昨日は高知で防災通信セミナー「衛星インターネットの利活用促進に向けて」に出席してきました。
このセミナーは当初、3月開催の予定でしたが東日本大震災の影響で3ヶ月ほど遅れての開催でした。
結果的の講演の中身も大きく変わったようで、四国総合通信局や四国地方整備局は冒頭の挨拶ではなく、それぞれの所轄の震災の取組などを説明され、高知県の危機管理部長も自県の取組を説明されていました。
また、講演も高知大学の教授が、東日本大震災の被災地を訪れ調査してそれを高知に当てはめた場合の説明がメインでした。
防潮林が役に立って津波の影響を抑えたが、河川や道路から津波が押し寄せたそうで、道路付近にあった同報無線の支柱が基礎ごとなぎ倒されていたこともあり、このような設備の設置場所も今後の検討に値すると言ってました。
結果的に衛星インターネットの話は殆どありませんでしたが、冒頭には、今回の震災は当初震度7.9で津波が3~4m程度との速報が出て消防や警察は現場に駆けつけてしまったため多くの尊い命が奪われてしまった。後でコンピュータの解析で震度が徐々に上がっていき津波の高さも上方修正されてきた経緯もあるため、今後の消防や警察の初動活動にも支障がでそう。
また、今回の大震災で震災予測のやり方自体にも問題があるとのことから、1000年レベルまでさかのぼって予測や実際に震災が起きた場合の影響などについて検討していくそうです。
高知では、昭和の何回地震で水没した高知市街地に現在は15万人もの県民が生活しておりこれらの対策も課題だとの事。
今回の大震災の地震は、阪神淡路のような直下型ではなかったため、阪神淡路では墓石が7mも飛んでいた場所もあったそうですが今回はちょっとずれた程度だったそうですが揺れは長く続いたそうです。
その揺れが長く続けば続くほど大津波の可能性が高いとのことでした。
これらを踏まえ、我々一人ひとりが何が出来るかを考えていく必要があると思います。
さて、話は変わりますが、下の新聞記事に誰かが載ってますし頑張ってます。
また、当社のホームページにI部長のテレビ出演の映像をUPしました。
是非ご覧下さい。