山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

大菩薩、紅葉狩り編

2021年10月29日 14時45分00秒 | 奥武蔵
大菩薩峠といえば、雷様(ライサマ)である。
いえいえ、雷鳥でも、気象現象の“カミナリ”でもなくて、市川雷蔵の方‥
古過ぎて、ピンとくる方も少ないだろうけれど、
中里介山の一世風靡セピアの大衆小説『大菩薩峠』の映画化がされた時の主演が、
市川雷蔵だったって話。

ますますわからん⁈

一度だけNHKで、深夜放送されていたのをチラッと見たことがあって
話の筋も、他に誰が出ていたかも覚えていないけれど
映画の中の雷様のゾクっとする色気だけは印象的だったっけ‥



また脱線しそうなんで、話を元に戻そう。
高い山はともかく、1,500m程度の低山では ちょっと紅葉狩り🍁には気が早いかなぁ

ルートは幾つかあるんだけど、
非常勤隊員のTもいるし、ここはオーソドックスに上日川峠からの周回って事で、
先ずは甲斐大和駅へ

予想はしていたけど、まぁ、凄い人
無人駅の甲斐大和の改札を出る前からの行列に、先が危ぶまれたけど
早め早めの行動で 何とか1便のバスにギリギリ乗れ、やれやれ


まぁ、バスからしてこんな状態なんで、
上日川峠は、登山口というより ほとんど観光地みたいな賑わい。
でも山道に進めば あっという間に人も疎らになるから不思議。

天気は何しろ最高、程よく冷えた空気も頬に気持ちいい。

お猿くんを先頭に、T、自分と、快調に進みます。
ん⁈ 心なしかいつもよりペースが速い⁈
そう、実はお猿くん、靴(スカルパ)を新調したんだった⁉︎
今までのAkuより軽いみたいだし、「シュッと見えるね」って褒めたら
満更でもない感じで、気に入ってるみたい。
なにせ🐒猿なんで、おだてられると木に上っちまいますから(笑)




あっという間に「福ちゃん荘」到着。
ここから、カラマツ尾根を辿って、一気に雷岩まで直登します。

「唐松」が黄葉するのを知ったのは、
山に登り出して間もない頃、深秋の八ヶ岳へ行った時だったかなぁ
雨にそぶる山道を本沢温泉から下りている時に目の当たりにした見事な黄葉‥
あれ以上の黄葉にはその後 出会えていない。



見上げる先に、大菩薩の稜線が見えた‼︎
早く登りきって、ご飯にしよう‼︎

急登に視線が足元を見がちだけど、ちょっと空を仰げば
時々はっとするような紅葉が‥


前を行く隊員2人は全然気がついてないみたい(笑)
せっかく紅葉狩り🍁に来たんだから、意識して見上げるようにしなきゃ
あきまへんでぇ〜

我が隊の前を賑やか(⁉︎)、というか、うるさい位に騒ぎながら歩く団体さんがいます。
ツアー(クラ○ツー○ズムの人達)かな⁈と思ったんだけど、
話している言葉がどうも違う。
どうやら中国のツアーの人達みたいです⁉︎
へぇ〜、もう(又?)やって来るようになったんだ⁉︎
まぁ、ある程度は(戻って)来てもらわないと観光面でまずいんだろうけど
今日の人達は特に、周りの空気を読まない傍若無人ぶり‥
何だかなぁ‥


富士山が良く見えるとはしゃいでいる(多分)横を、
急ぎ足で追い越し、一気に雷岩まで登りきっちゃいます。
着いたど〜‼︎



Tの後ろ姿が、いい感じなので、後ろからパチリ‼︎



登ってきたカラマツ尾根を、ちょっと斜め上から俯瞰してパチリ‼︎




大菩薩湖の上を渡る風が、遠くからもわかります‥


さてさて、楽しみにしていたお昼ご飯です。
お猿くん、今日は凝ったコーンポタージュとデザートを仕込んできてくれました。
デザートは、何と、フレンチトースト‼︎


どうやら最近手に入れた、山用のフライパンを使って
何かお手軽に作ってみたかったようです(笑)
通りがかった何処かのお兄さんに、あ、フレンチトーストだぁ❗️と
驚かれて満更でもなさそうなお猿くん(笑)
でも、お味もなかなか美味しかったよ‼︎


お腹も満ちて、帰りは介山荘経由で、再び上日川峠へ
ちょうど福ちゃん荘手前の辺りの紅葉黄葉が、
一番綺麗でした。



さてさて、
次はどこに行こう⁉︎










 

m(_ _)m ご無沙汰です  m(_ _)m

2021年10月16日 12時20分00秒 | 奥武蔵
この歳になって、身辺、公私に渡って多忙な一年でした‥
この際、ブログスタイルも、ちょっと変えようかなぁと‥

体調の変化⁈   いえいえ、お蔭様でまぁ今はボチボチ‥
振り返ればコロナ自粛の一年、自身二度目の椎間板ヘルニア手術からのスタートでした。
幸か不幸か、非常事態宣言下の自粛生活は、その療養期間と『ど被り』(笑)




回復後、再開したこのブログですが
山へ登って来たなら、なるべく早くUPしなきゃ、と
それまでと違う環境で ちょっと義務感で書いていたため、
疲れてしまった、と言うのが本音。

まぁ、あまり無理せず、気ままに、綴っていきます‥


  


なので、ブランク中に行ったり登ったりした山も 勿論ありますが
ちゃんと全部記録しようだとか、振り返ろうなどとせず
力を抜いて 備忘録代りに
書いたり書かなかったり、思い出してみたりして
綴っていければ良いかなぁ‥

  


さて、メジャーな山が一斉に紅葉🍁を始める9月末から10月初旬、
今年は新居への引っ越しと ぶり返した軽い腰痛も重なり、出遅れてしまった‥




山小屋泊を基本とし、公共交通機関をアプローチ手段とする隊長なので、
ここ数年 毎年の様に通っていた北アルプスの山へは
アクセスするタイミングを完全に失ってしまった…   (^_^;)





引っ越し後の慌ただしさと腰の痛みも何とか落ち着いてきたので、
やっぱり山行きたいなぁ、と思い出したものの、今更行けるところ あるか?



で、直前の手配でも 宿と足の便がなんとかなったのが、
愛すべきホームマウンテンと言っても良い、金峰山。
山頂すぐ下に位置する山小屋 金峰山小屋のインスタでは 
このあたりも紅葉🍁が進んできたようだし、
のんびりと歩くにはちょうど良いかもね…


  





考えたら紅葉時期って、タイミングを合わせるのが一番難しい山行かもしれない… 
その理由は
①案外と紅葉の旬って短い
②それでいて年毎に微妙にその旬がずれ込む
 (あまり前もって計画してもよろしく無い)
③しかも山好きの考えることって大体が同じ
 (ここだ、って思ったところに皆 集中しがち)
④加えて台風が来やすい時期だし
 (どうせなら天気の良い時に行きたいじゃん)
⑤夏と違って登山口へのアプローチ手段が限定される
 (特にバスが休日優先ダイヤになっているケースが多い)
⑥しかも日が確実に短くなっている




今年で言えば、岩手の栗駒山なんて、山行の難易度はMAXだよね、
山の難易度が、っていう訳じゃなくて そこへの到達度の難易度が…   
しばらくは沈静化するまで迂闊に近づけない

  


SNSも そんな現象に拍車をかけてるよね、
素晴らしい景色の投稿が重なったりすると影響は的面だし…
これからはそんな投稿の裏をかいて行かないとダメかもね😭


  








大菩薩嶺、ほんとにこれが2019年 登り納め!! 編

2020年02月02日 18時49分15秒 | 奥武蔵

もう、2019年内の山行はないだろう、高をくくっていたら

ほんとにホントの年末28日

準レギュラーの❝お兄ちゃん❞から あらら、まさかのお誘い…

一瞬躊躇したけど

どうせ家にいても年末、邪魔なだけだし (きっと お兄ちゃん も同じなんだろうねぇ、イヒヒ )

よし、行ってしまえ~

 

冬型天気も やっと安定、今日も関東の初冬らしく、きりっと晴れた朝です。

お兄ちゃんとは 「あずさ」車内で合流、大月乗り換えで、スタートの塩山駅到着。

平日なもんで、ここからしか登山口へ行く術がないんです。

 

 

バス終点「裂石・大菩薩峠登山口」から 歩き出します。

さすがに年末のこんな時期に 山に向かう 浮かれポンチ は我々2名のみ (笑)

駅では晴れていた空も、山が近づくと稜線には結構 雲がかかっています

天気予報は まずまずだったんだけどなぁ~

 

と、この直後、事件発生!!

僕の愛機 オリンパスOM-D  E-M10 MarkⅡが、

ショルダーハーネスのマウントに 上手くはまっていなかったみたいで 肩から落下、

しかも 運悪く固い地面に直撃、

慌てて拾い上げるも 望遠レンズの根元からポッキリと折れてしまうアクシデント!!

ショック!!

 

なので、今回はろくな写真がありません 涙   悪しからず…  です…

心なしか、放心状態のわたくし…

 

ま、気を取り直して、ここから本格的な山道へ…

 

今日は 先ほどのルート説明の通り、

下の登山口からのスタートとなったため、大菩薩嶺へのメジャールート、

上日川峠からの周回の前に、余計な登り(標高差約750m)を片道1時間半かけて

登らなくてはいけません。

(以前、冬に同じルートをたどった時は、朝一バスに乗れたので 時間的余裕が十分ありましたが…)

今日は 朝一バスじゃあないので、時間も結構タイトだし ちょっと気が焦ります。

 

普段ストックを使うくせに、今日は バリバリ元高校登山部出身のお兄ちゃんを真似て

腕を胸の高さに組んでの登りに挑戦してみます。

お兄ちゃんによると、こうすると、心拍がいたずらに上がらなくて楽なんだとか…

へぇ~ そういうもんなんだぁ~

この時、こんなことしなきゃ 後半であんなことにならなかったんじゃないかな~

無駄に 脚を使うことになってしまった気がする

やっぱり 慣れないことはするもんじゃないね~ 

 

だんだんと 雪の量が増えて来たので、途中からアイゼンを装着。

今振り返ると チェーンスパイク軽アイゼンで十分な積雪だったんだけど

お兄ちゃん情報だと、吹き溜まりで30~40㎝という、直近のネット投稿があったと聞いていたので

12本爪しか持ってきていなかったのも 今考えれば失敗だったなぁ

お兄ちゃんはチェーンスパイクの備えもあったらしく、そっちを装着していました

 

 

途中から  あらら 小雪が舞いだし、陽射しは完全に隠れるし、

今日は すべてがうまくかみ合わないなぁ~ って感じ…

 

 

おっ、やっと上日川峠 に着いたみたい。

 

再び青空も少し顔を出してくれました。

「ロッヂ長兵衛」で 軽く腹ごしらえし、トイレも済まし、準備を整えます。

見ると、ここまで車で来ていたグループが数組、この冬の積雪状況なら

ここまで乗り付けるのに苦労はなさそうっす!!

 

で、お兄ちゃんと、ここまでの時間経過と、コースタイムを照らし合わせてみると、

益々時間がタイトな事が明らかに…

当初の、唐松尾根経由で雷岩~大菩薩峠~介山荘~福ちゃん荘 という周回ルート、

帰りのバス時間を考えると どうも時間的に無理っぽいねぇ~

しょうがない、なら、大菩薩峠ピストンに変更だね

お兄ちゃん曰く、こんなことなら大月からレンタカーで乗り付けるっていう手もあったね、と…

早く言ってよ~  激しく同意!! 

 

ここからは ちゃんとストックを取り出して、気を引き締めなおして、再びスタート。

ちょっとだけ 雪の量は増えたけど、全然 楽勝、どこに30~40㎝あるんじゃ~?

 

 

 

ほどなく「福ちゃん荘」に到着。

ところが、早足で先行するお兄ちゃんに追いつこうと 無理に進んだら

なんか、さっきから、両方の太腿に 違和感が…

 

 

この標識、ここでしか見たことがないけど、どんだけ 登山者が多いんだぁ?!

 

 

 

大菩薩峠らしき、白い稜線が見えてきたところで

先ほどから騙し騙し歩いてきたけど、どうにも我慢ができなくなり、足を止めます。

今日は寒いと思って、普段 登山ズボンの下にスポーツタイツを履く代わりに

薄手の保温タイツを履いてきたんだけど、却って それも上手くマッチングしなかったようで

血行が滞ってしまったのか 両腿が攣ってしまってどうにも痛くて足が挙げられません。

「ごめん、お兄ちゃん、気にしないで先に行って!!

ちょっと様子見て、回復せず無理っぽかったら、福ちゃん荘の所で待ってるから… 」

なんか 同じようなシチュエーション、どこかでもあったような… (笑)

 

 

 

脚は固く攣る一方。 まさか、ここで自分が撤退する憂き目にあうとは…  

福ちゃん荘前の陽だまりで、足をさすりながら しょんぼりと お兄ちゃんを待ちます…

 

今頃、お兄ちゃん、あの雪っ原 歩いてるのかなぁ~ などと見上げていると

「お待たせ~!!」と、  えーっ!? もう戻って来たの!?

さすが、昔 高校登山部で鍛えただけの脚力、さっき別れてから30分ほどしか経っていません。

 

 

不思議と 下るだけなら 脚は全然 痛みません。

 

あっという間に ロッヂ長兵衛まで戻ってきました。

お兄ちゃん、ご迷惑をおかけしました~

 

実際には 雲が広がってしまって、こんなに綺麗には見えなかったそうですが、

折角なんで、イメージ画像で、大菩薩峠からの眺望をお楽しみください…

 

 

雪は少なかったけど 風が強くて、寒~い 一日でした

そんな中でも テン泊している強者がいるんだね~

 

 

 

あっという間に、下り切り、バス停へ急ぎます。

 

 

 

バス到着まで、あと50分。

これなら、温泉入っても、時間十分だね?!

バス停から 5, 6分下った先にある 『大菩薩の湯』解凍していこう!!

 

 

ちょうど湯舟に入っている時に、沈みゆく夕日が真っ直ぐに温泉に射して

それはそれは綺麗な夕景でした!!

これが見れただけでも、今日はめっけもんだったね!!

一年、健康で過ごせて、ありがとうございました。

 

最終バスで、塩山へ戻り、駅前のお蕎麦屋さん「七福」で、プチ忘年宴会っす!!

     

ここ、生ビールはキンキンに冷えてるし、山梨ならではの生ワインもあるし

馬刺しも 山菜天ぷらも美味しいし、「山麓酒場」に是非 推薦したいお店です!!

因みにお店は、入った時から帰るまでの90分余り 我々の貸し切りでした (笑)

皆さん、もっと贔屓にしてあげてくださ~い!!

 

 


放蕩三昧に狼狽⁈ もとい、宝登山に蝋梅を見に‥

2017年02月19日 13時19分59秒 | 奥武蔵
え〜、ダジャレシリーズのタイトルにも
だいぶ無理を感じるこの頃です‥

そもそも 宝登山は、正しくは「ほどさん」と読みます‥
「ほうとう」じゃないよ

【放蕩】イメージ

思い出すなぁ〜
まだ山登りなぞ 意識して いなかった頃、
うっかりと足を踏み入れてしまったのが 今回の “長瀞アルプス”。
ん? 埼玉にアルプスなんて あったんだぁ⁈ なんて‥
我ながら ウブだったじゃありませんか


今日も夜明け前に家を出ます

その後 ふとしたきっかけで山にのめり込んで、
あちこち登り散らして、山雑誌も欠かさず読むようになって、
今や完全に“ 耳年増 ”   ふんっ耳年増ですが 何かッ?!

ちょっとした里山や低山じゃ満足できないばかりか 鼻を鳴らす始末。
これではいけない、と
自戒を込めた ワンデイハイク
出かけてきたわけでございます。


池袋から レッドアロー号で  秩父まで
切符にプラス700円で、ちょっとした旅行気分に浸れるのがいいねっ!



ん?!



なんだよ、ちぇっ!!って  一応突っ込み入れておきましょう



秩父鉄道「お花畑駅」が、西武秩父駅との連絡駅
宝登山へは更に秩父鉄道に乗り換えて30分ちょっと







野上という 鄙びた駅から 前回と逆回りでのアプローチ
長閑な田園風景が旅情をそそります。



小春日和の土曜日とあって、
案外と 途切れる事なく ハイカーが続きます。



「登り」と 言うほどのこともなく、
尾根に出ると 小さなアップダウンが続きます。








正面の小高い山、あれが(多分)宝登山







逆回りとはいえ、本当に これぐらいの山道で、以前は音を上げていたんだろうか?







さて、ここの階段を登り詰めれば
蝋梅咲き乱れる「蝋梅園」。
少しは馨ってこないかしらん⁈






ありゃま~ 
眺め、いいすっね~
人も多いけど…
明日が久しぶりの雨予報なので、
今日に集中したってことでしょうか


真っ正面に、武甲山


その手前に おサルさん

さて、お昼っす!!

って、魚肉ソーセージ だけではございませんよ、もちろん!!
写真、撮り忘れましたが、お湯沸かして
フリーズドライの ビーフシチュー。
これが 美味しいんです、イヒヒ



ピーカン青空の「青」と、蝋梅の「黄」と
不思議なくらい相性のいいコントラスト


間違えた








山頂脇の 宝登山神社奥宮にご挨拶
ここを守るのも、秩父だけに オオカミの狛犬



パワーブームは続いているようでげす

呆気なく着いちゃったんで、
おサル君リクエストで「宝登山小動物園」へ寄り道







『サル』じゃね~し!!



日光連山と男体山が よく見えていました!!




だから、『サル』じゃね~し!!



宝登山神社下社、素通りって訳にもいかないっしょ






やっぱり賑わってたし


ところで秩父は『天然氷』で有名だよネッ!!
天然純氷製造で有名な阿佐美冷蔵さんが直でやっている氷屋さんみたいです。
冬だというのに、店の外まで行列っす




なんて ぶらぶらしながら長瀞駅まで戻って来ました。
次の列車まで時間あるし、川までちょっくら行ってくるか



「炬燵船」が、人気のようでげす。




だ、か、ら、『サル』じゃね~し!!










そんなこんなで
お花畑駅まで戻りました。さ~て、お風呂っす!!


【おまけ】 彷徨う途中で、林家たい平さんの実家(駄菓子屋さん)を発見…


恒例の銭湯編、今回は、お花畑駅のすぐ裏の『クラブ湯』へ…

え!? ここなのっ?!




何はともあれ サッパリしたところで、酒場放浪記編スタート!!



ここ、↑↑↑ちょっと期待していただけに、ノーコメント




今回はついてないなぁと、諦めかけて駅前まで戻って来ました。
武甲山が、夕映えに照らされかかっています。

おサル君「ここに、『山麓酒場』に掲載になってる店があるんだよね~」
ん~、確かに…  

今まで何回か店の下を通りながらも、
いまいち、足を向けさせる何かが足りなく感じて
素通りしてきた店『駅前』
もうちょっと気の利いた店名にすればいいのに…
まぁ、試しに入ってみるか…



いきなり地下足袋のおっさん 登場!!
どうやら店のご主人のようです。


これっ!! おサル君に、女性客だけのサービス
甘~っ!!

つまみも、秩父ならではの珍品が多く、美味っ!!







極めつけは、『苺サワー』
甘い、大粒の苺を 大将自ら ほぼ1パック潰してくれてました!!
アンビリ~バボ~!!



イヒヒヒヒ  口元のにやつきを隠せませんっ!!




大人しいお母さんと二人だけで切り盛りする『駅前』は
素晴らしい 山麓酒場でした!! 認定!!山麓酒場っ!!


あ~、今回も、山行消費以上のカロリー摂取となってしまった…  反省




最後まで おつきあいいただきありがとうございます。

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2014年 初山行は…

2014年01月07日 04時15分35秒 | 奥武蔵
新年という事で、行ってまいりました(詣りました)
“ねずみ男”のわたくしの、初山行は…


「子の権現」として知られる奥秩父の天龍寺と
「伊豆ヶ岳」とを結んだ、奥武蔵プチ縦走!


西武池袋線「正丸駅」をスタートし、「吾野駅」まで
反時計回りに四分の三周 円を描くように歩く、
年初トレーニングにはぴったりなコース!!
西武池袋線「正丸」駅からスタート。



そう、なんたってここは、足腰の守護に ご利益があるお寺さんです‼︎


「申講」って、
昔から、「おサル」は山を登っていたんですねぇ、ウキキッ






おサル隊員の、初詣と 山行両方 楽しめる山がいいよ、と言う
天の声に導かれるように、
隊長が選んだ行先ですから、ええ、
面白くない訳が あるわけ無い
(⁈ なんだ? 結局、どっちなの?)



ねずみ「子」のwarazaemon隊長に、
今年も(こそ) 幸あれ!!     ぷぷっ





ところどころ、凍結していて、ツルッツルッ







「伊豆ヶ岳」山頂直下には、こんな岩場も有りました!!
おサル隊員、北穂以来の岩場に ちょっとびびってましたが
隊長の「行け!!」の一言に、
(あれ⁉︎ 「行こ」だったっけ⁈)
新年早々、頑張りました。

やっとこさ、岩場を越えると、根っこがうじゃうじゃ!!




山頂 到着でやんす。










山頂の反対側は、



急勾配の砂地に、確かに しりもち つきそう!!


この後、おサル隊員の用意してくれたお雑煮でお昼
(ごめん、写真忘れた!!)
おいしゅうございました… 合掌

「子の権現」さま迄、この後プチ縦走らしく アップダウンが
幾度と無く続きます…
正月の鈍った体に、こたえること こたえること…



やっとこさ、到着でやんす








境内に、さすが足腰の守護にまつわるお寺!!
こんな巨大な 金のワラジ と 下駄が!

(決して 大きさの対比の為におばあさん達を一緒に撮影したわけではありません)


この後、境内の一番高い所にある鐘楼の鐘も突かせていただきました、はいっ
どうしても「鳴り物」を見つけると、
鳴らさずにいられない性分な者で、ええ、おサルが…

鐘楼の裏手からは…



そう、スカイツリーが はっきりと見えていました!!
夜景もきっと ここからなら綺麗な事でしょう。

ここ、「子の権現」を30分ほど下った先には
『浅見茶屋』という、手打ちうどんと甘味の名店があります。
今日のご褒美は、もちろん、そこ!!


が~ん
まだ、お正月休みとは…

傷心のまま、帰路に着く 一行でした…




ところで
2014年となりましたね、ついに…
社会人になって、とうとう、って云うか、あっという間に30年。
歳も取るはずだ…

さて  お正月である。
ここはやはりお正月らしく、この一年の山行への抱負を
高らかに謳い上げるべきではないだろうか… (どんな理屈やねん

まあ、呆れずにお付き合い下さいませ

ちょっと待てよ、抱負を語る前に、今までどんな山に登ってきたのかを
振り返る必要があるよね…

『深田百名山』なるものが ある。
その選び方に もちろん異論はあるんだけど、
そもそも深田久弥が私的に選んだ百山。
それが 一人歩きをして
いつの間にか イコール“日本百名山”と認知されてしまっただけ…

でも折角なので、参考に、かつ 分かり易さを念頭に
使わせていただきますよ、久弥さん
謝謝。


始まりは ハイキング程度の ゆるい山からスタートしたものだから
明確に あの山 この山と名指し出来ないものも有るけれど
山域別に挙げてみると

先ずは東北エリアから
⚪︎安達太良山 (百名山)
⚪︎那須 茶臼岳 (百名山)
⚪︎尾瀬
どうしても、休める日数に限りがあるので
こうして見てみると 東北方面はまだまだ手薄感が否めないね。
安達太良山だって、正確には厳冬期で 山頂は未踏だし
岩手山とか、鳥海山朝日岳飯豊山月山なんかは
やはり行っておきたいところ
あ、自分のふるさと、ソウルマウンテン、
会津磐梯山だって忘れちゃいけないし…
尾瀬も、燧ヶ岳至仏山は 外せないところだしねーーー


関東に入ると
⚪︎日光白根山 (百名山)
⚪︎谷川岳 (百名山)
⚪︎筑波山 (百名山)
⚪︎ 浅間山 前掛山 黒斑山 (百名山)

秩父
⚪︎宝塔山
⚪︎伊豆ヶ岳(最新)

奥秩父
⚪︎瑞牆山 (百名山)
⚪︎金峰山 (百名山)
⚪︎茅ケ岳
⚪︎大菩薩嶺 (百名山)

奥多摩
⚪︎雲取山 (百名山)
⚪︎七ツ石山
⚪︎川苔山
⚪︎棒ノ折山
⚪︎高水三山
⚪︎御岳山
⚪︎大岳山
⚪︎三頭山
⚪︎御前山
⚪︎日の出山
⚪︎浅間嶺
⚪︎景信山
⚪︎陣馬山

丹沢周辺
⚪︎大山
⚪︎塔ノ岳
⚪︎丹沢山 (百名山)
⚪︎鍋割山

富士山の近辺
⚪︎三ツ峠山
⚪︎十二ヶ岳

八ヶ岳周辺
⚪︎入笠山
⚪︎日向山
⚪︎編笠山
⚪︎西岳
⚪︎権現岳
⚪︎赤岳 (百名山)
⚪︎硫黄岳
⚪︎天狗岳
⚪︎高石山
⚪︎縞枯山
⚪︎北横岳

北アルプス
⚪︎西穂独標
⚪︎西穂高岳
⚪︎北穂高岳
⚪︎槍ヶ岳 (百名山)
⚪︎燕岳
⚪︎白馬岳 (百名山)
⚪︎爺ヶ岳
⚪︎鹿島槍ヶ岳 (百名山)
⚪︎唐松岳
⚪︎劔岳 (百名山)

南アルプス
⚪︎北岳 (百名山)
⚪︎甲斐駒ケ岳 (百名山)
⚪︎仙丈ヶ岳 (百名山)
⚪︎鳳凰三山 (百名山)

そして
⚪︎富士山 (百名山)

最後に、関西唯一の…
⚪︎大台ケ原 (百名山)

改めて書き出してみると、随分登ったなぁ…という思いと
まだまだ登る山が残ってるなぁ…という 両方の思いがある。
別に「百名山」完登を目指してるわけじゃないから
未踏の山が有ろうと無かろうと構わないんだけど、
人気のある山って、やはり 何かしら人を魅了するものがあるはずで
自分もそれを感じてみたいと思うのは、てへへ、人情でしょう!

今年行きたいのは、
まずは 穂高に残した、前穂高岳 奥穂高岳
薬師岳と雲ノ平も、ぜひ合わせて訪れたいところ。
笠ヶ岳常念岳も捨てがたい。
南に目をやれば
白峰三山(北岳は済んだから残りの農鳥岳、間ノ岳)も憧れの山。
まだ手つかずの中央アルプスもあるし…

北海道や九州、四国の山、屋久島に至っては、
まだまだ憧れの、夢のレベル…


もちろんこの全部を今年の内に登れるわけはない。
今までに登って来た山だって、
最初にこれだけ登ろうと考えたら絶対に無理だって思ったはず。
でもね、思い続けることで、道は開けるはず、だよね⁉︎
焦らず、諦めず、一歩ずつ、登って行きまっしょい‼︎

あ~、それにしても
新しいゴアのジャケット、欲しいな~、
ちゃんとした日本語バージョンのガーミンGPS欲しいな~
MSRのスノーシュー、欲しいな~
と、新年早々 相変わらずの物欲に 心乱れる
warazaemon隊長なのでした…


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