶ日本の勝ちパターン」(石井至 日経BP 2018/8)という本を書店で先日見かけて、ようやく広島のインバウンドを何となく分かったような気になれたというか、広島はどうも海外で(欧米人相手に)圧倒的な知名度があるようなんです。HIROSIMAは元々ワールドクラス。日本全体のインバウンドは85%がアジアからですが、広島は約半分が欧米人だそうです。この本では欧米豪は長期滞在が多いけど、財布の紐は意外と固いからアジアがいいよみたいな主張のようですが、実際のところ平日の稼働率が産業としての課題なんで、やはり長期滞在でしょという気もしますし、富裕層狙いだとか何とかいろいろ視点はあると思いますが、それはさておき、広島の観光としては欧米人に強いという強みを活かすしかありません(半分がアジアですからそちらも重要は当然)。
ただ、リピーターにならないとか、素通りが多い(関西や福岡に泊まる)という課題があるようです。対策としては泊まることが目的になる宿泊施設を建てるとか、泊まらざるを得ないイベントをするとかだそうですが、イベントは一過性ですから、やはり宿泊施設の方が重要だし、原爆ドームと宮島以外の観光地が鍵ではないかと筆者は思います。リピーターの方はサッパリですが、今度ディズニーにでも聞いて見るかな・・・(つては全然ないんですが、その辺の情報を何となく漁ってみます)。
本からの広島ネタは以上ですが、何故HIROSIMAが欧米人に知名度があるかと言えば、まずやはり原爆投下が世界史的な事件なんでしょうね。そういう意味ではNGASAKIもいけるような気がします。だとしたら、戦略としては、原子力と安全をテーマに徹底した情報発信をするという手があると思います。といっても、核廃絶運動をただ強調すればいいとは筆者は思いません。原爆投下は非常な惨禍ですが、人命が失われたという意味では、他に同等以上の惨禍は幾らもあります。特筆すべきは、原爆が戦争で使われたケースが広島と長崎しかないということだと思います。当事者の複雑な感情は否定しませんが、戦後30年経って生まれた筆者には、その辺はもうお互い様のように思えており、被害を強調するかのような発想は一歩引いて見ています。ともあれ、多大な原爆によって被害を受けた広島も長崎も、他の被災地(日本全国空襲(空爆)はされている)と同様といったら後遺症に苦しんでいる方に失礼かもしれませんが(空襲による後遺症の方もあまり目立たないにせよいるでしょう)、とにかく原爆ドームのような象徴的施設を除いて、見事に復旧・復興したと言えると思います。どのような方が特に広島に関心があるか筆者は知りませんが、そうした歴史に関心がやはりあるんだろうと思います。
その上で何を+αしていくかですが、例えば、原爆の投下が広島・長崎だけとしても、原爆実験はかつて世界中であって、福島の事故で放出された放射能より、中国の核実験で放出された放射能の方が巨大であったという事実があります。砂漠だからといって(地上で)ドンドンやって、風にのって日本にも飛んできたんですよね。単純比較は出来ないにせよ、明らかに適当に地上核実験していた頃が一番ヤバかったでしょうし(それでも甚大な影響があったようには思えません)、福島事故は二度と起こしてはならない惨禍であり、帰還できない地域の方にしてみれば1960年代も何もない訳ですが、徒に害を恐れることは意味がないと思う訳です。
測定データで見る「過去の出来事」(日本の環境放射能と放射線)
1960年代の放射能汚染と今回の汚染との比較 米・ソ・中国が原発実験を繰り返していた頃 熊井章のホームページ)
こうしたことが理解できるのが、実は広島人だったりはしないんでしょうか。まぁお隣でテレビは見ていたにせよ、広島に住んだことのない筆者には分からない話ではあるんですが。「75年間不毛説」とは一体(1945 原爆と中国新聞 <6> 報道と再びの災禍 ヒロシマ平和メディアセンター 中国新聞)? ペンペン草も生えなかったはずの広島ですが、その面影は原爆ドーム以外に見ることは出来ません。
日本は太平洋の国ですが、太平洋の国が核実験の舞台になったという事実もありますし、その関連でも欧米で特に関心が高いとも言えるのかもしれません(英米仏がオセアニアで核実験しています)。
まぁ核不拡散の重要性は勿論ですし(核戦争が起きたら地球が滅びます。核テロの危険性は言うまでもありません)、そうした角度からのものの見方を否定はしませんし、北朝鮮始め現在の国際的潮流は核不拡散の重要性を示しているとも思いますし、筆者も全くの北朝鮮核武装するな派でありそういう言動もしてきたと思いますが(北朝鮮が核武装してくれた方が対抗して核武装できるのような考えは特にありません。何故なら北朝鮮に核武装をさせるような言動そのものが日米同盟の根幹を揺るがし、核武装を遠のかせるというファクターもあるからです。ただ核武装なしで北朝鮮はまだしも中国と対峙ってどうなんだという思いもあります。トランプ大統領を筆者が良いと思うのは、中国に対する安全保障上の積極性が見られるところです)(元々核武装派でその困難性に気付いて言わなくなった経緯があります)(拉致問題の解決も米国の戦略と対立し日本の国益を守りつつ行うことは不可能だと思います)、とにかく反戦非核というような考え方に共感するようには必ずしも育っておらず、原爆ドーム的なムードに共感はまぁ正直ないんですが、広島の立場としては概ねそうなんだろうなという理解はしつつあります。
いずれにせよ、核と安全に関して記憶はあっても現状で少なくとも被災地はないと言える広島だからこそ、核と安全を考える役割が果たせるのかもしれません。現在進行形の被災地ではちょっと。少なくともその象徴は存在し皆関心があることは間違いないんだろうと思います。
厳島神社に関して言えば、やはり特異なビジュアルでしょうね。鳥居というのが原初に何を参考にしたにせよ(多様な説があって筆者にはこれというものは見当たらないような気がします)していないにせよ、日本で独自に発展したことは間違いないと言えますし、中でも厳島神社の鳥居は特徴的です。どうも島自体が御神体だったから、島に建てるのが畏れ多いということのようです(厳島神社はなぜ海の上にあるの?宮島観光スポット「厳島神社」の歴史と雑学 LATTE TRAVEL)。大神神社も山が御神体の磐座祭祀ですが(一帯に最初期の前方後円墳が存在し、大和朝廷=日本国の発祥の地と言えると思います)、(言語学上日本人の一派であることが明らかな)沖縄の御嶽(うたき)も「腰当森(くさてぃむい)」、「拝み山」等と言われるようで、そもそも原初の日本人の信仰は自然崇拝のアニミズムだったように思えてならず、厳島神社の宮島が御神体という発想は原初の形態を残しているように思えます。だからこそ価値があると言えるし、特異な形態を生み出したんでしょうね。(「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録された)宗像大社の沖ノ島も島全体が御神体で禁足地にもなっています。
ですから、厳島神社の観光を伸ばすというか価値を高めるひとつの方法としては、自然崇拝の視点を持つことが挙げられるかもしれませんし(そうしたことに関心が深い人が増えれば、他の神社等と共に厳島神社に訪れようとする人が増えるかもしれません)、神戸や博多や日宋貿易との絡みでも平清盛とか、愛媛の大三島神社に行って厳島神社の宝物館とか、 横山大観筆≪屈原≫と足立美術館(島根)とか、厳島神社であれば、ワールドクラス・全国区のポテンシャルって探せばいろいろありそうな気もする訳です。これからの観光は個人の嗜好にどうあわせていき、選ばれるかが重要になってくるのかもしれません。
他にも食なら牡蠣がありますよね。牡蠣好きの人は世界に多いとも考えられ、宿泊やリピーターを考える上で武器にもなるかもしれません。オイスターバーで検索すると、東京ばかりで地方のオイスターバーに目的地になるような店は少ないのかもしれませんが、せっかく地元が産地なんですから、広島ならでの郷土色等あったら面白いんじゃないかと思います。広島とレモン・塩で検索したら色々出てくる訳で、その他地元産の品を使えば、広島ならではのオイスターバーも有り得るんじゃないでしょうか。
西条の酒蔵も日本酒の地位が世界で確立したら、ワイナリーを訪れるワインツアーがあるように、インバウンドにおいても武器に成り得るのかもしれません。これでもうおつまみ選びに困らない!日本酒に合わせると相性抜群なおつまみを蔵元さんに聞いてみた!(KURAND)・・・チーズやアンチョビに合うなら海外需要も開拓できるのかもしれません。日本(広島)に来た時に、試してもらえれば次の可能性も?ただ、空輸だと大変そう。エジプトの米で日本酒つくって欧州で売るとか考えたけど、イスラム教国で酒は不味いか。どうもイタリア米でやってるみたいですね(イタリア米で造った日本酒をミラノ万博に参考出品。現地メディアの取材が数多く見込まれます。 ValuePress!)。クールジャパン戦略。
熊野筆で美容ツーリズムもありえるかと思いましたが、通常医療ツーリズムの一種で整形ツーリズムみたいですね。化粧品会社に対する観光旅行もないみたいですし、モノに対してマニアック過ぎるか。何かないかなとは思ってますが。