安保理、北問題で閣僚級会合 日米中の外相が出席 立場の違い鮮明に(産経ニュース 2017.9.22 10:10)
>王氏は、核不拡散体制を無視する国には「適当な圧力」が必要とする一方、「制裁は万能薬ではない。対話と交渉こそが問題の解決法となる。制裁だけでは緊張を激化させ、衝突に波及することにつながる」と述べ、軍事手段を選択肢から排除しない米国をけん制した。
これはドイツなんかが言っていることと同じですから(独メルケル首相「威嚇に反対」 トランプ氏の「北完全破壊」発言を受け 産経ニュース 2017.9.21 07:54)、注意が必要かと思います。中国とドイツには中独合作(ウィキペディア)の歴史がありますし、あまり中独が近づき過ぎると、日本と韓国が被害を受けるだけなら北朝鮮が幾ら核開発しても関係ないや的な中国の態度(少なくとも最大の支援国であり続けていることに間違いはありません)が増長する恐れもあります。兎に角制裁で一致した流れを維持していかなければなりません。もうプランは建てたのだから、今は警戒態勢を維持すると共に着実に実行する局面でしょう。
王氏の言葉に対応すると・・・
>制裁は万能薬ではない
制裁が万能薬と言った覚えはありません
>対話と交渉こそが問題の解決法となる
対話と交渉が問題の解決法となるのは、対話と交渉をする相手が対話と交渉をする意志がある場合のみです。3代目ロケットマンの北朝鮮はロケットだと言い張ってミサイル開発に邁進してきたあからさまなる大嘘つき国家です。つまりトランプが奴をロケットマンだとレッテルを貼っているのには、大嘘つきで信用できないという含意もあると思います。勿論他国の上空を通過するミサイルを勝手に連発したり、実験する場所も無いのに太平洋上での水爆実験を示唆したり(運搬手段はミサイルなんでしょう)、そういう断固たる比類なき挑発姿勢を指摘しているとも考えられます。アメリカは米本土に届く前の軍事オプションを捨てていないと思いますが、アメリカが北朝鮮のような国の脅迫に屈する訳にはいかないので、それも止むを得ない話だと思います。直接大被害を被る日韓が腹を括った(韓国は若干怪しいですが)のですから、中国とかドイツがゴチャゴチャ言うべきではないでしょうね。北朝鮮核問題(ウィキペディア)は、北朝鮮の嘘の歴史でもあります。ただ、大目標の核開発に賭ける意志は微動だにしていないでしょう。
>北朝鮮は建国以来、核兵器に関して関心をもっていたとされる。当時の東側諸国の中で核開発能力を持っていたのはソ連、のちに中国が加わることになるが、共に原子力の平和利用を行う分には協力的だが、核武装の協力に関しては消極的であった。北朝鮮が本格的に核開発に取り組んだのは朝鮮戦争休戦後とされる。具体的には1956年3月と9月、旧ソ連との間に原子力開発に関する基本合意を行い、数人の科学者を旧ソ連のドゥブナ核研究所に派遣した。また、小規模の実験用原子炉であるIRT-2000研究用原子炉の供与を受け、寧辺に建設された。旧ソ連は、原子力の協力は平和利用に限定されるべきとの立場を崩さなかった。しかし北朝鮮はあくまで核兵器を持つことに執着し、1964年に原子爆弾を保有した中国に支援を要請したが、拒否されたとされる。
>この後も核開発計画は放棄されることはなく、東側諸国の政府関係者の証言および、1982年以降、アメリカの偵察衛星が撮影し続けた写真の分析から、寧辺に新たな原子炉が建設されていることが判明した。アメリカは当時のソビエト連邦に対して北朝鮮が核拡散防止条約に加盟するように働きかけた。結果として北朝鮮はNPTに加盟することになり国際原子力機関 (IAEA) の監視下に置かれたが、その後も核開発計画を進行させている疑惑がくすぶり続けた。そして1986年3月、寧辺を撮影した衛星写真が、幾つかの円筒状のクレーターを撮影するに至り、これは高性能爆発実験の痕跡と判明し、原爆開発の計画を進めているとされる証拠となった。その後、寧辺や泰川に大型黒鉛減速炉が建設されていく様子が偵察衛星から判明し、徐々に国際問題化していくことになった。
これまでの対話の失敗の歴史を直視しないと必ずや北朝鮮の米本土に届く核武装は成ってしまいます。その時北朝鮮を有効に牽制できる勢力は残っていないでしょう。まぁロシアなんかが裏で起爆装置を握って安全圏から世界を大混乱に陥れる黒幕に化ける可能性は無くもないですが・・・。そうなってからでは遅いですから。米本土に届くなら欧州にも届くでしょう。そうなった時、北朝鮮が核やミサイルを輸出しサイバーテロを行った時に有効に牽制できるかは怪しくなるでしょうね。何時かテロリストに大量破壊兵器を渡す可能性もあります。朝鮮人の英雄はテロリストで1000年恨む民族であることを忘れてはなりません。中国のロ迅が言い始めた言葉らしいですが、打落水狗という言葉があるそうです。溺れる犬に止めを刺すとい酷い話ですが、残念ながらもっともである場合もあります(>勇敢な拳闘士は、すでに地に倒れた敵には決して手を加えぬそうである。これはまことに吾人の模範とすべきことである。ただし、それにはもうひとつ条件がいる、と私は思う。すなわち、敵もまた勇敢な闘士であること、一敗した後は、みずから恥じ悔いて、再び手向かいしないか、あるいは堂々と復讐に立ち向かってくること。これなら、むろんどちらでも悪くない。しかるに犬は、この例を当てはめて、対等の敵と見なすことができない。何となれば、犬は、いかに狂い吠えようとも、実際は「道義」などを絶対に解さぬのだから。『フェアプレイ』はまだ早い」 魯迅 『魯迅文集3』竹内好訳 ちくま文庫※yahoo知恵袋より転載。未確認)。こうした弱っているものに止めをさせという話は全く酷い話ではあるんですが、譲歩を相手の弱さと見て復讐する相手に対しては残念ながらやらないといけない行動ではあるんですよね。北朝鮮に関しては対話を弱さとみて益々大目標に向かって邁進してきたとしか思えない歴史があります。族誅(ウィキペディア)はアジアにおいて中国発祥の悪習ですが、権力闘争があったら女性や乳幼児も含めて一族郎党殺してきた歴史があるんですね。生かしておくといずれ成長して復讐してくるからです。北朝鮮においては(軍事も博物館ですが)この太古の風習が今でも残っており>2013年12月に処刑された張成沢の家族・親族・姻族が幼児に至るまで一人残らず惨殺され、彼の係累は死滅させられたと報道されている>この他にも同国ではこれまでも連座などによる族滅処分が頻発しているのではないかと疑われている・・・ということですから、もしも北朝鮮が軍事強国と認められれば核の力を背景に報復してくる可能性も十分であるように思います。もう制裁して北朝鮮の心を折った上で平和的な台頭を促すしかないんですね。対話を期待できるのは道義が分かる人間のみです。時間稼ぎに対話を利用して軍事に邁進する恨みが強い民族との対話を強調するのは特大の馬鹿か無知か仲間であるかのいずれかです。ドイツはアジアに関する無知なんでしょうが(無知は勉強すれば治ります)、中国は仲間であるように見えています。北朝鮮にフェアプレイ精神が通用するかのような発言をする奴こそ問題が複雑化する原因なんですね。兎に角北朝鮮は核武装を強調して微動だにせず、理由を創っては周辺諸国及びアメリカを軍事脅迫する文字通りのならずもの国家です。まずは〆る。音を上げて核を断念したところで対話する。この流れこそが解決の王道です。北朝鮮をまともな国家と思ってはなりません。あんなものはISISと一緒です。拉致問題を始めとして数々のテロを国外でも実行してきた国なんですね。王氏の言葉に戻ると・・・
>制裁だけでは緊張を激化させ、衝突に波及することにつながる
北朝鮮はレッドラインを踏み越えないよう涙ぐましい努力をしています。戦争になったら地上から北朝鮮が消えることを北朝鮮自身が理解しているからです。最近の北朝鮮の発言はこうです(金正恩氏が初の直々声明「米国のおいぼれを必ず火で罰する」 トランプ米大統領の「完全破壊」演説に対抗 米朝首脳が名指しで罵倒合戦 産経ニュース 2017.9.22 07:53)>トランプ米大統領が19日に国連総会で行った演説を「歴代最も暴悪な宣戦布告であり、史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」と非難する声明を発表した・・・宣戦布告はしていないですね。事実上の宣戦布告を言うなら、拉致問題・延平島砲撃・ミサイルの無警告の上空通過、数々のこじつけ理由(訓練が宣戦布告だと聞いたことありませんが、北朝鮮は報復とやらを激しい言葉で示唆します)での「報復予告」とかその辺でしょう。行動がともなうのはたまにですが、最も暴悪な言葉を常用するチャンプは北朝鮮です)。
史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮
史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮
史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮
我々を笑わせようとして言っているんじゃないですよ?北朝鮮という奴はこういう奴らなんです。筆者は北朝鮮自身が言う史上最高の超強硬対応措置の断行が行われる可能性は限りなく低いと思っていますが(何でも可能性はゼロにはなりません)、そういう措置を慎重に考慮するという言葉はわりと信じています。拉致問題は最悪の犯罪でしたが、どれだけ喚いたところで今のところは日本本土にミサイルを着弾させるところまではいっていません。ですから、ターゲットがOKなのだから淡々と制裁しましょうということです。金を渡して解決したが最後、死ぬまで奴らに集られることになります。国際社会に警察はいませんから(アメリカがある程度その役割をはてしてきましたが)、世界は混乱に至る可能性が大ですね。模倣犯が出る可能性も高い。中東でこんなんやったら世界がひっくり返りますよ。
中国は韓国には強硬対応できても、北朝鮮にはビビって強硬対応できないんですかね?そういう訳じゃないんでしょう?核武装がない日韓より中国の方が腰が引けています。中国も我々と同じ。北朝鮮のダメな行動には制裁するし、万一攻めてきたら滅ぼす体勢を維持して抑止する、北朝鮮が制裁にねをあげて核放棄を決断したら対話する。この決まったプランを淡々と実行するのみです。今回の制裁が不十分だという声があるのも承知していますが、北朝鮮の無謀な行動がある度に制裁していけば核放棄を決断する可能性は十分あると思いますね。
北朝鮮指導部が何よりも怖れるのは自分達の抹殺でしょう。北朝鮮人民を本当に心配しているなら今のような状況でミサイル開発・核開発・サイバーテロにお金をつぎこむなんてことはありません。トランプやアメリカが強い言葉を発するのは、下手なことをすると破滅すると示唆して北朝鮮の無謀な挑戦を阻止する目的です。北朝鮮の脅迫を受ける立場の日本が納得しているのだから、外野がゴチャゴチャ言うべきではないですね。リスクは承知の上です。北朝鮮がリスクそのものだから自由にさせられないんですね。
中国と似ている感じのメルケル氏の言葉も考えてみましょう。
>メルケル氏は軍事手段による解決は「絶対的に不適切」と表明。「制裁とその実行も正しい答えだ」とする一方、外交解決以外は「すべて過ちだ」と重ねて強調した。
北朝鮮が米本土に届く核ミサイルを配備したら大人しくなるというのは希望的観測に過ぎません。守りが堅くなった北朝鮮は更なる無謀な朝鮮に邁進する可能性が高い。対応するのは今のうちですよ。まずは制裁が適切ですが、北朝鮮の核武装の容認こそ過ちなんじゃないですか?中東に広まる怖れは十分ありますしね。まぁターゲットが腹を括っているのに外野から話し合いを!とかいうのも自重してほしいですね。
>「ドイツから遠くても、紛争はわれわれに影響する」と懸念を示した上、「ドイツは責任を引き受ける用意がある」と述べ、外交解決への関与に改めて意欲を示した。
外交的解決をするとしても今じゃない。北朝鮮の被害を被っている当事者が望んでいるのは、制裁の着実な実行です。ドイツは植民地が少なかった方ですし、そんなに世界に影響力はないかもしれませんが、やれることはあるはずです。中国が制裁を実行することを筆者はあまり信じていないので、それなりに良好と思える中独関係を利用して中国に制裁を働きかけるとかそういうことをドイツに引き受けてほしいですね。頼みますよ。
>王氏は、核不拡散体制を無視する国には「適当な圧力」が必要とする一方、「制裁は万能薬ではない。対話と交渉こそが問題の解決法となる。制裁だけでは緊張を激化させ、衝突に波及することにつながる」と述べ、軍事手段を選択肢から排除しない米国をけん制した。
これはドイツなんかが言っていることと同じですから(独メルケル首相「威嚇に反対」 トランプ氏の「北完全破壊」発言を受け 産経ニュース 2017.9.21 07:54)、注意が必要かと思います。中国とドイツには中独合作(ウィキペディア)の歴史がありますし、あまり中独が近づき過ぎると、日本と韓国が被害を受けるだけなら北朝鮮が幾ら核開発しても関係ないや的な中国の態度(少なくとも最大の支援国であり続けていることに間違いはありません)が増長する恐れもあります。兎に角制裁で一致した流れを維持していかなければなりません。もうプランは建てたのだから、今は警戒態勢を維持すると共に着実に実行する局面でしょう。
王氏の言葉に対応すると・・・
>制裁は万能薬ではない
制裁が万能薬と言った覚えはありません
>対話と交渉こそが問題の解決法となる
対話と交渉が問題の解決法となるのは、対話と交渉をする相手が対話と交渉をする意志がある場合のみです。3代目ロケットマンの北朝鮮はロケットだと言い張ってミサイル開発に邁進してきたあからさまなる大嘘つき国家です。つまりトランプが奴をロケットマンだとレッテルを貼っているのには、大嘘つきで信用できないという含意もあると思います。勿論他国の上空を通過するミサイルを勝手に連発したり、実験する場所も無いのに太平洋上での水爆実験を示唆したり(運搬手段はミサイルなんでしょう)、そういう断固たる比類なき挑発姿勢を指摘しているとも考えられます。アメリカは米本土に届く前の軍事オプションを捨てていないと思いますが、アメリカが北朝鮮のような国の脅迫に屈する訳にはいかないので、それも止むを得ない話だと思います。直接大被害を被る日韓が腹を括った(韓国は若干怪しいですが)のですから、中国とかドイツがゴチャゴチャ言うべきではないでしょうね。北朝鮮核問題(ウィキペディア)は、北朝鮮の嘘の歴史でもあります。ただ、大目標の核開発に賭ける意志は微動だにしていないでしょう。
>北朝鮮は建国以来、核兵器に関して関心をもっていたとされる。当時の東側諸国の中で核開発能力を持っていたのはソ連、のちに中国が加わることになるが、共に原子力の平和利用を行う分には協力的だが、核武装の協力に関しては消極的であった。北朝鮮が本格的に核開発に取り組んだのは朝鮮戦争休戦後とされる。具体的には1956年3月と9月、旧ソ連との間に原子力開発に関する基本合意を行い、数人の科学者を旧ソ連のドゥブナ核研究所に派遣した。また、小規模の実験用原子炉であるIRT-2000研究用原子炉の供与を受け、寧辺に建設された。旧ソ連は、原子力の協力は平和利用に限定されるべきとの立場を崩さなかった。しかし北朝鮮はあくまで核兵器を持つことに執着し、1964年に原子爆弾を保有した中国に支援を要請したが、拒否されたとされる。
>この後も核開発計画は放棄されることはなく、東側諸国の政府関係者の証言および、1982年以降、アメリカの偵察衛星が撮影し続けた写真の分析から、寧辺に新たな原子炉が建設されていることが判明した。アメリカは当時のソビエト連邦に対して北朝鮮が核拡散防止条約に加盟するように働きかけた。結果として北朝鮮はNPTに加盟することになり国際原子力機関 (IAEA) の監視下に置かれたが、その後も核開発計画を進行させている疑惑がくすぶり続けた。そして1986年3月、寧辺を撮影した衛星写真が、幾つかの円筒状のクレーターを撮影するに至り、これは高性能爆発実験の痕跡と判明し、原爆開発の計画を進めているとされる証拠となった。その後、寧辺や泰川に大型黒鉛減速炉が建設されていく様子が偵察衛星から判明し、徐々に国際問題化していくことになった。
これまでの対話の失敗の歴史を直視しないと必ずや北朝鮮の米本土に届く核武装は成ってしまいます。その時北朝鮮を有効に牽制できる勢力は残っていないでしょう。まぁロシアなんかが裏で起爆装置を握って安全圏から世界を大混乱に陥れる黒幕に化ける可能性は無くもないですが・・・。そうなってからでは遅いですから。米本土に届くなら欧州にも届くでしょう。そうなった時、北朝鮮が核やミサイルを輸出しサイバーテロを行った時に有効に牽制できるかは怪しくなるでしょうね。何時かテロリストに大量破壊兵器を渡す可能性もあります。朝鮮人の英雄はテロリストで1000年恨む民族であることを忘れてはなりません。中国のロ迅が言い始めた言葉らしいですが、打落水狗という言葉があるそうです。溺れる犬に止めを刺すとい酷い話ですが、残念ながらもっともである場合もあります(>勇敢な拳闘士は、すでに地に倒れた敵には決して手を加えぬそうである。これはまことに吾人の模範とすべきことである。ただし、それにはもうひとつ条件がいる、と私は思う。すなわち、敵もまた勇敢な闘士であること、一敗した後は、みずから恥じ悔いて、再び手向かいしないか、あるいは堂々と復讐に立ち向かってくること。これなら、むろんどちらでも悪くない。しかるに犬は、この例を当てはめて、対等の敵と見なすことができない。何となれば、犬は、いかに狂い吠えようとも、実際は「道義」などを絶対に解さぬのだから。『フェアプレイ』はまだ早い」 魯迅 『魯迅文集3』竹内好訳 ちくま文庫※yahoo知恵袋より転載。未確認)。こうした弱っているものに止めをさせという話は全く酷い話ではあるんですが、譲歩を相手の弱さと見て復讐する相手に対しては残念ながらやらないといけない行動ではあるんですよね。北朝鮮に関しては対話を弱さとみて益々大目標に向かって邁進してきたとしか思えない歴史があります。族誅(ウィキペディア)はアジアにおいて中国発祥の悪習ですが、権力闘争があったら女性や乳幼児も含めて一族郎党殺してきた歴史があるんですね。生かしておくといずれ成長して復讐してくるからです。北朝鮮においては(軍事も博物館ですが)この太古の風習が今でも残っており>2013年12月に処刑された張成沢の家族・親族・姻族が幼児に至るまで一人残らず惨殺され、彼の係累は死滅させられたと報道されている>この他にも同国ではこれまでも連座などによる族滅処分が頻発しているのではないかと疑われている・・・ということですから、もしも北朝鮮が軍事強国と認められれば核の力を背景に報復してくる可能性も十分であるように思います。もう制裁して北朝鮮の心を折った上で平和的な台頭を促すしかないんですね。対話を期待できるのは道義が分かる人間のみです。時間稼ぎに対話を利用して軍事に邁進する恨みが強い民族との対話を強調するのは特大の馬鹿か無知か仲間であるかのいずれかです。ドイツはアジアに関する無知なんでしょうが(無知は勉強すれば治ります)、中国は仲間であるように見えています。北朝鮮にフェアプレイ精神が通用するかのような発言をする奴こそ問題が複雑化する原因なんですね。兎に角北朝鮮は核武装を強調して微動だにせず、理由を創っては周辺諸国及びアメリカを軍事脅迫する文字通りのならずもの国家です。まずは〆る。音を上げて核を断念したところで対話する。この流れこそが解決の王道です。北朝鮮をまともな国家と思ってはなりません。あんなものはISISと一緒です。拉致問題を始めとして数々のテロを国外でも実行してきた国なんですね。王氏の言葉に戻ると・・・
>制裁だけでは緊張を激化させ、衝突に波及することにつながる
北朝鮮はレッドラインを踏み越えないよう涙ぐましい努力をしています。戦争になったら地上から北朝鮮が消えることを北朝鮮自身が理解しているからです。最近の北朝鮮の発言はこうです(金正恩氏が初の直々声明「米国のおいぼれを必ず火で罰する」 トランプ米大統領の「完全破壊」演説に対抗 米朝首脳が名指しで罵倒合戦 産経ニュース 2017.9.22 07:53)>トランプ米大統領が19日に国連総会で行った演説を「歴代最も暴悪な宣戦布告であり、史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮する」と非難する声明を発表した・・・宣戦布告はしていないですね。事実上の宣戦布告を言うなら、拉致問題・延平島砲撃・ミサイルの無警告の上空通過、数々のこじつけ理由(訓練が宣戦布告だと聞いたことありませんが、北朝鮮は報復とやらを激しい言葉で示唆します)での「報復予告」とかその辺でしょう。行動がともなうのはたまにですが、最も暴悪な言葉を常用するチャンプは北朝鮮です)。
史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮
史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮
史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮
我々を笑わせようとして言っているんじゃないですよ?北朝鮮という奴はこういう奴らなんです。筆者は北朝鮮自身が言う史上最高の超強硬対応措置の断行が行われる可能性は限りなく低いと思っていますが(何でも可能性はゼロにはなりません)、そういう措置を慎重に考慮するという言葉はわりと信じています。拉致問題は最悪の犯罪でしたが、どれだけ喚いたところで今のところは日本本土にミサイルを着弾させるところまではいっていません。ですから、ターゲットがOKなのだから淡々と制裁しましょうということです。金を渡して解決したが最後、死ぬまで奴らに集られることになります。国際社会に警察はいませんから(アメリカがある程度その役割をはてしてきましたが)、世界は混乱に至る可能性が大ですね。模倣犯が出る可能性も高い。中東でこんなんやったら世界がひっくり返りますよ。
中国は韓国には強硬対応できても、北朝鮮にはビビって強硬対応できないんですかね?そういう訳じゃないんでしょう?核武装がない日韓より中国の方が腰が引けています。中国も我々と同じ。北朝鮮のダメな行動には制裁するし、万一攻めてきたら滅ぼす体勢を維持して抑止する、北朝鮮が制裁にねをあげて核放棄を決断したら対話する。この決まったプランを淡々と実行するのみです。今回の制裁が不十分だという声があるのも承知していますが、北朝鮮の無謀な行動がある度に制裁していけば核放棄を決断する可能性は十分あると思いますね。
北朝鮮指導部が何よりも怖れるのは自分達の抹殺でしょう。北朝鮮人民を本当に心配しているなら今のような状況でミサイル開発・核開発・サイバーテロにお金をつぎこむなんてことはありません。トランプやアメリカが強い言葉を発するのは、下手なことをすると破滅すると示唆して北朝鮮の無謀な挑戦を阻止する目的です。北朝鮮の脅迫を受ける立場の日本が納得しているのだから、外野がゴチャゴチャ言うべきではないですね。リスクは承知の上です。北朝鮮がリスクそのものだから自由にさせられないんですね。
中国と似ている感じのメルケル氏の言葉も考えてみましょう。
>メルケル氏は軍事手段による解決は「絶対的に不適切」と表明。「制裁とその実行も正しい答えだ」とする一方、外交解決以外は「すべて過ちだ」と重ねて強調した。
北朝鮮が米本土に届く核ミサイルを配備したら大人しくなるというのは希望的観測に過ぎません。守りが堅くなった北朝鮮は更なる無謀な朝鮮に邁進する可能性が高い。対応するのは今のうちですよ。まずは制裁が適切ですが、北朝鮮の核武装の容認こそ過ちなんじゃないですか?中東に広まる怖れは十分ありますしね。まぁターゲットが腹を括っているのに外野から話し合いを!とかいうのも自重してほしいですね。
>「ドイツから遠くても、紛争はわれわれに影響する」と懸念を示した上、「ドイツは責任を引き受ける用意がある」と述べ、外交解決への関与に改めて意欲を示した。
外交的解決をするとしても今じゃない。北朝鮮の被害を被っている当事者が望んでいるのは、制裁の着実な実行です。ドイツは植民地が少なかった方ですし、そんなに世界に影響力はないかもしれませんが、やれることはあるはずです。中国が制裁を実行することを筆者はあまり信じていないので、それなりに良好と思える中独関係を利用して中国に制裁を働きかけるとかそういうことをドイツに引き受けてほしいですね。頼みますよ。
首領経済断絶のため国連重視で中国を制裁に引き入れる→核放棄をさせるためにますます圧力を強める→北朝鮮核放棄する(核放棄をしない場合は北朝鮮全体が干上がる)→人権尊重と拉致問題の解決を迫りつつ制裁したまま経済協力を始める(たぶん日本)→北朝鮮の一般市場繁栄により金正恩の権力が弱まる→支配構造の逆転で亡命を迫るか死ぬ。と、こんなシナリオかなと想像してみました。増税するくらいですから北朝鮮との経済協力で日本に利益がくるってことかなと思っただけなのですが。
金日成は核保有に反対してましたので旧ソ連が協力してたのは原子力発電かと思いますよ。たぶん。ウィキペディアに記載した人は金日成と金正日の対立などご存知ないのでしょうね。中国も北朝鮮には金日成が核保有を反対してただろうと言って北朝鮮に核放棄の説得してましたから。
ちなみにドイツと中国の蜜月は終わってるようです。お互いに対立がありましたのでどちらかと言えばロシアよりなのでしょう。