山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

本沢温泉 晩秋山行、濡れネズミ下山編

2014年12月29日 12時30分54秒 | 八ヶ岳

夜半、満天の星空を楽しませてくれたのは
天の神様の気まぐれだったのか…

夜中 何度目かに、目を覚ました時
先ほどまでの星空はすっかり姿を消し
夜空は鈍く暗い雲に覆い隠されてしまっていました

やがて白々と、山の輪郭がだんだんとはっきりしてくるのに従い
風が吹きだし、いつの間にか雨も降りだし、
今やざんざんと、本降りです…

悪い天気予報ほど よく当たります



これじゃあ、さすがに
稜線に向かおうという気にもなりません
( もっとも、我が隊は最初から温泉目当て、
今日も はなから下るのみ、と考えていたんだけどね… )

例の 猛者、そうそう、噂の野天風呂女子ペア
行こうか行くまいか、逡巡しています
ここで迷うくらいなら
昨日の内に行っちまった方が良かったでねぇかい…!?

問題は、天気が今より良くなる方へ向かっているのか、
悪くなる方へ向かっているのか、だ


山では そんな風に、自分の置かれている状況を
客観的に、かつ冷静に分析し 判断する能力が求められる 。
なので…

とっとと、下りま~す

この日 着て行ったのは、
先日 手に入れたばかりの BAILO の e-vent ジャケット、
( これがカッコ良いのよ、ホント‼︎
しかも 40%オフで、即買いしました、ヘヘヘッ)
早速、その性能チェックに役立ちそうな本降り雨、
さてさて いかがでしょうか…

昨日 もう少しはあった雪も
この雨で かなり融けてきています







雪ではないものの、冷たい雨だし
既にこの秋( 冬?! )の何度かの冷え込みで
氷や雪も あちこちに…






基本 今日は下りですが、みどり池方面への分岐あたりだけ
わずかですが登り返します







はい
濡れネズミお二人さん
お互いを パチリ





ここからの中山峠越え
かなり道が凍結しているらしい…
一瞬、(稜線越しで茅野に抜けるルートへ)行ってみようかなぁ… なんて迷ったけど
帰りの切符は小淵沢からの回数券だし
何しろこの雨
無理せず やはり下りましょう…


映画『スタンド・バイ・ミー』の世界を思い出す
レール軌道の跡…
( 木材切出しの トロッコ軌道の名残りです )
頭の中で あのテーマ曲が流れます…




みどり池 到着‼

もしかしてだけど、もしかしてだけど、
もしかしてだけど、もしかしてだけど、
今日なら噂の厚切りトーストを食べれるんじゃあないのぉ



池の水も 半分凍りかかってるよ











はいっ、しらびそ小屋、いい感じです、
『ザ・山小屋』って感じ!?

なのに、なのに、な~の~に~っ!!
感じ悪いんです、ここ。
ええっ、い、つ、も‼

今までに 5回は来たかなぁ、ここへは…
何かの山雑誌で ストーブで焼かれたここの厚切りトースト絶品!!
と 褒めちぎっていたので
通りかかる度に やっぱり期待するじゃないですか
もしかしたら食べれるんじゃないかなって…

なのに、いつも『けんもほろろ』なんです…

「泊りのお客さん優先だから (休憩の客なんかに出す分は) ないよ!!」 って…

理由は理解できます。
美味しく提供するためには 古くなったパンじゃダメだろうし
だからこそ 不特定多数のいつ来るかわからない客用のパンなんか
置いておけないって…

それは理解してるから、尋ねる方としても
かなり下手に立って、今日は食べれますか? って
丁寧に聞いてるつもりなんです、
なのに 答えはいつも
先ほどのような つっけんどんな物言いだけ…

私 warazaemon 、このブログの中で
今迄 決して人様の悪口だけは書くまいと思って
やってきました。
相手の反論の余地の無い 匿名性の高い世界の中で
具体的な名前を挙げて
悪口や批判をするのは 卑怯だと思うから…

でも、今日は敢えて書きます。

決して、こっちは客なんだから あるんだったら出せ、なんて
横柄で 乱暴な物言いをしている訳ではありません
もう少しだけ、 言葉を足してくれれば、
食べられなくても お互いに 気持ち良くいれるのになぁ~ と
残念に思うのです
( ながながと ごめんなさい )


ここを訪ねてくるのは、
常連さんや お馴染みさん、取材の方ばかりではないことを
お忘れなく‼︎



ここ、完全に凍結してました、道が‼︎
「 のろのろ 」納得です (笑)



出たーっ‼️ 恐竜 ⁉︎





この後、雨足はますます強くなり
全身、濡れネズミ

写真⁉︎
撮るわけないっしょ


稲子湯手前で 舗装路に出、
そこからひたすら、バスの来るRemixリゾートを目指します…
1時間半? は覚悟して歩き出したものの
さすがに本降りの雨の中
最新テクノロジーのウェアを身には着けていても
だんだんと口数は減り、
足取りも重くなっていきます…

そこへ、白馬の王子様が登場です‼︎

30分程 諦めながら歩き続けた頃
行き交う車もほとんど無い中、
白いランクルが スルスルっと 後ろから寄せて来てくれました
「 何処まで行くんだい?良かったら乗せてあげるよ…」

良い、よい、全然良いです‼︎

礼儀として ウェアの雨雫を拭き取りあって
車におさまる 隊長と おサル君

聞くと 何と、我々が目指していた
『八峰の湯 ( やっほーのゆ)』
会社の方ではありませんか‼︎

It's miracle!! Excellent!! Wa~o !!

ありがとうございます
なんて優しい方でしょう、実に偉いっ、いや、
きっと あなたは偉くなれます、いや、ならなくっちゃいけません
この際 私が社長になれるよう取り計らってしんぜよう…


神様が 最後に 最後に微笑んでくれました
後 1時間は歩かざるを得なかったはずの道を
10分もかからずに走り抜け
温泉でぬくぬくして
し あ わ せ …





ビールも飲んで、バスに乗り込む頃には
雨も止み、薄日もさし始めていました








小海駅から 帰路につきます









う~ん、楽しかった…



小淵沢につく頃には 南アルプスの稜線
シルエットとなって 望める時間に なっていました…



今年も いろいろ行ったなぁ…
来年は どんな素敵な山に、光景に出会えるかなぁ…

みなさま、来年もどうぞよろしくです


( ふう、何とか 今年中のアップ、間に合いました… )



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本沢温泉 晩秋山行、濡れネズミ編

2014年12月21日 12時06分31秒 | 八ヶ岳
師走になっちゃいましたねぇ…
今年もいろいろ、あちこち登りました、はい…
でも、泊りでのお山は、多分 今回のこれで年内は最後。
さーて、どこ行こっか…

季節のはざまのこの時期って、どこ行くにもちょっと中途半端…
なら、登り慣れた八ヶ岳がいいいんじゃない!?
ねえ、おサル君‼️




現地の情報が この時期は 端境期だけに まだはっきりとしなくて
曰く「上は もう真っ白だよ」 「稜線は真冬並みの横なぐりの雪だった」
みたいなのも有れば、
「先週行ったけど、今年は雪、遅いねぇ」
みたいなものも有ったりして、
どれも部分的には それぞれ本当なんだろうけれど…

結局 宿に問い合わせたほうが間違いないだろうと
予約するついでに 聞いてみました…



え~と、そうですねぇ、
小屋のすぐ上辺りで、吹き溜まりに15センチあるかないかですねぇ…
なんだ、その ( 山小屋にしては中途半端な ) 情報は…

って事は、やっぱり 軽アイゼンぐらいは覚悟して行かないとだめじゃん
( この時点で、用心深い隊長は、12本爪の携行も覚悟しました )
やれやれ、また装備が 重くなるわい…

え~と、因みに登山口からすぐ雪があるんですかねぇ⁈
いえいえ、そんなっ、全然ですよ…
?????



結局 ますます 状況のわからん状態のまま、
万が一に備え、軽アイゼンに12本爪アイゼン
その両方をザックに忍ばせ
小海線は松原湖駅に 降り立ったのでした…






小春日和の陽射しの中、
さすがにそれでも吹き抜ける木枯らしは 肌に痛く
ここが 街中とは違う事を教えてくれます。


本来なら11月いっぱいまでは走っているはずの稲子湯行きの町営バス、
直前のリサーチによると、 路面凍結で急遽2日前に終了したとの事…
通常の倍以上の長いアプローチを覚悟しなくてはいけません

バスに乗り合わせた一組は
どうやらそれを知らなかったようですが、
目的地が同じ 本沢温泉と知って
心持ちホッとした気配…

そりゃそうだよね、
冬枯れた見知らぬ山裾で、予定外のルート変更じゃあ…
我が隊にしても初めてのルートだけど
じゃあ まぁ、先陣をきって進みますか…





( どうでもいいけど、雪の「ゆ」の字 の 気配もないよっ‼︎ 笑)



おサル君の
( 隊長が言うから、重たい思いして アイゼン、わざわざ持って来たのに…)
という、厳しい視線を 先ほどから感じますが
知らん顔して とにかく進みます



3時位までには 入るようにお願いします、って
山小屋の人に 予約の時に言われたけど、
地図では単純な足し算だけでも 4時間半、
スタートしたのが 11時半、
休憩時間を無視しても
1時間も短縮せなあかん

この、ひたすら長いアプローチ、
勾配がほとんど無いだけに、
行程時間を短縮するにも限度がありまんがな、ホンマ…
バスが途中までしか行かなくなってるの、
小屋の人は知っとるんかいな、まったく…
ブツブツ ブツブツ…



静かな 静かな森を、急ぎ足の僕らの足音だけ続きます





アーッ‼︎
一瞬 熊かと身構えましたが
カモシカ君です‼︎

獣道らしき踏み跡の先に立って、
なんだ、気忙しい奴らだな、って顔して
こちらを見てました。
ごめんなさい、
もうちょっと ゆとりを持って歩かないと、ねっ!
森の長老に 叱られちゃいました、てへっ…





今日いっぱいは 何とか もつと思っていた天気ですが、
厚い雲がだんだんと西側から
行く手にかけて掛かってきています…
よーし、上等じゃい!
掛かってきなさい!
( 山の天気相手に、アホじゃないの!おかげで翌日、手痛い目に…)





稜線が見えてきました。
やっぱり雪で 真っ白ですが、
それにしても 雪はいったいどこから現れるんでしょう…



まっ、この際、細かいことは気にしない気にしない
ねっ、おサル君




ずっと後ろを歩いていた バスに乗り合わせた 年の差カップル!?
この辺りから追い付いてきて
追われるように 足を速め、
本沢温泉に到着したのが 3時5分!!
何とか リクエスト通りに来れました、ホッ







以前は無かった、冬用の外湯ができていました






早速 荷物を置いて、温泉、温泉!!
男女時間別制の こじんまりとしたかわいい湯殿です。
しかし、
あち、あちっ、熱い~!!



この日の宿泊、3組6名だけの少人数でしたが
感じのいい方ばかりで リラックス…
体の芯も 温泉で温まって、おいしいご飯でした…



そうそう、ここも、 「日本秘湯を守る会」 の温泉宿なんです。



同宿の、女性二人の猛者が、小屋から10分ほど先の、有名な
「日本最高所の野天風呂」へ行ってきたようですが…
周囲から丸見えの
もちろん脱衣場なんて無いし、
もし女性とかち合ったら… なんて
想像しただけで ニヤニヤしてしまう



隊長は以前 一度浸かったことがあるので 今回はパス。
ちょっと、この季節だと、寒いだろうからねぇ…

イメージ



因みに、プラス1,000円で、窓側の個室にグレードアップ(?)という
良心的な価格設定で
夜中 窓から満天の星が望めました
炬燵を挟んで反対側に寝ていた おサル君を
起こして見せてあげるのを忘れるほどの
きれいな きれいな星でした…






次回 雨中下山編に続きます

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晩秋、棒ノ折山 !! 下山編

2014年12月14日 18時45分32秒 | 奥多摩
しかし、寒い、寒い、寒いっす‼️
登る途中、薄日もさしていたというのに、
今にも雨が降り出しそうな気配…

こりゃ、早く退散すべぇ




逃げ足の速さには自信があります。
しかも下りだもんね、ヘヘッ

先程の「ゴンジリ峠」迄は、アッという間
ここから名栗湖に向け道を分けます。
実はここからが 棒ノ折山のハイライト。
振り仰ぐと紅葉の名残り、
空も心持ち 明るさが戻って来ました。


一気に林道の所まで下って 一休み。
まだ、ここから始まる“沢下り”
T も W も知りません。
前回に触れたように、
お山初心者に『 山 』を刷り込むのに大切なのが、コレッ‼️
思いもかけないルートバリエーションで
強く印象付けちゃいましょう‼️

かく言う私めも、初めてここを歩いた時、展開の意外さに驚きつつも
楽しんで歩いたのを 覚えています。

二人とも 楽しんでくれるといいなあ…

Tときたら、まるで「死亡遊戯」の時の ブルース・リーみたいだぜ(笑)


片やWは、
前から似てると思ってるんだけど
ププッ、作曲家の三枝成彰って感じじゃない?


ねっ⁉︎ おサル君‼︎


この谷の底の方で、チョロチョロと流れていた水が
いつの間にかしっかりとした流れとなって
あんなにしっかりした『ゴルジュ』を岩に刻むようになるんだから
不思議だよな~






そろそろ いい感じの渓谷になってきましたね

ん?

ふと藪の奥を見ると、マ、マムシ!?

ふ~む、確かにあいつ、口が悪いからなぁ~
平気で お年寄りに向かって『ばばあ』 だの、『じじい』だのって
死に損ない扱いだからねぇ…

まっ、それでも言葉の端はしに、
裏返しの愛情を感じさせるところがあるので、
笑って聞いていられるんだけどねえ…

え?
何か違う?




失礼いたしました…


時に現れる、ミニ鎖場に、ちょっと二人が緊張しているように
感じたのは、俺の気のせいかしらん?




さあ、いよいよ核心部分
思いがけずの深いゴルジュに、さすがに緊張は隠せないっしょ‼︎













ヘヘッ、ちょっとした達成感、感じない ⁉︎

















ここまで来ると、ゴールも間近、
楽しくて、あっという間でした‼︎

反対から登ってくると、このコースってどんな印象なんだろう?
途中、間違って登って来ちゃった風の
若い男の子 二人連れとすれ違う…

戸惑いつつ、もう少しだけ、もう少しだけって、
気付いたらずいぶん山深くまで来てしまって
まいったな…
でも 楽しいよね~ って
そんな感じかなぁ…





名栗湖まで下りてきました。
湖畔にはまだ鮮やかさの残る紅葉が 待っていてくれました。

















さて、ひとしきり歩けば、お楽しみの 温泉 到着です。
『さわらびの湯』
自分的にもポイントの高い温泉です。



さっぱりしたら、いざっビールへ 一直線‼︎
飯能駅前の居酒屋で 、
さっ、飲むぜっ‼︎


T&W、お疲れ様でした~


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晩秋、棒ノ折山 !! 編

2014年12月07日 14時38分36秒 | 奥多摩
晩秋であります。
里山も すっかりいい感じの秋景色です。
こうなったら、そう、食欲の秋
もとい
紅葉狩りでしょ、もみじ!!




先週 奥多摩の御岳~大岳~鋸山縦走をこなしたもんで、
すっかり「お山モード」の高まってしまったwarazaemon隊長
調子こいてその翌週末も、
奥多摩に向かう朝一番の 「ホリデー快速奥多摩号」の車中にいるのでした…



今回 犠牲になったのは(も!?)、
そう、T氏 と W氏 …
( いつも付き合わせちゃって ごめんね )

まぁ、鉄は熱いうちに打て、と 申しますし、
“山”を刷り込むには、やはり反復練習しかありません

隊長の、今回の刷り込みテーマは…
『 コスパの山 』 と 『 山ごはん 』
と言ったところ、でしょうか…








“コスパ”、つまり「コストパフォーマンス」の高い山登りって?!

1 移動手段、つまり交通費をそれほどかけずに、

2 思いもよらない遠出感や、期待以上の光景を見れる
ってことに尽きましょうか…


例えば 朝 乗ってきた「ホリデー快速 奥多摩号」。
土日祝日のみに運行の快速電車で、もちろん普通料金でさぁ、旦那。
新宿から乗って、終点の奥多摩駅(もしくは武蔵五日市駅)まで、
これが何と、乗り換え無しでさぁ、旦那。

停車駅も少ないし、
平日に奥多摩に向かったことのある人だったら わかると思うけど
何しろ乗り換え無しっていうのが有難いじゃあ ありませんか、ねぇ、旦那!!


そんなこんなで
電車の揺れに いつしか ちょっと うとうとして
次に気付くと 車窓には東京とは思えないほどの緑濃い山が迫っている、
ってのが 奥多摩の魅力…

つまり お金をかけずとも 
思い立ったら全く気軽に、
自然の山懐に近づける、っていうことを
身をもって体験してもらうことが、
今回の隊長の狙い

目的の駅、 「川井」は、御嶽から一駅だけ先。
先週 同じ電車に乗ってきた時は あれほど満員だったのに
紅葉のピークはもう過ぎたってことかしらん ⁈
今朝は余裕のよっちゃんです







さて、駅前からバスに15分ほど揺られれば
今日の登り口、「八桑」到着です。


奥多摩側から上り詰める
本日のターゲット『棒ノ折山』は、
バスの終点のさらに奥の「百軒茶屋」登り口からだと
きついけどあっという間に到着してしまいます
なので 今回は敢えて手前の「八桑」から…
やっぱり自分、マゾ体質なのかもしれません…







いつも先頭を任せる おサル隊員、
寝不足からか、いつもより動きが悪いようです…
反対に、出だしから結構なスピードでつき進む TとW
いかんいかん、
このままじゃ みんながばててしまう…
ここは しょうがない、隊長が先頭に行きましょうか

ところが スロースターターの隊長、
なかなかW&Tに追いつけません…
とほほ
待ってくれ~







予報より 雲が低く垂れ込め あまり天気の良くない中のスタートでしたが
歩くうちに、時折薄日も射したりと
なんとか このまま一日もってくれれば
ありがたいもんです…




身体もほぐれ、やっと理想的なペースが 出来てきました。
ところで、おサル隊員の用意してきてくれた
「お菓子パック」、
中味は ミニポッキーや6Pチーズ、お煎餅に液体チャージゼリー
それに 茎ワカメ…… ん⁈
く、茎ワカメって…‼️

バラエティーにも程があるだろう、と思うのですが
W&T にも 幸い (お蔭様で) 大好評です‼️
どさくさで 女子力また あげやがったな ⁉




急登をなんとかこなすと、
枯葉の敷き詰められた
なだらかな陽だまりの尾根歩きがしばらく続きます…
ほんと、そりゃあ気持ちの良い道
Tに言わすと、天国のよう だとか…
ん⁈ 言ってなかった⁈
まぁ 細かいことはいいじゃん…






進む先に、ボコボコと、幾つかの頂が見えます。
恐らく一番先にある あの頂が 今日目指している『棒ノ折山』
三人のモチベーションを挫かないように
その一つ手前の頂が目的地と教えると…
「 マジっ⁉︎ 幾つ登ったり下りたりしなきゃいけないんだ」…って、
一番手前の頂だと教えときゃ 良かったかなぁ……?



でも 一歩一歩でも、歩き続けてさえいれば
着実に山の方から近づいてきてくれます
⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧嘘です

だけど、ふと気が付くと、
思っていた以上に、あんなに遠かった頂が
いつの間にか近づいていたりして、
人間さまの脚力って すごいなぁ、って
他人事のように 感心してしまいます。


♬ もしかしてだけど ♫ もしかしてだけど
♬ 僕等って ほんとは山に向いているじゃないの~? ♫




ゴンジリ峠までやって来ると、
ほかのルートと合流するので、一気に人が増えます

そして まもなくして頂上到着!!


生憎と曇ってしまったので、残念ながら眺望はよくありません
おまけに 今にも泣き出しそうな空、
体が冷えてきます





そんな時こそ、これこれっ、と
隊長が取り出したストーブで、
おサル隊員が持参した「けんちん汁」を手早く温め…

そう、今回のもう一つのテーマ、 『山ごはん』です

冷えた体に、どれだけ温かさが有難いか、
みんな痛感したはずです!!



ここに、もう一手間かけるところで、おサル隊員の面目躍如
持参したお餅をけんちん汁の中に 投入です!!
ウマッ!!






下山編に続きます…


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