ワニなつノート

この子の「存在の願い」を私はかなえる(その5)



この子の「存在の願い」を私はかなえる(その5)




子どもから「とき」をもらった

子どもから「となり」をもらった

子どもから「いる」をもらった



一回きりの「とき」

子どもの「となり」

いっしょに「いる」

それを積み重ねて、生き延びてきた



ああ、そんなものたちのおかげで、ここまで生きてこれたのだと
「人生フルーツ」という映画をみておもった



     ◇



子どもに「教えてあげる」はできなかった。

子どもに「してあげられる」こともなかった。



ただ、あのとき、あの場所に、お互いにいることができた。

いっしょに遊び、話し、笑い、ただ並んで座っていた。



お互いのときを 分けあっていたのだと いまはおもう。
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