ワニなつノート

小学校の入学式の日に…



今日は、市長宛のビラを作りました。
明日、小学校の入学式が終わったあとに、
駅前でビラ配りをし、市役所に話し合いに行きます。

いつも、障害児の親が苦労させられるのは、
子どもの「障害」ではないのですよね。

なぜ、晴れやかな子どもの入学式の日に、
こんなにも、当たり前のことを、
話に行かなければならないのか。




☆   ☆   ☆

新一年生の子どもの
命と安全を守る制度を
確かなものにしてください。



4月9日(水)。
今日は、小学校の入学式の日です。
初めての小学校…。
友だちをいっぱいつくりたい…。
子どもたちの希望がふくらむ幸せな日です。
新一年生の子どもと親にとって、
うれしさいっぱいの笑顔の日です。

この入学式の日を、
不安な気持ちのまま迎える子どもがいます。

新一年生のIくんはT小学校に入学します。
放課後は学童保育所へ通います。

でも、Iくんは障害があるため、
小学校から約1キロ離れた学童保育所まで、
一人で通うことができません。

両親は、去年の11月に、市に
「T小学校内に、学童保育所を設置して下さい。」
「小学校から学童保育所までの移動が困難な子どもについて、
安全な移動の確保をしてください。」とお願いしました。

今年1月には、小学校内の学童設置を求めて署名を集めました。

市は、その要望を受け止め、今年度、T小学校内に
学童保育所を設置することが決りました。

ただ学校内の学童が完成するまで、
半年以上の時間がかかります。

それまでの間のIくんの通所について、
市も学童クラブも対応できない
と言います。

子どもたちの安全と安心のため、
学校内に学童保育所を作る。
しかし、完成するまでは子どもへの対応できない、
というのはあまりに無責任です。

今まで、M市では、障害を理由に学童保育の入所を
断わられてきました。
たとえ入所できたとしても、
「※登所については、学童では対応できかねます」
という条件で迫られれば、
現実には学童の利用ができません。

M市の学童保育への姿勢は、
千葉県の他市に比べて、あまりに遅れています。
障害の有無に関わらず、
すべての子どもの命の安全と安心のために、
少なくとも千葉県が望ましい水準を示した
ガイドラインにそった条件整備と、
本当に子どもの立場に立った対応を進めてください。


I くんが、
小学校から学童保育所まで
安全に通える配慮をお願いします
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