ワニなつノート

その1%は助ける価値があるか(その0)

メモ

「定員内不合格」を繰り返されて、何度も受検する子は、その度に受験料を払ってきた。

入学試験を実施する県教委は、「定員を確保するように」「定員を遵守するように」と言っている。

なのに、「遵守」しない校長がいて、定員があいていても不合格にされてしまう子がいる。

その子が高校生になれないのは、「定員を遵守」することができない校長のせいであって、子どものせいではない。

なのに、不合格にされる度に、受験料を払い、また定員が空いているのに不合格にされる、というのは、幾重にも理不尽だ。

県が、入試選抜を実施しているのだから、定員の確保・遵守が守られない状態で、再受験する場合には、受験料を徴収すべきではない。

そう二十数年言い続けてはきたが、まともに受け取ってはくれなかった。

さっき、栃木県の入試要項に、次の一節をみつけた。

    ◇

2フレックス特別選抜

(1)
昼夜間開校の定時制・通信制課程を置く単位制による県立高等学校(フレックス・ハイスクール)の定時制課程において実施するものとする。

・・・
(12)不合格者について
フレックス特別選抜で不合格となった者は、次のとおり定時制課程の一般選抜を志願することができる。

ア 入学考査料の再納付は必要としない。



    ◇


なんだ、やっぱり、その気になればできることじゃん。

同じ県立高校を、受検するのに、受検料の負担をどうするかについては、県教委の考え方次第なんだ。

今度、要望しなくちゃ。

ちなみに、『栃木県立高等学校入学者選抜の方針』という文書には、1番目に
「高等学校教育の普及及びその機会均等の精神にのっとり、志願者のなるべく多数を入学させるものとする。」
と書いてありました。

(私は、栃木県の「定員内不合格」の実態については、まったく知りませんが、500点満点のテストで13点じゃ合格にはならないだろうな…。)
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