丹生大師、「丹生山神宮寺成就院」の仁王門が修復完成しました。
御大師様が自画像を刻むために御姿を映した姿見の池、
今日は秋の澄んだ青空と新しい仁王門を映しています。
旧仁王門の屋根に上がっていた「鯱瓦」
この修復は、江戸時代「立梅用水」を整備された郷土の偉人西村彦左衛門翁の子孫よりの篤志で行われました。
「丹生のお大師さん」この仁王門が先の世代に繋がっていくことが嬉しいです。
修復された仁王像、当時の鮮やかな色に弁柄で彩色されています。
「阿形像」
「吽形像」
「持国天像」
「増長天像」
本堂から大師堂へ
大師堂への回廊も新しく完成しました。
回廊の中は土足で登れるようになりました。
静かな大師堂、もみじが色づくのはもう間もなくです。
こちらは300年の時を経た仁王門(2017年11月)。
台風で壊れた回廊(2017年10月)
2017年1月21日、初大師の光景
母が御大師さんの回廊を登った記念の写真です。
2013年11月6日、94歳の時です。
偶然ですが、同じ11月6日そして同じようなきれいな青空の日です。
当時の回廊は板の階段で、這うようにして御大師さんに会い登りました。
100歳になった母に、新しい仁王門を見せてあげようかな。
丹生大師のある多気郡多気町丹生、
母の生まれた旧勢和村でもあり、子供の頃のお祭りが思い出されます。
きれいなガラスの器に入ったゼリーようなお菓子?
その味よりも、キラキラ美しい器が嬉しかったこと・・・