観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

ワーキングプア対策

2009-01-17 02:55:58 | みんなでやろうぜ
勤労所得税額控除の将来的な導入を検討してはいかがでしょうか。ワーキングプア対策として優れもののアイディアではないかと思います。労働意欲に配慮しているところが、首相らしい対策です。財源がすぐには見つけられないことは残念なのですが。

給付付き税額控除(民主党)と同じですが、気にすることはありません。(暇な)民主党は他所様の考えたアイディア(ここでは元祖はアメリカ)を拝借しておいて、俺達のアイディアが盗られたなどとほざくいつもの戦術を取ってくるでしょうが、軽く一蹴すれば良いだけの話です。連中には実行するだけの財源もないですよね。

<2月4日追記>
要は生活保護を貰っている人より貧しい勤労者を無くしてほしいということです。単純に社会正義の問題ですね。

小沢一郎/主張と行動の乖離

2009-01-14 05:23:35 | 護憲勢力と仲間達
民主党が参院を使って揺さぶりをかけていることは、誰もが認めるところだと思いますが、小沢氏は以前このようなことを主張しております。

小沢一郎ウェブサイトより
文藝春秋 1999年9月特別号 所収
「日本国憲法改正試案」小沢一郎(自由党党首)
>参議院を「権力なき貴族院」にせよ

これで言の重みを云々されても困ってしまうわけですよ。小沢氏にも言い分はあるでしょうが、どう見ても豹変でしょう。普通の一般国民は必ずそう見ます。過去の主張に自らが沿わない行動を取ることを豹変とかブレ(どころじゃありませんが)とか言うわけです。主張を取り下げていないのは結構なことだと思いますが、思いっきり己の矛盾を晒してしまっているのではないでしょうか。

人が変わるからブレてない

2009-01-14 04:50:20 | 護憲勢力と仲間達
民主党ホームページより(1/13)小沢代表
>民主党としても、定額給付金を分離してゆっくり議論し、他の部分は通したらよいと主張してきたことを説明した。

どう見てもそんなマイルドなことは言ってなかったと思いますけど。山岡氏の発言とか菅氏の発言とか。このニュアンスでは倒閣解散国会にならないし、ルールをフルに使ってでも阻止していくとか何だったのかという話です。世紀の愚策呼ばわりと今回の小沢代表の世論への配慮を全面に押し出す優等生的発言の落差も激しいですよね。違う人が出てきてズレたことを言ってくるよくあるパターンだなぁという印象です。

当たり前のことはやらない・・・やることにしたから要求呑んでよ

2009-01-12 07:23:43 | 護憲勢力と仲間達
asahi.com 政治 「話し合い解散」に前向き発言 民主・小沢氏(1月11日)
http://www.asahi.com/politics/update/0111/JJT200901110003.html?ref=rss

>早期に国民の意思を問えとずっと主張している
吼えるのは勝手です。醜態をさらし続けてくれても、こちらは構いません。小沢氏は選挙が近いとか言い続けてきましたが、今まで選挙はありませんでした。いつかは当たるのでそれでOKですか?

>衆院解散を前提にしての話なら、話し合いをしてもいい
また参院を人質にとってのテロですか。今の制度でねじれたら政策協議をするのが普通でしょう(参院で逆転が起きたら必ずねじれ解消選挙があるとかシステム的に有り得ませんよ)。与党が衆院で3分の2占めているので、これまで何とかなっているだけです。当たり前のことをせずにおいて、やることにしたから要求呑んでよはないでしょうに。

党首討論も同じです。自分で決めておいてボクはやらない。やってもいいから解散しろよ。都合がいいからやることにしたよ。ブレるどころか豹変しすぎで誰も付いていけません。

芯のところはブレてません

2009-01-10 07:51:23 | 政局・政治情勢
定額給付金で発言がブレたとか言われている麻生首相ですが、芯の部分はブレてませんよ。矜持は心の問題で、今も気持ちは変わっていないでしょう。ただし、状況が変わったので、パフォーマンスとして、定額給付金を盛り上げたいだけだと思います。柔軟性があって結構だと思います。一度言ったことは状況が変わっても変えない硬直的な人間よりはよほど優れているでしょう。大体発言のブレとか物事の上っ面を大仰な問題にすること自体理解できません。

「さもしい」の方が悪ぶった麻生流パフォーマンスという説を見かけました(産経・福島香織さんのブログ1月16日)。こちらの方が真実に近いのかもしれません。(1月17日追記)

責任転嫁もいいところ

2009-01-08 07:58:10 | 護憲勢力と仲間達
民主党ホームページより
「麻生首相が衆院解散をするまで、戦いを挑み、攻め続ける」 簗瀬参院国対委員長
>簗瀬委員長は、現在の政治情勢について、「政治的な空白を作っている最大の原因は過去(参院)と現在(衆院)の民意が大きくずれているにも拘らず、麻生首相は衆院での民意を問おうとしないことであり、民主主義に基本的な考えを理解していない」と切り捨てた。

喧嘩を自ら吹っかけたことを認めながら、政治的空白とやらを麻生首相のせいにするこの図々しさ。残念ながら衆院で多数を占めたものが政権運営することに決まっております。はた迷惑な戦争ごっこはやめていただき、仕事(審議)を真面目にやってください。参院と衆院を並べ立てること自体が間違いですから。参院で逆転したら衆院の解散をしなければならないなんてことはあり得ません。それだと事実上の参院優位でしょう。大きくずれても全く関係ありません。線引きできないし、当然ルールもありませんので。

ブレない民主党と定額給付金

2009-01-07 07:49:56 | 護憲勢力と仲間達
すぐ減税・バラマキを言う民主党が定額給付金に反対する理由で、もっともおかしいのが、効果が乏しいというやつですね。景気対策として効果がないなら、民主党の減税(揮発油税の暫定税率廃止とか)も効果ないでしょう(どの道貯金するのでは)。内需拡大はどうした。ブレない民主党は二度と減税を口にするなよ。

あと二兆円が国民の手に渡ってどこが無駄なのか言ってみろ。問題になるのはコストだけ。世紀の愚策なわけがない。ブレない民主党は発言を撤回・修正できずに頑固に間違い続けるわけだ。


民主党税制抜本改革アクションプログラムより

2009-01-07 06:01:56 | 護憲勢力と仲間達
>消費税に対する国民の信頼を得る第一歩は、その使途を明確にすることである。そのためには消費税収を財政赤字の穴埋めには使わないことを約束した上で、最低限のセーフティネットとしての年金、医療、介護など国民に確実に還元することになる社会保障以外に充てないことを法律上も会計上も明確にすることが必要である。

ずっと気になっているのですが、これってインチキですよね。平成20年度の消費税の税収が10兆6,710億円。社会保障への歳出が21兆7824億円。全然足りてない現状で、社会保障以外に充てないとか、そんな議論をする意味はあるのでしょうか。財政赤字の穴埋めに使わないと約束したところで、他の財源を税制赤字の穴埋めに使うことと何が違うのか。意味がサッパリ分かりません。

数字遊びのインチキで信頼を得るのは無理ではないでしょうか。それとも2倍に増税した上で、社会保障費が増えるたびに増税するつもりですか?

政府与党が目的税化するとか言ってるのは、消費税を上げないと仕方ない(他の増税は難しく、少子高齢化で財政赤字拡大は必至で、無駄取りはやっている上に限界がある)からで、要はただのイメージ戦略だと思いますけど(それで特に害があるわけではない)。

民主党がいくら吼えたところで財務省の方があからさまにレベルは上だし、オーダーを出すにしたところで、一定の理解力がないと有効な指示はできないと思います。