観測にまつわる問題

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鹿を指して馬と為す

2017-12-19 23:54:07 | 日記
「台湾は中華人民共和国の不可分の一部だ」 広辞苑「台湾」表記問題で中国 中台の間に立たされた岩波書店(産経ニュース 2017.12.18 20:47)

広辞苑の表記は見ていませんが、台湾を客観的に見ると、中華人民共和国が自国の一部と主張している中華民国が実効支配している島になるかと思います。よもや中国(本土)人も台湾を現状支配しているのが中華民国であることが目に入らないってことはないと思うのですが、「鹿を指して馬と為す」国だけに分かっていて有り得ない辞書の表記を維持させようとしているのではないかと思います。

以上筆者のfacebook投稿からの再録。

鹿を指して馬と為す(故事ことわざ辞典)

>『史記・秦始皇本紀』にある以下の故事に基づく。秦の始皇帝が死んだ後、悪臣の趙高が自分の権勢を試そうと二世皇帝に鹿を献上し、それを馬だと言って押し通してみた。しかし皆が趙高を恐れていたので、反対を唱えた者はおらず、「鹿です」と言った者は処刑された。

中国が台湾を中国の一部と主張するのはまだいいとしても、中国の立場から見ても実効支配しているのは中華民国(台湾)のはずです。中国がこれをもし言ってはならないと捻じ込んでくる国だとすれば、「鹿を指して馬と為す」行為で下と認識したものを削る「政治」を行っているのだと考えられます。勿論こうした行為に対しては毅然と対応すべきですが、岩波書店にこうした対応ができることを信じている訳ではありません。


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