「田舎あられ」なつかしい炭火煎りです。
七輪に炭火を熾すことからスタート。
あられ煎りは最初は勢いの強い火が必要です。
あられはたくさん入れ過ぎないよう注意、
最初は強い火のすぐ近くで煎り器を振ります。
あられの角が膨らみ始めるたら、焦がさないよう均等に膨らませます。
この間3分弱くらい、
あられがムクムクと膨らんで弾けだしたら、弱火にします。
七輪の通気窓を閉めて火力を落とし、
炭から少し離れた高い位置て、ゆっくり焦げ目をつけていきます。
寒い風を避け、倉庫であられを煎りながら思い出すのは母のこと、
火を使うし、粉が飛ぶから母も寒い室外であられ煎りをしていた。
根気よくたくさんのあられを煎り、弱火になるとかき餅を焼いて・・・
昨年、私の作ったあられを母に届けた時の嬉しそうな笑顔、
でも、うまく呑み込めなくて数粒がやっとでした。
元気な時に教わるべきだったことがまだまだあったのに、
あの姿を思い出しながら今年も作った田舎あられです。
しっかり教えてもらっておけば
受け継がれてきた仕事は。更に故人への思いが
募りますね。
伝承された家庭の味は 代々受け継がれて。
お母様
キット暖かい眼差しで
見守ってくださっていますよ。
拍手!
懐かしいおやつは手間のかかるものです。
あられ煎りも、時間をかけてじっくり取り組まないとダメですね。
焦ると芯が残ったり、焦げてしまったり。
今回は時間が無くて少しお試しだけ。
もう少し暖かい日にゆっくりやります。