27日の土曜日に千代田区霞が関にて日本身体障害者団体連合会(日身連)主催の障害者相談員対象のセミナーに出席。
オストミー協会から誘いがあり中野区からも募集があった。
障害者相談員の活動を促進するためのセミナーとのこと。
場所は新霞ヶ関ビルの1階にある灘尾ホール。
内閣府、財務省、金融庁、特許庁に囲まれた中央官庁街の真ん中にある。
官庁街
こんなところには今まで来た覚えがない。
灘尾ホールは昔の自民党の政治家で大臣や衆議院議長を歴任した灘尾弘吉を名前を取ったようだ。
開催時間10時半から16時までで結構長かった。
出席者は200人足らずで身体障害者、知的障害者、精神障害者の相談員。
関東中心だが一応全国から集まっていた。
もちろん手話やパソコン入力による文字表示が行われた。
1.衆議院議員の石毛えい子氏の基調講演
最初に日身連の小川氏の挨拶があったあと、民主党所属の衆議院議員の石毛えい子氏の基調講演。
石毛えい子氏は30年間短大で社会福祉政策を教えていた方で、民主党から4期東京比例区で衆議院議員として当選している。
障害者相談員のことはよく知らず民主党でもまだ議論の対象になっていないということだが、
内閣府の障害者制度改革推進本部や障害者制度改革推進会議の活動を紹介し、
特に2006年で国連で採択された障害者の権利に関する条約について紹介し、日本で批准するためには障害者差別禁止法の制定や障害者自身(参加)による権利擁護活動の必要を強調された。
理念については賛成だが、権利擁護活動が出来る障害者(団体)の資格など難しい点が多いように思う。
昼食後、厚労省の障害福祉課長の中島誠氏の講演。
(1)障害者施策の最近の動向について
・障害者自立支援法は廃止し、応益負担→応能負担を基本とする総合制度を作る。(3年後?)
・内閣府に「障害者制度改革推進本部」を設立。「障害者制度改革推進会議を開催」
・H22年予算案については低所得の障害者、障害児の障害福祉サービス等を無料とする。
・H22年の障害福祉予算案 1兆1200億円 前年度比 12.7%増
障害福祉関係費は6160億円 前年度比 11.8%増
(増額はありがたいがバラマキとの印象)
(2)障害者が普通に暮らせる地域づくり
・障害者の地域移行:重度の障害者でも地域の暮らしを選択できる基盤づくり 施設→地域?
・障害者が安心して暮すことができる住まいの場の確保(地域にとけこんだ住まい)
身体障害者を対象とするケア付住宅へ公営住宅活用など
(3)相談支援制度への充実強化
・相談員のピアサポートの充実のためにそのための設備整備や研修などを助成。1箇所あたり190万円以内。
(4)障害者相談員への期待
地域の支援力の向上
主な質問:低所得者への費用負担を0にする根拠は→応答:政治的に決めたもので根拠はない。(ありがたいが疑問も残る)
地域移行とは施設の解体ということか→応答:これから議論するか濃厚サービスのために施設が必要とされると思う。
地域への移行ということで地域支援力への期待ということらしい。
3.シンポジウム「障害者相談員に期待したいこと、期待されること」
H20に実施した障害者相談員実態調査報告書に参加したメンバー6人の意見。
・行政と障害者をつなぐ力になることが期待されている。
・ピアサポートの必要性 など様々な話があった。
感想
相談員は行政と障害者をつなぐ力になることが期待されているが、私個人の現状をいうと、地域も知らない、相談も少ないということで、どうしたらよいのか判らないのが正直なところである。
とりあえずはオストメイトを対象とした地域集会のほかに、障害者団体の連合会などにも参加して地域とのつながりを増やすべきかもしれない。
家に帰って写真を整理すると、セミナーで写した写真のうち14時以前に写した写真は完全に消失していた。つまりシンポジウム以外は全滅。
どうもSDカードがおかしくなったらしい。
TranscendのSDカードの信頼性が低いのか、それとも私のカメラの使い方が悪かったのだろうか。
会場
演壇
手話と文字表示
質問
オストミー協会から誘いがあり中野区からも募集があった。
障害者相談員の活動を促進するためのセミナーとのこと。
場所は新霞ヶ関ビルの1階にある灘尾ホール。
内閣府、財務省、金融庁、特許庁に囲まれた中央官庁街の真ん中にある。
官庁街
こんなところには今まで来た覚えがない。
灘尾ホールは昔の自民党の政治家で大臣や衆議院議長を歴任した灘尾弘吉を名前を取ったようだ。
開催時間10時半から16時までで結構長かった。
出席者は200人足らずで身体障害者、知的障害者、精神障害者の相談員。
関東中心だが一応全国から集まっていた。
もちろん手話やパソコン入力による文字表示が行われた。
1.衆議院議員の石毛えい子氏の基調講演
最初に日身連の小川氏の挨拶があったあと、民主党所属の衆議院議員の石毛えい子氏の基調講演。
石毛えい子氏は30年間短大で社会福祉政策を教えていた方で、民主党から4期東京比例区で衆議院議員として当選している。
障害者相談員のことはよく知らず民主党でもまだ議論の対象になっていないということだが、
内閣府の障害者制度改革推進本部や障害者制度改革推進会議の活動を紹介し、
特に2006年で国連で採択された障害者の権利に関する条約について紹介し、日本で批准するためには障害者差別禁止法の制定や障害者自身(参加)による権利擁護活動の必要を強調された。
理念については賛成だが、権利擁護活動が出来る障害者(団体)の資格など難しい点が多いように思う。
昼食後、厚労省の障害福祉課長の中島誠氏の講演。
(1)障害者施策の最近の動向について
・障害者自立支援法は廃止し、応益負担→応能負担を基本とする総合制度を作る。(3年後?)
・内閣府に「障害者制度改革推進本部」を設立。「障害者制度改革推進会議を開催」
・H22年予算案については低所得の障害者、障害児の障害福祉サービス等を無料とする。
・H22年の障害福祉予算案 1兆1200億円 前年度比 12.7%増
障害福祉関係費は6160億円 前年度比 11.8%増
(増額はありがたいがバラマキとの印象)
(2)障害者が普通に暮らせる地域づくり
・障害者の地域移行:重度の障害者でも地域の暮らしを選択できる基盤づくり 施設→地域?
・障害者が安心して暮すことができる住まいの場の確保(地域にとけこんだ住まい)
身体障害者を対象とするケア付住宅へ公営住宅活用など
(3)相談支援制度への充実強化
・相談員のピアサポートの充実のためにそのための設備整備や研修などを助成。1箇所あたり190万円以内。
(4)障害者相談員への期待
地域の支援力の向上
主な質問:低所得者への費用負担を0にする根拠は→応答:政治的に決めたもので根拠はない。(ありがたいが疑問も残る)
地域移行とは施設の解体ということか→応答:これから議論するか濃厚サービスのために施設が必要とされると思う。
地域への移行ということで地域支援力への期待ということらしい。
3.シンポジウム「障害者相談員に期待したいこと、期待されること」
H20に実施した障害者相談員実態調査報告書に参加したメンバー6人の意見。
・行政と障害者をつなぐ力になることが期待されている。
・ピアサポートの必要性 など様々な話があった。
感想
相談員は行政と障害者をつなぐ力になることが期待されているが、私個人の現状をいうと、地域も知らない、相談も少ないということで、どうしたらよいのか判らないのが正直なところである。
とりあえずはオストメイトを対象とした地域集会のほかに、障害者団体の連合会などにも参加して地域とのつながりを増やすべきかもしれない。
家に帰って写真を整理すると、セミナーで写した写真のうち14時以前に写した写真は完全に消失していた。つまりシンポジウム以外は全滅。
どうもSDカードがおかしくなったらしい。
TranscendのSDカードの信頼性が低いのか、それとも私のカメラの使い方が悪かったのだろうか。
会場
演壇
手話と文字表示
質問