ワニなつノート

あーちゃんがいく (その3)


あーちゃんがいく (その3)


《1月14日》

大型の低気圧が…。
確かに昨日の暴風と横殴りの雪、寒さは半端じゃなかった。

今朝も時折吹く風の冷たさを感じるものの
澄んだ冬の朝を思わせる。

単純な私はそのままの状況を受け入れ安心してしまうのだが、
我が家のレーダー(偽気象予報士)は低気圧を感じまくりである。

朝一番の大声での目覚ましに、「馬鹿」と言ったきり無反応。

第二弾には応じるものの、起床直後からぴくぴくしている。

急いで朝食を胃袋へ詰め込むと、
慌てて2階へ駆け上がろうとして階段で顔面強打!! 
泣きべそをかきながらも2階のコタツへ滑り込んでしまった。

15分後、ただならぬ物音がするので行ってみると
レーダーは赤い信号を発して作動中である。
かと思えば、ぱったりと脱力。

1時間半こんな状態を繰り返して眠りについた。

眠っていても、体に力が入ったり抜けたりを繰り返して、
充分な休息は取れているんだろうかと心配になる。

各所に「休みます」の連絡を入れる。
悔しいな~。
「がんばって1日も休まず登校しました。」
そんな言葉は程遠い。

入学当初はそんな無理ながんばりをさせようとしていたように思う。
どうにか認めてもらいたい…。
そんな気持ちがあったのだ。

けど親の私ががんばったところで、
どうになるものでもないことがわかってきたのも昨年のこと。

あるがままの娘を認める通過点だったんだなぁ。
がんばらないがんばりが認められる、
そんな社会はまだまだ先なんだろうな。

生きることにこんなに一生懸命な娘の姿を、
理解してもらえないのは悔しいなぁ。
いつも思う。


娘の体内のレーダーはまだ注意報が発令されているらしい。
こんな日は家でまったりするに限る。
あるがままに生きるって簡単なようで意外に楽じゃない。(笑)

    
□    □    □    □


《コメント》 …をうまく送信できず、メールで送信(o|o)

ここでは、はじめまして、ですね。
「生きることにこんなに一生懸命な娘の姿を理解してもらえない…」
という言葉を読んで、
「あれっ?」て思いました。

昨日のブログに、書いてありましたよね。
「学校や教師、そして友達のことも
信頼していなかったのかもしれません」て。

友だちは、あーちゃんが、どれだけ一生懸命生きているか、
いつもそばにいて感じているのだと思うのですが…。

わたしはブログの世界でしか、あーちゃんのことを知りませんが、
3学期が始まってから、主人公のあーちゃんの世界が、
今まで以上に生き生きとしているように感じています。

ブログでさえ感じられることを、
いつも一緒にいる子どもたちが
感じていないはずがないと思うのです…。

学校や教師は、とりあえず脇に置いときましょ。
大人はいつだって、子どもたちから10年か
100年遅れて気づくものですから。(yo)


《yoさん》

すみません あんまり嬉しいので
こちらにアップさせていただきました。

子供たちはわかってくれているんですよね。
2学期終了間際のお楽しみ会でも、
発作をおこしている娘をずっと静かに見守ってくれていました。

大人は子供たちより1世紀の遅れがあるんですね。(苦笑)

子供だった時の気持ちをなくしてしまう。
大人の事情で物事を処理してしまう。
子供を育てる仕事をしているのに残念です。

娘がこんなに生き生きするとは、
私も想像以上でした。

人の手を借りることなく、
年齢相応に自分で生きてみたかったんですね。

yoさん、パスワードは適当に入力いただければ
書き込みできるみたいです。



    □    □    □    □


《1月21日》

昨日も5時間目の終わる頃合を見計らって教室へ。
何だか騒々しいなと思っていると、
娘が教室で発作を起こしていたみたいです。

廊下で養護の先生にしがみつく娘を、
教務主任の先生に抱えてもらって保健室へ運んでいくところでした。

担任から養護教諭と教務主任へと、
連係プレイもしっかり取れている様子をこの目で確認できて、
やはり信頼できる先生達だと、とても嬉しく思いました。

それぞれの携帯で連絡を取り合っているのかと、
想像してはいましたが、直接伺ってはいませんでした。
保健室で担任と養護教諭との会話を聞いていると、
種明かしがありました。
どうやらトランシーバーで校内の連絡を取っているようです。

スゴイ!! 
私にはそんな知恵も想像も思い浮かびませんでした。

現場に詳しい教師の知恵や経験を、
フルに稼動していただいているようです。
担任だけが重い負担を抱えることなく、
学校全体でサポートしていく体制が整いつつあるのだな~。
と安心しました。

そして自然と感謝の気持ちが湧いて来ます。
(ノ・´д`・ノ)ありがとねぇ。*†*。☆。*†*


    
   □    □    □    □


《yo》
よかったですね~。
あーさんが、学校で、お母さん以外に、
信頼できる大人に出会えて(^^)v

親の付き添いって、子どもにじゃまだけじゃなくて、
先生に本気に出させない、じゃまにもなっているんですね。(>_<)

うちの娘が小学校1年のとき、教室から脱走する男の子がいて、
ある日、黒板の横に、職員室直通インタホンが開通。

娘はうれしそうに話してくれました。
Hくんが教室から出ていくと、先生がピンポンってして、
教頭先生とか走ってくるんだよ。


《A》

yoさん。
付き添いをしていた頃は、
「それはお母さんがやるからいいの!」と言われて
寂しいなと思っていたんですよ。

「付き添いがないと困る、授業が出来ない」と言われていたので、
私がいなくなってどんなに大変かと思いきや…。
逆にうまく回っているくらいです。

この1年9ヶ月ってなんだったんだろうな?って思います。


>先生がピンポンってして、教頭先生とか走ってくるんだよ。

↑クックック~!多分うちの娘もそんな感じです。
私、仕事で、
「逃走しました。どうぞ!」
「了解です!」なんて、
トランシーバーで出来るなんてちょっといいなぁ~と
羨ましくもあります。
不謹慎な親でしょうかね(苦笑)

付き添いしていた頃、
他の学年の男の子が時々教室から消える子で
クラスメートがあちこち探している姿をよく見かけました。

けれど娘は「お母さんがやること」にされて、
クラスや学校のこととして考えてもらえなかったときは
本当に寂しかったです。

私がそう感じていたんですから、
娘はもっと悲しかったと思います。

今日迎えに行くと、娘はクラスで飼っているザリガニに、
山盛りのエサをあげて先生に叱られていました。

私が傍にいたら絶対未然に防いでいました。

そうした子どもらしい子どもの時に失敗する経験も、
先生に叱られる経験も出来なかったんだな~と、
叱られる娘の横でニヤニヤしてしまいました。

ちょっと先生の気持ちを逆撫でしてしまいましたが、
嬉しかったですね。
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