ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

三輪明神から箸墓まで山之辺の道を散歩

2010-01-08 19:25:40 | 旅行
1月2日は橿原ロイヤルホテルで朝食。
従業員は今日も着物姿。

近鉄橿原神宮駅に荷物を預けて近鉄で桜井駅に出て
臨時バスで三輪山のふもとにある三輪明神に。
ここは大和の国の一宮ということで初詣客が多い。



大和朝廷の創始時から存在する日本最古の神社とのことで三輪山そのものがご神体とのこと。
日本書紀などはここの祭神の大物主神と人間の娘との神婚伝説が書かれているようだ。

ここから山之辺の道を元伊勢神社まで歩く。
途中の狭井神社は三輪山への入口。三輪山は高さ467mで山頂まで登山は往復2時間程度だが、
カメラ持込禁止、飲食禁止など厳しい制限があるとのこと。正月は入山禁止のようだ。


元伊勢こと檜原神社は元伊勢神社があったところで崇神天皇の命で皇女の豊鋤入姫命が最初に宮廷から移したところとのことで、伊勢神宮はその後数十年を掛けて各地を転々として最終的に現在に位置に落ち着いたとのこと。
豊鋤入姫命が古代の邪馬台国女王の卑弥呼の後継者である壹與であるという説があるのが興味深い。

ここの鳥居が鳥居3つを1つに組み合わせた三ツ鳥居という形をしているのが珍しい。三ツ鳥居は三輪明神にもあるようだ。


この辺りは高台になっていて三輪山や箸墓が良く見える。
三輪山

箸墓

檜原神社から箸墓までは下り坂。
途中の駅の近くに上記の豊鍬入姫命の墓といわれるホケノ山古墳があり、石室が展示されていた。

箸墓は大規模な前方後円墳で孝霊天皇の皇女である倭迹迹日百襲姫命の墓として宮内庁で管理されているが、
邪馬台国女王の卑弥呼の墓という説もあるようだ。
倭迹迹日百襲姫命が崇神天皇に神意を伝える巫女の役割をしたとの伝承があるので結構真実に近いのかもしれない。
この辺りが邪馬台国の中心部であったとの説が有力になっているようだ。


箸墓からJR巻向駅に出て、JR桜井線で桜井駅に出て昼食。
車窓からは三輪明神の大鳥居が良く見える。日本で2番の高さということだ。


JR巻向駅は無人駅で桜井線は単線。ワンマン運転があるなど近鉄に比べてローカル線としか言いようはないが、
初詣の時期は臨時列車が増発されるなど結構賑わっている。

近鉄桜井駅からに荷物を預けた近鉄橿原神宮駅に戻り、ここから近鉄の橿原線で西大寺駅を経由して近鉄奈良に到着。
ホテルサンルート奈良に宿泊。

邪馬台国に興味を持つ私としては箸墓を見れたことで満足の一日。


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