三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

せつでん

2011-06-22 08:15:27 | Weblog

菅総理が最後の大仕事として再生エネルギー特処法を今国会で成立しようと急に躍起になっています。

これが成立すれば、産業用太陽光発電などの全量買取制度が発足するため一気に自然エネルギー産業が活気付きます。

この流れに同調されるようにマスコミでは、太陽光発電などのネタが増えています。

発電コストが下がってきているとか、ソフトバンクのメガソーラー構想とか、各自治体独自の取組みとか盛り上がっています。

ただ、全量買取制度というのは、太陽光発電などで発電した電力を全て電力会社が買い取りますがその買取費用を電灯契約者全てが補填することになり、実質毎月の電気代の値上がりになります。

また、東日本大震災による原発の停止で石油や火力発電に頼らざるを得ないための発電コストの上昇による電気代の値上がり問題などを指摘している記事もあります。

しかしながら、自然エネルギーを積極的に導入する殆どの国は盛り上がっていますし、産業も盛り上がっています。

あっちを立てればこっちが立たずもありますが、何とか前向きに進んでもらいたいと思っております。

とにかくこれをやらないと、全世界的にスマートグリッド構想が進んでいますので、国会議員の先生方も結果的に国益になると思っていただき成立させていただければと思います。

さて、今日は今から息子の小学校へ行って、PTAの環境委員会で決めた緑のカーテンについて校長先生から意見を伺います。

以前校長から、学校でちょっとした緑のカーテンをやってみたが、教室が暗くなり不評だったため校舎での緑のカーテンを取りやめたとお聞きしていますので詳しく聞こうと思っております。

緑のカーテンは学校に留まらず、企業や家庭でも取組が増えており、ゴーヤの苗は品薄状態とのことですから、どうせするのであれば、学校の校舎の南側全てを緑のカーテンで埋め尽くしたいと思います。

兵庫県の豊岡市では、学校の電力使用量を05年と比べて削減した電気代の半分を学校に還元する取組をスタートし成果が上がっているそうです。

「せつでん」をすれば「ごほうび」がもらえます。

と、入学したての1年生にも「せつでん」という言葉を教え積極的に取組んでいます。

その結果、年間の電気代を40万削減できたため20万還元され、図書室の本を100冊以上買ったとの事。

こんなすばらしい取組をされている学校もありますので、緑のカーテンで暗くなったので電気代が上がってしまう事の無いような間引きカーテンとか葉の多い植物の横は葉の少ない植物など何とか出来れば面白いと思っております。

 

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